Jacket: INÉD
Knit: conte
Denim Pants: RED CARD TOKYO
Earrings: Pomellato
Bracelet: Van Cleef&Arpels
Ring(right): Adlin Hue
Ring(left): ASAMI FUJIKAWA
「スカーフは剣先を左右対称にシャープにすると、首もとはラフに巻いてもどこかキリッと見えます。ブラウンのジャケットと、インしたニットはカーキ系。どちらもスカーフの柄にある色なので、ごく自然に手をつないでくれます。ちらっと見える濃密な赤がシックなアクセントに」
スカーフ選びは素材から。今は“カシシル”一択!
カシミヤの暖かさ、シルクのツヤと潤(うる)みを両方もっているエルメスの“カシシル”。マット感と光沢感のバランスがちょうどよくて、通年愛用していますが、最近さらに出番が多くなりました。2枚ともメンズで、華やかすぎない絶妙にシックな配色がお気に入り。
キリリとクリーンなモノトーンもウサギ柄の遊び心にときめく
オールブラックの着こなしの首もとに巻いた白いスカーフが、顔映りをトーンアップさせる。合わせる色を選ばない繊細なモノトーン、そしてベーシックな90×90cmのカレは使い勝手も最上級。シェフズタイのように長さ違いでたらしたり、タートルネック風に立体的に巻いても素敵。こちらはユニークなウサギをモチーフにしたアーティスト・河原シンスケ氏の作品。
カレ90「千と一のウサギ」¥68,200・ピアス¥157,300/エルメスジャポン(エルメス) ニット¥104,500/エストネーション スカート¥44,000/ADORE
カジュアルなバンダナ柄を極上シルクで効かせる大人の贅沢
メンズライクなバンダナも、エルメスのシルクならリュクスな存在感。55×55cmサイズは1枚でちょこんとつけるのもいいけれど、2枚つないでねじりながら巻けばバイカラーのような新鮮な表情に。ブラックは日本人デザイナー・野村大輔氏の作品。ブルーは機関車柄で「ご乗車ください!」という意味の名をもつ。
シルクバンダナ55(ブラック)「コーラス・ステラルム」・(ブルー)「オール・アボード!」各¥37,400・時計¥188,800/エルメスジャポン(エルメス) ジレ¥82,500/ポステレガント シャツ¥41,800/ADORE
コントラストの効いた配色と直線的なモチーフがモダンな印象
タイ語で「マサン」=“編み細工の馬”という意味の名前のとおり、かごのように交差するディテールで馬を描いたグラフィカルな柄。三角形の端と端を首で一周して結び、ケープのように片方の肩にあしらうアレンジは、中央部分の柄がきれいに見えて印象的。ブルー×オレンジという反対色の組み合わせが、モダンなインパクトを生み出す。サイズは188×94cm。
トライアングル・ジェアン「マサン&マサン」¥128,700・ピアス¥107,800・バングル¥102,300/エルメスジャポン(エルメス) ワンピース¥53,900/インターリブ(サクラ)
シックなムードで合わせやすいビターな配色のカシミヤシルク
ダイナミックなアレンジができる140×140cmの大判サイズ。とびきりしなやかな肌ざわりは、やはりカシミヤシルクならではの魅力。柄から一色拾ったブラウンの装いに、ふんわりとあしらった“ミラノ巻き”のボリュームで、柔和なニュアンスを加えて。馬場馬術の縄編みをモチーフにしたアシンメトリーな柄は、装具に駆使される職人技に捧ぐオマージュだそう。
カレジェアン カシミアシルク「ドレサージュ・トレサージュ」¥187,000・バッグ¥1,584,000/エルメスジャポン(エルメス) ブラウス¥55,000/ADORE
パリマダム:フランチェスカ(広告関係)
日本で購入したヴィンテージのスエードレザーシャツは、切りっぱなしのアシンメトリーなデザインが個性的。ボトムはザラのクロップトジーンズでバランスをとり、ビルケンシュトックのボストンもベージュでそろえて。フェンディのバゲットは赤を、エルメスのスカーフはオレンジ系をセレクト。小物で色を効かせたベージュ×ホワイトのシンプルな着こなしが、彼女の知的なムードにマッチ。
ミラノマダム:ルイーザ(マネージャー)
鮮やかなブルーのトップスにボーイッシュなショートパンツ姿が夏らしくさわやかで目をひいたスタイル。ジャケットがわりにはおったパオラ・フラーニのシャツは、コンパクトなサイズがお気に入りだそう。プリントスカーフをラフに巻いて顔まわりを明るい印象に仕上げ、バルディニーニの茶色のモカシンを素足に、と小物使いのリズムも軽快でスタイリッシュ!
ミラノマダム:ケイト(パーソナルアシスタント)
モスキーノのデニムにマックスマーラのマリンセーターとリゾート地で購入したイニシャル入りのカゴバッグを合わせたケイト。ナチュラルなブロンドヘアに似合う淡いカラーのヴィンテージスカーフをラフに結んでトレンチコートをはおると、気分はもうバカンス!
パリマダム:カサンドル(インフルエンサー)
ボリューミーなコートとニット、デニムをネイビーで統一し、ブラウンのミュウミュウのバッグとブーツを合わせたシックな着こなし。首もとに服と同系色のエルメスのカレを巻いてフェミニンに仕上げて。
パリマダム:フランチェスカ(デザイン家具販売業)
クラシックな格子柄コートを基調としたパンツルックに、インナーのニットとスカーフでカラフルなさし色ピンクのアクセントをプラス。パンツはオフィシン・ジェネラルでバッグはイザベル・マラン。
パリマダム:ディアナ(会社員)
白トレンチにホワイトグレーのニット、青のライン入りパンツとスニーカーでスポーツカジュアル寄りのシンプルなパンツスタイル。ブルー系のシルクスカーフを加え、ドレッシーな雰囲気を演出。
パリマダム:オドレー(コンサルタント)
黒ジャケットにブーツカットデニムのロックな着こなしは、マルチカラーのスカーフでさらにおしゃれ度アップ。あえて結ばずラフにひと巻きしているのもポイント。スタッズつきデニムはRoseanna。
一枚プラスするだけで、おしゃれのムードを加速させるスカーフ。今季は、たっぷりと華やかにまとうよりも、さりげなく“小さく効かせる”ほうがチャーミング!センスあふれるアレンジをご紹介。
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