流行に左右されない!50代にふさわしい「レディース腕時計」2023最新版

秋はシックな装いに華を添えてくれるジュエリー時計を身に着けたい。自由な遊び心をもったエルメスの象徴的存在、新「ケリー」ウォッチのほか、カルティエ、IWC、ブルガリ、オメガなど人気ブランドの腕時計から最旬ブレスレットウォッチをピックアップ。ロレックス、シャネル、パテック フィリップほか普段使いから一生ものまで人気ブランドの腕時計も勢ぞろい!

 

 
①エルメスの「ケリーウォッチ」

エルメスの「ケリー」ウォッチが、さらに大胆に、さらにモダンになって登場! 時計としてはもちろん、高級感あるブレスレット、 そしてスタイリッシュなロングネックレスとしても楽しめる多面性が魅力。大人の日常に欠かせない新たなアイコンに注目だ。

新時代の自由と遊び心をまとった新たなるケリーウォッチ

新時代の自由と遊び心をまとった新たなるケリーウォッチ

1930年代にロベール・デュマがデザインし、ハンドバッグに取りつけられた錠前(カデナ)モチーフは、自由な遊び心をもったエルメスの象徴的存在。新「ケリー」ウォッチは、心地よい装着感のブレスレット仕様で、カデナ部分を取りはずしてレザークロシェットに装着すればペンダントとしても着用できる。

時計すべて「ケリー」(17×16㎜、クォーツ)〈上から〉(PG×D、アリゲーター・リスのレザーコードストラップつきクロシェット)¥11,429,000・(SS×D、ボックスカーフのレザーコードストラップつきクロシェット)¥1,980,000・(SS、ボックスカーフのレザーコードストラップつきクロシェット)¥553,300・ストール「クレール・デュ・リュンヌ」¥187,000・財布「ケリー・ポケット」ロング¥652,300/エルメスジャポン(エルメス)

新時代の自由と遊び心をまとった新たなるケリーウォッチ

オールステンレススチールのモデルは、スパークリングホワイトラッカー仕上げダイヤルでかぎりなくモダンなたたずまい。

時計「ケリー」(17×16㎜、SS、クォーツ、ボックスカーフのレザーコードストラップつきクロシェット)¥553,300・レザーシャツ・パンツ(ともに参考商品)・ピアス¥156,200・スカーフ¥68,200・ブーツ¥407,000/エルメスジャポン(エルメス)

スタイリッシュなクロシェットが誘うカデナの新しい可能性

スタイリッシュなクロシェットが誘うカデナの新しい可能性

新「ケリー」ウォッチは、全モデルにレザークロシェットがついているのも、心ときめくうれしいサプライズ。胸もとと手首、2つのパーツでケリーの世界観を楽しめるのが新鮮。ブレスレット部分とカデナ部分に効果的にダイヤモンドがセッティングされたタイプは上品なクラス感が特徴。

時計「ケリー」(17×16㎜、SS×D、クォーツ、ボックスカーフのレザーコードストラップつきクロシェット)¥1,980,000・ニット¥225,500・パンツ(参考商品)・ブレスレット(手の甲側)¥216, 700・リング¥138,600/エルメスジャポン(エルメス)

華やぎのオーラで包んでくれるピンクゴールドとダイヤモンドのリッチな輝き

華やぎのオーラで包んでくれるピンクゴールドとダイヤモンドのリッチな輝き

カデナが揺れ動くたびに、華やかなオーラを放つ最上級モデル。ブレスレット全体に1161個、カデナにも179個、びっしりと敷き詰められたダイヤモンドは、トータルで約5.4ct。つけた瞬間に、手首だけでなく、全身を優雅にきわだたせてくれる存在感たっぷりのジュエリーウォッチだ。

時計「ケリー」(17×16㎜、PG×D、クォーツ、アリゲーター・リスのレザーコードストラップつきクロシェット)¥11,429,000・ニットボレロ・ノースリーブニット(ともに参考商品)・ピアス¥2,167,000・ネックレス¥2,871,000/エルメスジャポン(エルメス)

 
②ステンレススチールの「ブレスレットウォッチ」

春本番、きらめく陽光に誘われて、思わず出かけたくなる季節の到来。そんなアクティブな時間を過ごす大人の手首に似合うのは、ほどよくマニッシュで、ほどよく華やかなブレスレットウォッチ。シャープな輝きのステンレススチール製なら、軽やかな春時間を満喫できるはず!

CARTIER(カルティエ)

「カルティエ」の新作腕時計はアラフィー女性大満足の快適なつけ心地

人気モデルの新作は、ケースとブレスが完全一体化。洗練されたモダンさが美しい

エクラ世代にとって愛着のあるモデル「タンク フランセーズ」。待望の新作は、人間工学に基づき、よりピュアな形状に進化。ケースとブレスレットの一体感が増し、リュウズはケースに組み込まれ、すっきりとしたデザインに。やや丸みを帯びたブレスレットは手首にしなやかにフィットし、アクティブなシーンでも快適なつけ心地だ。

時計「タンク フランセーズ」(SS、32×27㎜、クォーツ)¥599,500・イヤリング「C ドゥ カルティエ」(WG×D)¥2,799,500・リング「マイヨン パンテール ドゥ カルティエ」(人さし指)¥1,676,400・(薬指)¥500,500/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) シャツ¥69,300/三喜商事(ステファニアカレラ)

IWC(アイ ダブリュー シー)

腕時計を新調して装いも気分も華やかに!「IWC」のしなやかメッシュブレスレット

シンプル美を極めた大型ケースに軽やかさを添える、しなやかなメッシュブレスレット

クラシカルな大型ケースに、スマートなリーフ型針。時代に左右されない風格さえ漂うルックスが最大の魅力。初夏にふさわしいステンレススチールのミラネーゼメッシュブレスレットで、軽快なカジュアルスタイルも美しく。

時計「ポートフィノ・オートマティック」(SS、40㎜径、自動巻き)¥781,000/IWC トップス¥38,500・パンツ¥39,600/グルッポタナカ(リビアナコンティ) イヤリング(WG×D)¥231,000・リング〈左手中指〉(PG×D)¥528,000・〈左手薬指〉(WG×D)¥561,000・〈右手〉(PG×D)¥418,000/メシカ ジャパン(メシカ) バッグ¥38,500/プレインピープル青山(アポワンウテセ) 自転車¥310,000/バンムーフ ブランドストア東京(バンムーフ)

PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)

知的なグリーンの文字盤が腕元に映える「パテック フィリップ」の腕時計

どんなときも自信をくれる 知的なグリーン文字盤とダイヤモンドの相乗効果

活動的な女性のための「Twenty~4」は、日常のあらゆるシーンをエレガントに彩る人気モデル。ベゼルにダイヤモンドをセッティングしたステンレススチールケースに、オリーブグリーン文字盤が優雅に映える。視認性の高い夜光付ゴールド植字数字もエクラ世代にうれしいポイント。しゃれたカジュアルスタイルにも、華やかなイブニングドレスにも似合う、美しく頼もしいタイムピースだ。

時計「Twenty~4 オートマチック」(SS×D、ケース径36㎜、自動巻き)¥3,949,000・リング(WG×D)¥1,265,000/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター プルオーバー¥28,600/ザ・ウォール ショールーム(イロット)

BVLGARI(ブルガリ)

あえて“メンズ”をセレクト!八角形ケースが特徴の「ブルガリ」定番時計

休日はあえてメンズモデルを。大ぶりでも薄く肌当たりのいいケースは、虜とりこになる快適さ!

丸でも四角でもない、見事に完璧なバランスで調和した八角形のケース。さらに、世界最薄の自動巻きムーブメントを内蔵し、この上なく魅力的なモノクロのルックス。メンズモデルながら、ケース厚6.4mmという薄型で、手首への負担は非常に少なく、上質なスポーティ感をさりげなく楽しめる。

時計「オクト フィニッシモ」(SS、ケース径40㎜、自動巻き)¥1,815,000・ピアス「ブルガリ・ブルガリ」(WG×D)¥869,000・リング「ビー・ゼロワン」〈中指〉(WG)¥382,800・〈薬指〉(WG×D)¥869,000/ブルガリ ジャパン(ブルガリ) シャツ¥35,200(バグッタ)・パンツ¥55,000(ピーティートリノウーマン)/以上トレメッツォ

OMEGA(オメガ)

街中でも自然の中でも似合う「オメガ」の洗練スポーティ時計

海から大地へ広がる自然の色をまとった洗練のスポーティウォッチ

男性にも高い人気を誇る「シーマスター」コレクションの中でも、ダントツに支持されている「アクアテラ」。男女問わず冒険心をもつ人のためにデザインされ、都会でも大海原でも似合うデザインと機能を搭載。シンメトリックなケースに、夕焼けを思わせる新色のサフランカラーや、深海を彷彿とさせるダークグリーンなど、文字盤の多様なカラーバリエーションも魅力だ。

時計〈左〉「シーマスター アクアテラ」¥891,000・〈右〉「シーマスター アクアテラ スモールセコンド」¥913,000(ともにSS、38mm径、自動巻き)/オメガお客様センター(オメガ)

FRANCK MULLER(フランク ミュラー)

美しい文字盤に見惚れる「フランク ミュラー」の腕時計

華やかな文字盤ときらめくブレスレットが誘う豊かな大人時間

トノウ型の独創的なフォルムにレリーフ加工のインデックスが映える「トノウ カーベックス」と、アールデコ様式の文字盤の中央にベビーブルーサファイアが配された「ロングアイランド」。ともに日常を一気に輝かせる華をもつタイムピース。

時計〈左〉「トノウ カーベックス レリーフ」(SS、35×25㎜、クォーツ)¥979,000・〈右〉「ロングアイランド プティ パスティーユ」(SS×PG、25×18㎜、クォーツ)¥1,353,000/フランク ミュラー ウォッチランド東京(フランク ミュラー) サングラス¥49,500/モスコット トウキョウ(モスコット)

BEDAT&CO(ベダ アンド カンパニー)

ジュエリー級の華やかさが50代の手もとを彩る「ベダ アンド カンパニー」の人気時計

ステンレススチール×ダイヤモンドのパイオニアから届いた美しきモデル

アールデコからインスパイアされた独特のケースデザインが魅力のベダのタイムピース。各接続部分が小さいパーツで作られ、とめ具さえも優雅で美しい“ミルマイユ・ブレスレット”も人気の秘密。ステンレススチールの軽やかさとジュエリー級の華やかさが見事に両立。

時計〈左〉「コレクションNo.3」(SS×D、29×25mm、クォーツ)¥1,366,200・〈右〉「コレクションNo.8」(SS×D、26.5㎜径、クォーツ)¥1,464,100/ビジュピコ 上野御徒町本店(ベダ&カンパニー) 帽子¥55,000/ブラミンク(ブラミンク×アキオ ヒラタ)

GRAND SEIKO(グランドセイコー)

日本が誇る安心の技術力。あらゆるシーンになじむ「グランドセイコー」の腕時計

相棒と呼ぶにふさわしいメイドインジャパンの安心感と品性

日本の真摯なものづくりの伝統が生んだ高品質なタイムピースがそろう「グランドセイコー」。上質なデザインのブレスレットウォッチは、いずれもエクラ世代の日常にふさわしい逸品。光と影のコントラストが美しいチャコールグレー文字盤、ベゼルのダイヤモンドの存在感がきわだつホワイト文字盤、ともにどんなシーンにも、大人にふさわしい知性と品格をもたらしてくれる。

時計〈上〉「STGF373」(SS、26㎜径、クォーツ)¥363,000・〈下〉「STGF361」(SS×D、28.9㎜径、クォーツ)¥682,000/セイコーウオッチお客様相談室(グランドセイコー)

 2022年 

 
①オメガ×スウォッチのコラボレーション「ムーンスウォッチ」

オメガとスウォッチが初のコラボレーション。アイコニックなスピードマスター クロノグラフに遊び心を加えたバイオセラミック ムーンスウォッチがお目見え!
オメガ×スウォッチのコラボレーション「ムーンスウォッチ」
Mission to Uranus(天王星へのミッション)ギリシア神話の天の神に捧げるペールブルー。
そんなスピードマスターの歴史的な価値と宇宙との深い絆にオマージュを捧げたコラボレーションモデル「ムーンスウォッチ(MOONSWATCH)」が、スウォッチから発売されました。11本からなる今回のコレクションは、どのモデルも太陽系の中心にある巨大な星から周辺の準惑星までの各星にちなんで名づけられているのが特徴。
1969年7月21日2時56分15秒(UTC)。ケネディ大統領のリーダーシップのもとで進められていた月への有人飛行計画がついに成功の瞬間を迎えました。月着陸船イーグルから最初に月面へ降り立ったのはニール・アームストロング船長。それに続いたバズ・オルドリン操縦士の腕には、オメガの腕時計「スピードマスター」が巻かれていました。以来、スピードマスターは人類史上初めて月面で着用された時計として「ムーンウォッチ」と呼ばれることになったのです。
そんなスピードマスターの歴史的な価値と宇宙との深い絆にオマージュを捧げたコラボレーションモデル「ムーンスウォッチ(MOONSWATCH)」
Mission to Venus(金星へのミッション)薄いピンクに楕円形のサブダイアルで愛の惑星を称えます。
オメガ×スウォッチのコラボレーション「ムーンスウォッチ」
ケース径は42mm、全モデルがバイオセラミック製で、ピンクやペールブルーなど、差し色にもぴったりなカラーもラインアップ。一見すると馴染みのあるスピードマスターではありませんが、盛り込まれた主要なデザインはスピードマスターの特徴をしっかりと踏襲。非対称のケースや、タキメーターに施された有名な「ドットオーバー90」、そして「スピードマスター」の特徴的なサブダイアルなど、そのすべてが完璧にマッチしているのがポイントです。
問い合わせ先/オメガお客様センター Tel/03・5952・4400

 
②オメガの名品「コンステレーション」

オメガの伝統あるコレクション「コンステレーション」に、ダイヤルとストラップがワントーンでまとめられた36mmの新作が登場。
オメガの名品「コンステレーション」
1952年に誕生し、オメガの機械式時計の道を拓いた「コンステレーション」。日本語で「星座」を意味するこの時計のダイヤルには、星のモチーフが輝いています。内蔵するムーブメントは「天文台コンクール」で優秀な成績を収めた当時からさらなる進化を遂げ、耐磁性能を飛躍的に向上させ(なんとMRIも平気!)、オーバーホール間隔も大きく伸ばすことに成功しました。

つまり「コンステレーション」とは、基本性能がすばらしくパーフェクトな機械式時計なのです。日々をともにする時計としてこれほど頼もしいことはありません。

今回、そのラインナップに新たに加わるのは、サンブラッシュ仕上げのダイアルに今まであまりなかった同色のきらめくレザーストラップが備わった3本。バーガンディ、ブルー、ブラウンと手元を鮮やかに彩ってくれるカラーが揃います。
バーガンディのPVD加工を施したダイアルと同色のストラップを備えた36mmのステンレススティール製モデル ¥1,298,000
バーガンディのPVD加工を施したダイアルと同色のストラップを備えた36mmのステンレススティール製モデル ¥1,298,000
ブルーのPVD加工を施したダイアルと同色のストラップを備えたステンレススティール & 18Kイエローゴールド製モデル ¥1,606,000
ブルーのPVD加工を施したダイアルと同色のストラップを備えたステンレススティール & 18Kイエローゴールド製モデル ¥1,606,000
ブラウンのPVD加工を施したダイアルと同色のストラップを備えたステン レススティール & 18Kセドナ™ゴールド製モデル ¥1,606,000
ブラウンのPVD加工を施したダイアルと同色のストラップを備えたステン レススティール & 18Kセドナ™ゴールド製モデル ¥1,606,000
問い合わせ先/オメガお客様センター Tel/03-5952-4400

 
③大草直子さんの愛用腕時計

「時計は、新しい景色を重ねストーリーを紡いでくれる、灯台のような存在」ときっぱりと語る大草さん。これまで愛用してきたご自身の時計との出会いを振り返りつつ、夫のチャーリーさんとショップクルーズをしながらこれからを刻む新しい一本を探した。
大草 直子

大草 直子

おおくさ なおこ●ファッションエディターとしてキャリアを積み、スタイリストに。執筆、イベント出演、商品開発やブランドのコンサルティングなど幅広く活躍し、大人の女性たちから絶大な支持を集めている。新メディア「AMARC」も人気。
Instagram: @naokookusa
@naokookusa_styling
@amarc_official

夫婦でシェアするからお互いの絆も深まる

呼吸もぴったりの大草さんご夫妻。ストラップの時計はシェアすることが多いのだそう。この日の大草さんは、咲き誇る花のような春らしさと美しい立体感のあるブラウスとデニムのカジュアルスタイル。どこかリッチで女性らしいコーディネートの手もとを飾るのは、20代のころから愛用しているジャガー・ルクルト。夫のチャーリーさんはミリタリージャケットに、IWCの時計を。マイルドなレッドゴールドが上品さをさりげなく添えて。

PATEK PHILIPPE/カラトラバ

大草直子 夫婦でシェアするからお互いの絆も深まる

[大草さん]ブラウス¥59,400/エストネーション(レジーナ ピョウ) パンツ¥28,380/ショールーム セッション(サージ) ピアス¥46,200(アグメス)・リング〈右手薬指下〉¥315,700(キウナ)/以上エスケーパーズオンライン [チャーリーさん]ジャケット¥77,000/マディソンブルー Tシャツ¥9,350/インターブリッジ(マジェスティック フィラチュール) パンツ¥20,900/ゲストリスト(レッドカード トーキョー) メガネ¥36,300/モスコット トウキョウ(モスコット) 

大草直子が語る、これまでに出会った時計たち

大草さんが初めて手にした、いわゆる名門時計ブランドの一本はジャガー・ルクルト。 「祖父から受け継いだのがちょうど20歳のころだったと思います。生前、70歳を過ぎてから北半球をひとり旅した祖父が、その途中にヨーロッパで購入したものだと聞いています」。大草さんにとってこの時計は、時を見るための道具というより、お爺さまの“記憶”。

「夫のチャーリーも愛用しています。夫と祖父は会っていませんが、この時計でふたりがつながるのもうれしいですね。高校生の息子にもこの時計のストーリーを伝えているので、いずれは彼に譲ろうと思っています」

 

それから30代後半までは自分のための時計が見つけられず、ようやく出会えたのがIWCの「ポルトギーゼ」。女性にはかなり大きめのフェイスだが、むしろそこが気に入って入手した。 「悩んでいたわけではないけれど、いろいろ考えていたころでしたね。仕事も、なりたい自分も。この時計はまさに“理想”で、少し先を灯台のように明るく照らしてくれました。私を引っぱり、導いてくれたんです。あのとき選んでいてよかったとつくづく思います」

常に人生を引っぱってくれる。 時計は灯台のような存在です
ジャガー・ルクルトの「レベルソ」はその翌年に購入した。「白のカリッとした明るさが手もとに灯る感じが好きで、季節を問わず登場頻度の高い一本です」。スクエアのフェイスと、ホワイトとゴールドのコンビネーションが優雅な一本は、いずれお嬢さんにと考えているそう。

そんな大草さんが、今また新たなる時計を探したいという。
「年齢的な気持ちの変化もありますが、コロナ禍で自分への向き合い方、家族や、家にかける愛情も変わりました。バッドサイドもたくさんあった3年間ですが、グッドサイドもたくさんあったと思うんです。それもあって、これまでとは違う『時』を求めていますね。今の時間の流れ方、今の時をともに泳いでくれる、そんな時計に出会えたらいいなって。改めてそう思っているんです」
子供たちへとつないでいきたい、夫ともシェアする特別な3本

子供たちへとつないでいきたい、夫ともシェアする特別な3本

(右)ジャガー・ルクルトの「メモボックス・ワールドタイム」。「焼けたフェイスと新たにつけ替えたベルトのこの雰囲気がとても好き。夫も大切にしてくれてうれしいです」。(中)表と裏で表情が異なるジャガー・ルクルトの「レベルソ・デュエット・デュオ」。「昼と夜の異なる時間軸をスイッチできる感覚がロマンチックで素敵」。(左)IWCの「ポルトギーゼ・クロノグラフ」。「シャツやジャケットの日に頼ることが多いですね。全身がぐっとキマって、いい役割を果たしてくれます」

インスピレーションのままにコレクション入りする時計たちも

インスピレーションのままにコレクション入りする時計たちも
大きめのフェイスは優美なレッドゴールド。「地金のアクセサリーをつなぎ、手もともぐっと洗練されます」。時計(IWC)
エルメスの「アップルウォッチ」ジラール・ぺルゴの「ロレアート」カルティエのヴィンテージ「クッサン」
右)白いスニーカー感覚というエルメスの「アップルウォッチ」。リラクシーなドレスにハイテク時計というギャップのあるパリマダムの着こなしに感化されたそう。(中)初めてのステンレスのブレスレットウォッチはジラール・ぺルゴの「ロレアート」。「八角形の優美なベゼルにダイヤモンドが女性らしくて。ブルーの文字盤もワードローブにマッチします」。(左)カルティエのヴィンテージ「クッサン」は、ドレスウォッチとしてきものの日にも

 
④憧れ続けた腕時計

大草直子さんが今気になる時計を探しに、夫のチャーリーさんと一緒にショップクルーズへ。訪れたのは、大草さんが憧れていたという「パテック フィリップ」。憧れの一本を身につけた感想やつけこなしのイメージをうかがった。

パテック フィリップ「カラトラバ」

“余裕”ができた今、ようやく手にすることができる一本

ここ数年、大草さんが憧れていたというパテック フィリップ。ウェブマガジンの編集長になった7年ほど前、「新しい挑戦への後押しに」と、実際に時計を探しにいった。

「でも、そのときの予算で選べるのは一番リーズナブルなゾーンの別のモデルだったんです」。メゾンの象徴ともいえる「カラトラバ」は、「まだ遠いところにある時計」だとそのときつくづく思ったのだそう。

「予算だけでなく、この時計を自分のものとして選ぶには、生活にまで“気をくばる余裕”が必要なんだって思いました。仕事のやり方、外見や着る服、住んでいる環境。どういうふうに家を整えているのか。食や器などにも気をくばる余裕があるかどうか──。そのときの私にはそんな余裕はまだありませんでした。自分が選ぶ時計としては、あまりに優雅すぎるかもしれないなって」

憧れ続けた時計。今なら寄り添ってくれる気がします

それから歳を重ねて、大草さんも今年50歳を迎える。
「少しは要領もよくなったし、3人の子供たちもそれぞれ成長して、猫という新しい家族も増え、家での時間もますます楽しくなっています。食器やインテリアのことはあまり詳しくありませんが、みんなが楽しめて、豊かに時間を過ごせる空間としては整ってきたかなって。以前に比べれば“気をくばる余裕”も感じられるようになりました。だから、そろそろゆったりと『カラトラバ』を身につけてもいい頃合いかなって、ようやく思えるようになったんです」

自分のことを、生活や時間を俯瞰で見ることができるようになった今、いよいよ適齢期を迎えたようだ。
大草直子さんが今気になる時計を探しに、夫のチャーリーさんと一緒にショップクルーズへ
今回見せていただいたのは、パテック フィリップの中でも最もピュアなモデルの「カラトラバ」。シンプルな中にも気高さが漂う王道のシリーズ。実際に手に当てながら、身につけたときのイメージを膨らませるおふたり。

[大草さん]ワンピース¥25,300/新宿髙島屋 シーズンスタイルラボ(シーズンスタイルラボ) ブレスレットにしたネックレス¥176,000/ボン マジック バングル¥896,500・リング〈右手〉¥315,700/エスケーパーズオンライン(キウナ) バッグ¥140,800/エリオポール代官山(ザンケッティ) [チャーリーさん]ジャケット¥69,300・パンツ¥36,300/トヨダトレーディング プレスルーム(チルコロ 1901) カットソー¥13,200/ヒュッゲPR(ヒュッゲ) メガネ¥53,350/グローブスペックス エージェント(ロバート・マーク NYC)
「パテック フィリップ」のカラトラバ 黒のアリゲーターストラップのメンズモデル。ケース径は39㎜
今回、大草さんの目にとまったのはホワイトゴールドとつややかな黒のアリゲーターストラップのメンズモデル。ケース径は39㎜で、チャーリーさんとシェアするのにもちょうどいいサイズ感
メカには明るくありませんが、精緻を極めた機械として、正確に歯車と歯車が噛み合って時を刻む様子は神秘的で本当に美しい
「メカには明るくありませんが、精緻を極めた機械として、正確に歯車と歯車が噛み合って時を刻む様子は神秘的で本当に美しい!」と大草さん。キャリバーの説明を熱心に聞いていた。上が手巻、下2点が自動巻。サファイアクリスタル・バックから見えるムーブメントは鑑賞に値する芸術品
時を刻むためにひと手間かける「手巻式」。それもまた愛着へとつながる

時を刻むためにひと手間かける「手巻式」。それもまた愛着へとつながる

大草さんが心惹かれたモデル。「クルー・ド・パリ」という装飾が施されたホワイトゴールドケースのカラトラバ。時計¥3,553,000/パテックフィリップ ジャパン・インフォメーションセンター(パテック フィリップ)

洗練された気品が漂うエターナルな逸品

洗練された気品が漂うエターナルな逸品
ゴールドとメイプルが基調のインテリア。落ち着いた雰囲気の店内
ケース内に飾られた『Twenty~4 Automatic』
ケース内に飾られた『Twenty~4 Automatic』。女性のあらゆるシーンを彩る新しいレディスウォッチとして、コレクション初となるラウンドケース、自動巻ムーブメントを採用。上品なローズゴールド仕様で、こちらも女性に人気が高い。ケースは36㎜径。時計¥5,742,000/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター(パテック フィリップ)
日新堂銀座本店
日新堂銀座本店
2022年の今年、創業130年を迎える老舗。国内外の名門ブランドの高級時計を扱う。なかでもパテック フィリップに関しては国内正規販売店としての長い歴史を誇り、銀座本店の2階、3階が専門のフロアとなっている。2階には同社公認の技師が常駐し、メンテナンスを請け負う。

東京都中央区銀座7の9の13

☎03・3571・5611

11:00 ~ 20:00 ㊡元旦

 
⑤これからの時を共に過ごしたい腕時計3本

「シャネル」のプルミエール ロック

ロックな存在感をそのままに。若いころとは異なる遊び心で

大草さんがセレクトしたのは、シャネルが初めて作ったレディスウォッチ「プルミエール」の進化版。「その名のとおり、ロックなんです。時計だけを目立たせず、同じ太さのバングルと合わせたい。ロックTやGジャンもいいですし、黒いドレスに、シルバーのブレスレットとジャラッとつけてドレスダウンさせるのも素敵。若いころはむしろそんなふうに楽しめなかったし、逆にマダムっぽくて不釣り合いだったと思います。このロックっぽさは、さすがシャネル! エレガントでとってもシック」。
ロックな存在感をそのままに。若いころとは異なる遊び心で
「CHANEL」のロゴだけをあしらったシンプルなブラックダイヤル。それを覆う八角形のサファイアガラスがジュエリーのように美しい。ステンレススチールにブラックレザーを編み込んだアイコニックなブレスレットもエレガント。
時計¥616,600/シャネル
シャネル ファイン ジュエリー 本店
シャネル ファイン ジュエリー 本店

2000年に日本で初めてシャネルのジュエリー専門ブティックとしてオープン。2015年のリニューアルを経て、マドモアゼルの邸宅、カンボン通りのアパルトマンの空気感を再現したインテリアに。ヴァンドーム広場18番地のブティックと共通する優雅さの中で、ウォッチ&ジュエリー選びを。

 

東京都千代田区内幸町1の1の1 帝国ホテルプラザ1F

☎03・3501・5730

11:00~19:00 不定休

「ピアジェ ポロ デイト」

ワードローブが美しく引き立つ大人の上品さをたたえた一本

卓越した時計作りとハイジュエリーの手法が見事に融合したピアジェの一本。「ピンクゴールドとクリーンな白の文字盤。少しアイシーなグレーのストラップ。ケースの厚みや大きさも、そのすべてのバランスがほれぼれするほど美しい時計です。ベースはスポーツウォッチなので、エレガントですが“すぎる”ことはありません。イメージは、日焼けした肌にタンクトップを着たリゾート地のヨーロッパマダム。ダイヤモンドでなく、少しジャンクなものでハズす。そんなミックス感さえも許容してくれる気品の高さに魅了されますね」。
ピアジェ ポロ デイト
ピンクゴールドのケースに、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンド、そしてニュアンスのある上品なグレー系のアリゲーターストラップのコンビネーションはタイムレスな魅力を放つ。36㎜径は男女兼用にふさわしいサイズ。時計¥4,488,000/ピアジェ コンタクトセンター(ピアジェ)
ピアジェ 銀座本店
ピアジェ 銀座本店
2016年に銀座のメインストリート中央通りに移転したピアジェ 銀座本店。1~2階の吹き抜け部分には「ピアジェ ローズ」をモチーフにしたシャンデリアが飾られ、実に壮麗。ウォッチ&ジュエリーを堪能するにふさわしい空間の演出が見事。

東京都中央区銀座7の8の5
☎03・3569・0160
11:30~19:30 ㊡年末年始

ロレックス「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」

あえてふだんに。大人の余裕でカジュアルに取り入れたい

バック・トゥー・ベーシックという気持ちで、この歳になってロレックスの時計に純粋に惹かれるようになったという大草さん。「自分でようやく時計を買えるようになった30代には、時計がステイタスシンボルとして浮いてしまいそうで選べませんでした。ステイタスには今でもあまり興味がないのですが、揺らぐことのないこの存在感に、ゆったりとした居心地のよさを感じます。たとえるならロゼシャンパン。そんな甘さのある独特のエバーローズゴールドに、ベゼルのきらめくダイヤモンド。眩いまでの華やかさも、手首に載せると意外にもトゥーマッチにはなりません」。赤みのあるゴールドはイエローゴールドやシルバーをつないでくれるハブのような存在。この時計も、ふだんの手もとのジュエリーコーディネートをとりまとめてくれるはず。「特別なときにと思いがちですが、逆に家にいるときにこそ。憧れます!」。
ロレックスオイスター パーペチュアル デイトジャスト
広い店内に美しく配された時計の数々
大草さんはボーダーカットソー、チャーリーさんはTシャツにニットカーディガン
大草さんはボーダーカットソー、チャーリーさんはTシャツにニットカーディガン。毎日身につけたいからと、気張らずどこかリラックスしたムードのスタイリングで。

[大草さん]カットソー¥13,200/スリードッツ青山店(スリードッツ) スカート¥107,800/マディソンブルー ピアス¥110,000/ボン マジック ネックレス〈短〉¥24,200(ハルポ)・リング〈右手薬指・上〉¥292,600・〈右手薬指・
下〉¥315,700(ともにキウナ)/以上エスケーパーズオンライン ネックレス(長)¥29,700/アダワットトゥアレグ [チャーリーさん]カーディガン¥35,200/エストネーション Tシャツ¥14,300/ノウン(ザ インターナショナル イメージズコレクション) ネックレス[長]¥42,900 /アダワットトゥアレグ
店内2階には個室のほか、アフターサービスカウンターも。選ぶ時間さえも特別なひと時に
店内2階には個室のほか、アフターサービスカウンターも。選ぶ時間さえも特別なひと時に
大草さんが選んだ優しく肌になじむ2本。素材の「エバーローズゴールド」
大草さんが選んだ優しく肌になじむ2本。素材の「エバーローズゴールド」はより強くたおやかなロレックス独自の赤みのあるゴールド。右のチョコレートダイヤルは少し甘さのあるブラウンで28㎜、端正なスレートダイヤルはシックなグレーで31㎜。時計(右)¥4,347,200・(左)¥4,824,600/ロレックス ブティック レキシア 銀座並木通り本店(ロレックス)
ロレックス ブティック レキシア銀座並木通り本店
ロレックス ブティック レキシア  銀座並木通り本店
「特別な日の特別なロレックス」をコンセプトとする、国内最大級のロレックス正規品販売店。スイス本社の監修によるウッド×グリーンのインテリアも美しい。アフターサービスカウンターも備えており、購入後のメンテナンスも安心。長く愛せる一本を見つけたい。

東京都中央区銀座6の6の7
☎03・5568・1879
[月曜〜土曜]11:00~19:30
[日曜、祝日]11:00~19:00
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