2025年初詣ならここへ行こう!全国パワースポット神社8選&知っておくべき参拝のルール【水晶玉子の開運!パワースポット案内 vol.4】

「初詣をただの習慣だとか思わないでくださいね」と水晶玉子さん。年の最初に厳かな気持ちで祈るのは大切なことだそう。2025年、パワーをもらえるすごい開運神社をご紹介。吉方位にある神社なら、パワーも倍増!

新年に行きたい、全国パワースポット神社

1. 金華山黄金山神社(宮城県)

金華山黄金山神社( 宮城県)

日本五大弁財天のひとつで、主祭神は金をつかさどる金山かなやまひこのかみ)と金神(かなやまひめのかみ)。「3年連続でお参りに行くと一生お金に困らない」といわれるほどの金運スポットとして知られる。訪ねるにはJR石巻駅前からバス(1時間30分)で鮎川港。港から船(20分)と遠いが、島全体に神さまが宿る聖地。’25年は巳歳御縁年大祭が執り行われる。

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宮城県石巻市鮎川浜金華山5

2. 老神(おいがみ)温泉 赤城神社(群馬県)

老神温泉 赤城神社( 群馬県)

温泉の起源となった大蛇(赤城山の神が化けた姿)を祀(まつ)った神社。この一帯の守り神。毎年5月に大蛇祭りが行われるが、巳年となる’25年は、12年に一度の巨大な大蛇神輿(ギネス世界記録に認定)が登場する。通常は約30mだが、巳年の大蛇は108m! この大蛇が守る老神温泉は「傷の治癒」に効き、肌に優しく、「美人の湯」と評判が高い。

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群馬県沼田市利根町老神601の13

3. 蛇窪神社(東京都)

蛇窪神社( 東京都)

1322年、干ばつに襲われたとき、この蛇窪の地での祈りが通じて大雨が降り、飢饉を免れたと伝わる。辨財天社の池の石祠には、もともとここの湧き水に住んでいたという白蛇が祀られている。年間を通じ巳の日は白蛇さまの縁日。正月三が日と初巳(はつみ)の日・己巳(つちのとみ)の日には「白蛇舞」「獅子舞」が奉納される。巳の日の祈願は、より神さまに届くという。

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東京都品川区二葉4の4の12

4. 銭洗弁財天宇賀福神社(神奈川県)

起源は源頼朝の夢枕。巳の年(1185年)、巳の月、巳の日に夢でこの湧き水を教わり、そこに社を立てて宇賀福神をお祀りしたのが最初。この水を毎日お供えしたところ、天下はしだいに治まったと伝わる。その後、北条時頼が「銭をこの水で洗い清めれば福銭となり一家は栄えるであろう」と持っていた銭を巳の日に洗ったのが一般に広まったそう。

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神奈川県鎌倉市佐助2の25の16

5. 江島神社(神奈川県)

江島神社( 神奈川県)
江島神社( 神奈川県)

奥津宮、中津宮、辺津宮の三社からなる江島神社。辺津宮の境内の、八角のお堂・奉安殿には、八臂(はっぴ)弁財天と、日本三大弁財天のひとつとして有名な妙音弁財天が奉祀されている。八臂弁財天は「勝運守護」の神。妙音弁財天は「裸弁財天」ともいわれ、琵琶を抱えた珍しい全裸の座像。こちらは音楽、芸能の上達を願う多くの人々の信仰を集める。

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神奈川県藤沢市江の島2の3の8

6. 天河大辨財天社(奈良県)

天河大辨財天社( 奈良県)
天河大辨財天社( 奈良県)

飛鳥時代、壬申の乱に勝利して天武天皇になった大海人皇子は、加護を与えてくれた天女(弥山大神)に報いるため、ふもとに神殿を造営した。これが天河大辨財天社の起源。世阿弥も用いたとされる貴重な能面、能装束が残り、神前での能の奉納は今も毎年行われる。日本五大弁財天のひとつ。拝殿向かいに能舞台が併設されている。

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奈良県吉野郡天川村坪内107

7. 嚴島神社(広島県)

御社殿が建ったのは推古天皇即位の年(593年)と伝えられる。今の社殿は平清盛により修造され、建造物の多くは国宝・重要文化財に指定。平成8年には世界遺産に登録された。明治の神仏分離の際に、嚴島神社に祀られていた弁財天を隣接する大願寺に奉安。これが日本三大弁財天のひとつ嚴島弁財天。秘仏として厨子の中に祀られ、年に一度、6月17日にのみご開帳。

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広島県廿日市市宮島町1の1

8. 岩國白蛇神社(山口県)

岩國白蛇神社( 山口県)
岩國白蛇神社( 山口県)

岩国にしか生息しない「岩国の白蛇」は300年以上生息の歴史があり米蔵をネズミの害から守る守護神と信じられてきた。それが、いつのころからか弁財天と習合し、民間の信仰の対象に。その信仰に基づいて嚴島神社の御祭神を勧請し、創建されたのがこの神社。老神温泉 赤城神社、蛇窪神社と並んで、白蛇日本三大聖地と呼ばれる。

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山口県岩国市今津町6の4の2

'25年は、「弁財天」を祀っている神社へ行くべし

「初詣には、どこの神社に行けばいいですか」という質問をよく受けます。まず、お参りするべきなのは自宅近くにある土地の守り神、氏神さまです。周囲にいくつかあってよくわからない場合は、最寄りの神社に尋ねるか、住んでいる都道府県の「神社庁」に相談しましょう。氏神さまには、日常のちょっとした節目に参拝する習慣をもつのもおすすめです。

さて、そのうえで、’25年に参拝してみたいのが、「巳年」の蛇にまつわる神社です。蛇は、蛇自体が信仰の対象(金運の神さま)であることに加えて、弁財天の使いとしても敬われています。

弁財天は、もともとはインドのサラスヴァティーという女神です。また、サラスヴァティーは、インドの聖なる川の名前としても知られています。川の流れる音から音楽や弁舌の神さまで、かつては「弁“才”天」でしたが、才は、財に通じることから弁“財”天となりました。本来、“流れるもの”の神さまですから、御神徳は、海上安全・交通安全・商売繁盛・知恵・財福・長寿延命・子孫繁栄・恋愛成就など、とても幅広く、ありがたい神さまです。日本には、三大弁財天、五大弁財天と呼ばれる神社がありますから、ここに紹介した以外も、ぜひ調べて訪ねてみてください。

吉方位にある神社に、吉日の日に行くのがベストですが、一番大事なのは“祈る気持ち”。にぎやかな初詣も、神社を守る自然の気を感じて、厳かな気持ちで参拝しましょう。

参拝のルール

神社にお参りするときは、神さまと対面するのだから、失礼のない服装を心がけること。特に、社殿の中に入るなら、目上の人に会うときのような装いを。

お参りの前に、手水舎で手と口を清めることも大事。まずひしゃくを右手で持って左手を洗い、次に右手、口、もう一度左手を洗ってから、ひしゃくを両手で静かに立てて柄の部分を水で流し、もとの場所に戻す。ハンカチで手と口をふいて、浅く一礼して終了。

お参りの仕方は一般的に「二拝、二拍手、一拝」。まず深いお辞儀を2回、次に胸の高さで2回手を打ち、両手を合わせて願い事を。手を下ろして、最後に深く一礼。


そのほか、やってはいけない注意点が5つある。覚えておこう。

1.鳥居は素通りせず、参道の真ん中は歩かない

鳥居は神社の玄関。一礼してあいさつを。参道の真ん中は神さまの通り道なので、そこを避けて左右を歩くこと。

2.記念撮影やムダなおしゃべりはしない

境内はご神域。撮影禁止にしている神社もあるので注意を。本殿や拝殿でのムダなおしゃべり、大声は厳禁。

3.おさい銭を投げない

おさい銭は投げ入れるイメージの人が少なくないかも。でも、投げるのは神さまに対して失礼。そっと入れて。

4.お願いだけをしない

まず、日ごろの感謝を伝えてから、「がんばりますので力を与えてください」と、あれこれ欲張らないこと。

5.古いお札(ふだ)をゴミ箱に捨てない

いただいた神社に返すのが基本。遠方なら郵送が可能か問い合わせて。別の神社に納めるときはその神社に確認を。

占術研究家 水晶玉子さん

占術研究家 水晶玉子さん

すいしょう たまこ●占術研究のために、サンスクリット語、中国医学、薬膳まで学んだ経験をもつ。洋の東西を問わない幅広い占術知識を誇り、その予見は的中率の高さで評判。多くのファンをもち、占い界にも信奉者が多い。
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