華組 細谷奈弓ブログ

細谷奈弓

細谷奈弓

会社代表・うつわコンサルタント®

夫と10代の娘2人の4人家族。海外6カ国で生活後、器の仕事をしながら50歳手前でメルカドバッグ&アカプルコチェアブランド『¡CHÉVERE!(チェベレ)』を立ち上げました。大好きなファッション、食、器をはじめ、興味のあることや日々楽しんでいることをブログで発信していきたいと思います。

Instagram:belmomento_nayumi

Instagram:nayu_simple.chic

世界で1つの"木目金"アクセサリー作り体験

幻の伝統技法「木目金」のオリジナルアクセサリー作りを体験してきました!
モノ作りが大好きな私。

以前からシルバー系アクセサリーを
手作りしてみたいな、という思いがあり、
「Otonami」というサイトで
"木目金(もくめがね)"アクセサリー"作り体験を
申し込みました。
木目金とは色違いの金属を重ね合わせ、
鍛接(加熱圧着)して、さらに捻りや彫りを加えて、
木目状の模様に仕上げる日本古来の技法。

できた模様が木の目のようなことから
この名前が付けられたと言われています。

しかし制作は難しく、多くの時間を要することや、
失敗も多いことから一度廃れてしまった
幻の技法とも呼ばれています。
金木目
そんな貴重な体験ができるのが
今回伺った文京区にある工房『石彩』さん。
先生の上坂さんにマンツーマンで
教えていただきました。
木目金作り①
きれいに洗った金属片をミルフィーユのように色違いに積み重ね、
専用治具でバラバラにならないよう止めて、
高温の炎で結合するまで炙り続けます。

この炙りがこの工程で一番緊張する瞬間だそうです。

その後ヤスリで削って形をスクエアにしていきます。
木目金作り②
結合した金属を温めてねじり、
トンカチで金属を叩いて平たくし、
機械でランダムに彫り模様を作り出していきます。

彫り下げた金属が平らになるまで叩くと
模様が出始めます。
これを何度か繰り返すことで
金木目独特の複雑な模様が出てきます。

最後につなぎ目を溶接し、
磨き上げて出来上がりです!
金木目アクセサリー作り
初めて使う道具ばかりで緊張しっぱなしでした…
金木目は熟練の職人でも難しい技法なので
私は一部の工程をやらせていただきましたが、
その作業中の様子を先生にお願いして
撮影していただきました。
手作り金木目アクセサリー
こうして出来上がったのがこちら。

体験当日はリングだけでしたが、
余った金属を丸めたものを
先生がアレンジして下さり、
ネックレスとして後日送って下さいました^^
金木目リングとネックレス
年輪のような独特の模様がとっても素敵!
光の当たり具合で変化する表情が
これまた面白い。

世界に2つとない、
Myオリジナルジュエリーが出来上がりました!
ミーティングコーデ
こちらを身に付けてお仕事へ。
といってもこの日は
近所のカフェでテレワーク(笑)

なのでとってもカジュアルな装いです。

Shirts:FUKUZO
Cardigan:BARNEYS NEW YORK
Denim:KURO
Bag:PERC
Shoes:NO NAME


今回は金木目を体験しましたが、
石彩さんでは色々なアクセサリー作りができるので
今度は違ったものを作ってみたいと思います♪

石坂先生、ありがとうございました!

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