六本木の隠れ家で和菓子のフルコース♡

和菓子とお茶のペアリングコースを堪能してまいりました
みなさま、こんにちは。
師走の声を聴き、あわただしい日々になる前にと
和菓子とお茶をいつくしむ時間を堪能してまいりました。

六本木は新国立美術館のほど近くに
11月末にオープンした「九九九(くくく)」。
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自然光の入る空間の奥には、千利休の愛した樂茶碗が。
栗の木の優しい手触りのカウンターに
アンディウォーホルが花を添える静謐なしつらいの店内です。

お伺いした「和菓子と茶のペアリングコース」
(15時〜/18時〜 2部制(火曜は18時〜のみ)は
目の前で作る出来立てを頂ける8品の和菓子とお茶とのペアリングで構成。
今月は「一陽来復と結び」をテーマに
まずは氷出しの玉露を盃で交わして始まりました。
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    「一陽来復」と銘打った小豆粥は、玄米茶と。

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    炉に組んだ炭をイメージした冷たい和菓子「氷炉」は炭油をかけて仕上げます。 ミント煎茶と合わせてさっぱりと。

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    「白善哉」は、菓子職人藤田氏出身の関西らしい白丸餅を炭火でじっくりと焼いて。 ペアリングは中国の青白茶をゆずの香りと

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    「落葉焚き」は、味噌浮島に朴葉で焼いた林檎味噌と薩摩芋のペーストをおだまきで絞り出した手の込んだ一品。 美しいグラスで供されるのはペアリングの黒文字の発酵茶。

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    黒豆を用いた「利休望」はこのお店のシグネチャーメニュー。季節によって変わりますが、この出来立てならではのふわふわもちもちの生大福はここでしか味わう事のできないスペシャリテ。 ペアリングは目の前で焙じていた小豆の皮のお茶。こしあんを作る際に出る端材を無駄無く使う素敵な提案。

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コースの締めくくりは、季節の練り切り。
本日は「雪輪」。和菓子職人にしか出来ない手技にただただ見惚れるばかり。
一服ずつ点てた宇治のお抹茶と共に。

目の前でつくられる和菓子と
丁寧に供されるお茶のペアリング。
個々に拘りの詰まった器や
茶室の外を模した景色を愛でながら
掌があたたまるような満たされた時間を
過ごすことができました。
まるで浄化されたような気持ちになりながら
お店を後にしました。
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予約していた月替わりのどらやき「こよみどら」(今月はかぼちゃ)
お店オリジナルの「玉露」と共に。
家で余韻と共に味わうのが楽しみです。

こちらでは昼夜のコース以外にも
一品揃い(和菓子と茶のミニセット)を頂ける時間帯があり
(平日21時〜23時 (L.O 22時半)/土曜15時〜23時 (L.O 22時半)
日、月曜日定休

これから新国立美術館を訪れる際には
帰りにこちらに立ち寄り、
美の余韻とともに美味しい和菓子とお茶を味わう時間を
楽しみたいと思っています😊
素敵なお店との出会いに感謝です。
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AKI

AKI

フラワーアレンジメント講師を経て、食空間プロデューサーとして活躍中。趣味はシャンパンと着物。シャンパーニュ騎士団シュヴァリエ叙任。夫と二人暮らし。銀婚式を迎えました。東京近郊在住。

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