ウェブエクラの皆様こんにちは。大岩三智子です。
母の古希祝いの富士山旅行、今回は2日目のお話です。
鐘山苑を後にして、2日目は観光の日。
向かうのは、今回の旅の目的のひとつ、富士山五合目です!
雲を抜けたら、雲海と富士山
五合目までは「富士スバルライン」で車のまま上がれます。
約29.5kmの道のりで、標高857mから2,305mまで一気に上っていきます。
この日の天気予報も曇り。
走り出しても富士山はまったく見えず、窓の外は真っ白な霧。
雲海見えた!!大興奮でみんな途中で車から飛び出て記念撮影です
おそらく雲の中を走っていたんですね。
ところが、その霧がふっと晴れた瞬間。
目の前に、雲海と富士山が!!
もう車の中は大歓声です。
大人も子どもも大騒ぎで、運転している私だけが必死に前を見ていました(笑)
実は私、大学生のころに父と富士山に登頂したことがあります。
なので父にとっても、懐かしい景色だったんです。
ひと時だけ見えた、雲一つない富士山の山頂!美しい!
あのとき50歳くらいだった父が、疲れ果てた姿で言った一言
「富士山は下から見るもんや」
よもや格言。
今思い出しても笑ってしまうエピソードです(笑)
雄大な景色に圧倒されて言葉を失う、あの感覚。「畏敬の念」と呼ばれる感情です。
アメリカの研究では、この畏敬の念を日ごろよく感じる人ほど、体の中で炎症を起こす物質が少ないという結果があるそう!
車の中のあの大騒ぎも、みんなの体にとっていい時間だったのかもしれませ(笑)
五合目で、初めての「乗ロバ」
五合目は、下より10度ほど低く、気温は10度くらい。
でも太陽が少し近いせいか、日差しはぽかぽかでした。
せっかくなので、少しだけロバで登山。
子どもたちを乗せてもらって、初めての乗馬ならぬ「乗ロバ」体験です!
兄弟でキャーキャー大騒ぎするので、ロバさんが驚かないかとひやひやしました(笑)
ロバのあとは、五合目にある「冨士山小御嶽神社(ふじさんこみたけじんじゃ)」へお参りしました。
承平7年(937年)に創建された神社で、昔から富士登山を守る神様として大切にされてきたそうです。
実はこの神社が建つ「小御岳」は、今の富士山ができるずっと前からあった古い火山の頂上なんです。富士山の中に、もうひとつの山が眠っているなんて、ちょっとロマンがありますよね!
五合目のあたりは「天狗の庭」とも呼ばれ、天狗がいたという言い伝えも残っています。
家族みんなの健康と、母のこれからの毎日を、しっかりお願いしてきました。
近くで見る富士山は、雲がどんどん流れていって、なんとも神々しい姿。
黒い山肌に青い空が映って、青く光って見えるんです。
やっぱり近くで見ると迫力が違いますね。
子どもたちは「富士山、黒い!青くないんや!」とびっくり。
近くで見える黒は溶岩の色で、遠くから青く見えるのは、あいだの空気が光を散らすからなんです。
絵本の富士山しか知らなかった二人には、大発見だったようです。
忍野八海から、東口本宮へ
下山して、忍野八海へ。
透き通った水の中を、ニジマスなどのマスたちが悠々と泳いでいます。
まるでジブリの『崖の上のポニョ』の世界!
でも、池の底には投げ入れられたコインがたくさん。
本来の美しい藻や景色が見えにくくなっていて、少し残念。
願いを込めたくなる気持ちはわかるけど、富士山からの贈り物のような湧き水、そのままの姿で残ってほしかったな。
富士の雪解けのお水をいただいて、みんなで水分補給。
冷たくて、すーっと体にしみました。
次に向かったのは、須走の「東口本宮 冨士浅間神社」。
平安時代のはじめ、延暦21年(802年)に富士山の東側が噴火したとき、鎮火を祈るお祭りをしたのが始まりだそうです。
宝永の大噴火(1707年)では社殿が灰に埋まりながらも再建され、今は富士山の世界文化遺産のひとつにもなっています。
境内はとても静かで、自然の湧き水がわく池もありました。
富士山東口浅間神社 鳥居をくぐると立派な赤門がお出迎え。
子どもも私も心をつかまれたのが、赤い大きな門にいる狛犬。
なんとも愛嬌のある顔で、みんなで思わず愛でてしまいました(笑)
このあとは今回の旅のもうひとつの目的、「強羅花壇 富士」へ。
みなさんも、富士山は下から見る派ですか? それとも登る派ですか?
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!