映画「人生フルーツ」 老いるほど豊かに実る

津端修一さん90歳、英子さん87歳 風と雑木林と建築家夫婦の物語 静かに丁寧に追うドキュメンタリー。
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人生フルーツ

自主映画開催の話を聞いて一人で青山の会場へ

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小さな会場。 20人くらいかな。
久しぶりの映画。 一人で見るというのも初めてかもしれない

津端夫妻の素敵な写真を見ながら、
どんなドキュメンタリーなのかドキドキしていた。
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人生フルーツ

建築家の津端夫妻を静かに丁寧に追うドキュメンタリー。
樹木希林さんのナレーションで始まり、何気ない日常が続く。

全て手作業、細部にまでこだわり、自分が出来ることを精一杯コツコツしている。
その丁寧な暮らしぶり、生き方がじんわり染みて何度も涙した

この夫妻の生き方に触れて、見終わった時の感情が一言では表せなかった。

「よかった」「すごくよかった」

それしか言葉に最初は出来ませんでした。


数日経過して、じわじわと「人生フルーツ」の良さが。




「できるものから、小さくコツコツ。ときをためて、ゆっくり」


こんな風に歳を重ねられたら素敵すぎる


映画を見た直後は気づかなかったのだけど、家に帰ってパンフレットを読んだりしていて
気づいたことが。

そういえば、私の祖父母も丁寧にコツコツな人だった。
畑仕事もして、おじいちゃん、おばあちゃんの作った野菜をいつも食べていたなと
幸せだったなぁ。祖父母を思い出して泣いたり。

あんなコツコツの孫なのに、何こんなに急かせか私はしてるんだろう。。。
時間や仕事、何かに追われて生活している自分の生き方を振り返る
きっかけにもなりましたね。

祖父母からもらった花を植えたことを思い出して、自分の庭を見て感情が動いてまた泣いたり。

そう、
土は残る

お金じゃないものが残っている


/
なかなか気づかない小さな幸せのカタチに気がついたんです。


一つ一つの丁寧に生きていくことの大切さ
家族や友人、仲間、心で繋がっている方々を益々大切にしよう

自分の在り方、自分の心に素直に従いコツコツ生きよう


人それぞれ感じ方は違う映画だと思うけれど、
私は、大好きな作品になり、アラフィフにこの作品に巡り会えたことに幸せを感じる

老いるのが怖くないというか、自分の生き方で生きようと思えた

精神科の施設の絵コンテ、お金は辞退します。人生最後に良い仕事ができましたのお手紙

人生最後の最後に自分の理想とする仕事が出来た幸せが伝わり、涙が込み上げました。

こんな丁寧な暮らしは出来ないと思うけれど、私も出来ることからコツコツ、丁寧に
これからを暮らそうと思う。

大好きな宝物となる映画となりました。

是非見てほしい 「人生フルーツ」



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yucaco

yucaco

神奈川県在住アートディレクター 44歳で起業。自分らしく、新たな⼀歩を踏み出したい人のブランディング・ビジュアルをサポート。自分を満たすライフスタイルをお届けしていきます。

Instagram:yucaco_web

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