【50代の悩み】『50歳離婚』で損をしないために、今からできる7つのこと

まだまだ再スタートがきく年齢とはいえ、今後を考えると不安要素も多い50代の離婚。eclat12月号では、幸せな再スタートをきるために準備しておきたい7つをご紹介。

7.いきなり離婚ではなく、まず別居という手段もある

【50代の悩み】『50歳離婚』で損をしないために、今からできる7つのこと_7_1
「夫と距離を置きたいなら、離婚ではなく、別居という手もあります。私がおすすめするのは、いつでも行き来できるくらいの近距離に、一時的に避難する"お試し別居"。離婚する・しないにかかわらず、お互い夫婦関係を見直し、今後について冷静に考えるいい機会になると思いますよ。離れることで、相手のよさに気づくケースもあるかもしれませんし、夫が心を入れ替えてくれるかもしれませんしね。遠く離れてしまったり、荷物をすべて運び出すような本格的な別居は、そのまま離婚につながる危険性が高いので慎重に。しつこいようですが、離婚は大変。避けられるなら、それに越したことはありません」(岡野さん)
【POINT】
別居中の生活費も請求できます
「別居しても、法律上は夫婦。収入のあるほうが、ないほうに、結婚生活を維持する費用(婚姻費用)を分担する義務があるのです。金額は、お互いの話しあいで決め、決まった内容は文書にして残すこと。話しあいがまとまらない、決めた額が支払われないといった場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることもできます」(豊田さん)
【お話をうかがったのは…】
離婚カウンセラー 岡野あつこさん
離婚カウンセラー養成スクール校長。『貴女が離婚を決める前にしなければならない8つのこと』(ゴマブックス)など著書多数。

ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓さん
FPラウンジ代表。著書に『離婚を考えたときにまず読む本』(日本経済新聞出版社)などがあり、離婚前の生活設計相談も多い。

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