【50代「増毛」の最新トピックス】アートメイク&ヘアピースで“自然に増やす”選択肢を

年齢を重ねることで、髪がやせ、細くなる。さらにエクラ世代は抜け毛が増え、髪の薄さが気になる人が増えてくる年代。そのお悩み解消に役立つ、アートメイク&ヘアピースをご紹介。

〈TOPIC〉“分け目のアートメイク”で自然なボリューム感を演出

薄くなって透け感やすき間が目立つ分け目に、専用の針とインクを使って毛穴に見立てた極小の点を描くアートメイク。濃淡が異なる黒の4種類の色素と6種類の太さの針を、状態に合わせてセレクト。頭皮のすき間を埋めることで、髪が増えたように見える。仕上がりはかなり自然で、美容師さんも気づかないほど!

教えてくれたのは
頭皮アートメイク 専門看護師 月乃なつさん

頭皮アートメイク 専門看護師 月乃なつさん

エクラ世代のかたがたに好評な頭皮のアートメイク。MRIの可否を心配されるかたもいますが、金属不使用の色素なのでご安心を。痛みは爪楊枝で軽く突かれている程度ですが、痛みを強く感じる場合はブロック麻酔も行えます。
分け目のアートメイク

費用は範囲にもよるが、分け目や生えぎわの場合で1回¥88,000。月乃さんの施術の予約はインスタグラム(@artmake.smp_natsu)のプロフィールから公式LINEにお問い合わせを

分け目のアートメイク

金髪や8割以上白髪でなければ、どんな髪色でもしっくりなじんで目立たない。所要時間はカウンセリングも含め、1時間半から2時間程度。色持ちは1〜3年。施術後1週間でヘアカラーやパーマも解禁できる

〈TOPIC〉なじみ度は抜群。自毛で作るヘアピース

人工毛のヘアピースは、50代以降のエイジング毛に合わせるとツヤ感や色合いの違いが目立ってしまうことも。その点、自分の髪ならば太さやくせ、質感が同じなのでなじみも抜群。また髪が本格的に少なくなる前に作っておくという人や、髪質が似ている娘が母親に自分の髪をカットして、プレゼントする事例も多いそう。

自毛で作るヘアピースができるまでの流れ

《1サロンで髪をカットする
使用する自毛の長さはショートヘアで最低でも20㎝以上、肩につくくらいのセミロングで30㎝以上が必要。提携のサロンでカットするほか、行きつけのヘアサロンでカットして送付するのも可。

2工場でヘアピース製作
工場ではカットした毛にかつら用の表面処理を施す。ヘアカラーやパーマを施した髪でも製作は可能だが、製作中に褪色するため完成後に染め直す場合が多い。製作期間は平均3カ月程度。

3ヘアピースを自宅かサロンへ直送
完成品を工場から提携サロン、または自宅へ送付。ヘアピースは地毛部分に自然になじませるための調整が必要だが、これは提携サロン、行きつけのヘアサロンのどちらを選んでもOK!

4サロンでヘアピースをカット
提携サロンまたは行きつけのサロンで、地毛となじませるためのヘアピースのカットや、お好みでカラーリングを行う。製品の代金は¥77,000~¥220,000。平均は¥77,000~¥99,000。

完成品装着後

完成品装着後

つけているのがわからないほどの自然なボリューム感やツヤは、自毛ならでは! 愛用者の中には、将来髪が本格的に薄くなったときのために、早いうちから作って備える人もいるそう

ここで作れます!
かつらのナチュラル
自毛で作るヘアピースから医療用のオーダーメイドウィッグの販売、増毛施術まで薄毛や脱毛にまつわる悩みに幅広く対応。
https://www.natural.ne.jp/
0120・976012

取材したのは

美容エディター 中川知春

美容エディター 中川知春

エクラ世代ど真ん中。元来のくせ毛に加え、加齢によるボリューム不足やパサつきに悩む日々。今年はブリーチで傷んだ髪再生が目標。
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