最近なぜか思ったようにおしゃれが決まらない…。そんな理由が判然としない悩みも解消してくれる骨格診断が、50代にも注目されています。自分らしいおしゃれを楽しめるようになる骨格診断のメリットやセルフチェックの方法を早速チェック!
★骨格診断について教えてくれるのは・・・
そもそも「骨格診断」って何?
一般社団法人骨格スタイル協会の骨格スタイルアドバイザーの認定資格を取得。服選びに悩む一般の人から、アパレル業界で働くファッションのプロへのアドバイスも行なってきた経験を持つ。近ごろでは華組メンバーから似合う服についての相談を受けることも。
エクラ 華組 松ヶ崎由紀子のブログ
骨格診断とは、“似合う”を知るためのファッション理論のひとつ。「人それぞれ生まれ持った骨の発達具合(大きさ、⻑さなど)や骨組みのバランスが異なり、それによって身体のラインや重心バランス、肉感のつき方、肌の質感などが異なります。その特徴を見極め『ストレート』『ウェーブ』『ナチュラル』の3タイプに分ける手法が骨格診断です。 同じ服でも着る人によって、スタイルがよく見えたり、逆に着太って見えたりと違って見える理由を探ることができ、自分に似合う服を導き出すことができます」
骨格をもとに、似合う洋服のシルエットやデザイン、素材がわかり、よりファッションを楽しむヒントを得られるのが骨格診断!
50代のおしゃれ悩みにこそ骨格診断は有効!
「子育てが落ち着いて復職したとき、以前のようなお仕事服が似合わないと感じ、何を着たらいいか分からず困った……」
「職場や友人の集まりなどでは目立ちたくはないけど、周りの人よりちょっとおしゃれに見せたい!」
「トレンド服を着たときに、悪くはないけどしっくりこなかったり、いい組み合わせ方がわからないことが多い」
「昔からずっとSサイズ。体重の増減もほぼないのに、最近はSサイズの服を買うとなぜかスタイルがよく見えない気がすることが増えた」
50代では、このようなファッションに関する悩みを抱える人も多いはず。
「とにかく流行りの服を着たかった20代・30代とは違い、TPOや周囲の人からどう見られるかの大切さを理解したいま、ファッションに対する価値観は変わりましたよね。その価値観の変化によって自身のファッションに対する目線も変わります。さらに、年齢を重ねたことによる体型の変化によって骨格の特徴が目立ちやすくなります。そこでぶつかる、この年代ならではのおしゃれ悩みを解消する手助けをしてくれるのが骨格診断なのです」
なんとなくの感覚ではなく、どんな服が自分に似合うかの理由が明確に分かるようになる。それゆえ、買い物の失敗が減るだけでなく、スタイルアップして見えるコーディネートが組めるなど、骨格診断によるメリットは多数。
「自分の骨格タイプがわかると、着太り感がなく着こなせる、派手じゃないけれど印象に残る、あか抜けて見えるなど、似合う=自分と調和して見えるアイテムやスタイリング方法を知ることができます。なので、アラフィーが直面する“なんだか似合わなくなった”を解決できるんです! そして、骨格タイプは年齢や体重の増減で変わらないのが特徴。一度、自分の骨格タイプを判定しておけば、新しいトレンドや自身の変化によって新しい悩みが出てきたときも、ブレない指標として頼りになります」
骨格タイプは3種類。自分の骨格タイプをチェック
まずは、セルフチェックで自分の骨格タイプを判別し、体の特徴を把握しましょう。骨格診断では3つのタイプに分類しますが、これはあくまで大枠。100人いたら100通りの骨格の特徴があります。できるだけ的確に自分の骨格の特徴を掴むために、次の3つのポイントに注意してセルフチェックをおこないましょう。
骨格診断セルフチェックの注意点
Point1:できるだけ客観的に自分の体型を見る
鏡に映る姿を見るとき、自分が気になっている部分に目が行きやすかったり、自身の願望を反映してしまったりするもの。それだと骨格の特徴を間違って捉えてしまうので、できるだけ客観的に見るよう意識。
Point2:1つの特徴だけで判断しない
目立つ体の特徴だけをもとに骨格タイプをジャッジしないよう注意。フラットな目線で全体を確認し、総合的に判断しましょう。
Point3:周りの人と比較してみる
自分だけでは体の特徴を捉えにくいと感じる場合は、家族や友人と比較すると特徴をつかみやすくなります。下の写真は、3タイプ別に鎖骨・手・脚の特徴を表したもの。実際に自分と他人の肩を触り比べてみるほうがより違いを感じられますが、それが難しい場合はこれらの写真と見比べて自分の体の特徴を把握して。
上記の注意点を踏まえて、自分の骨格タイプを早速チェック! 下記のグループ1、2、3のそれぞれを見て、当てはまる項目を確認。該当項目が一番多いグループがどれかを調べてみて。
グループ1、2、3、それぞれでチェックがついた項目を数えて、一番該当項目が多かったのがあなたの骨格タイプです!
グループ2が一番多い人→「骨格ウェーブ」
グループ3が一番多い人→「骨格ナチュラル」
骨格タイプ別の特徴と似合うファッションコーデ
骨格タイプごとの似合うファッション解説の前に、まずは自分の骨格の特徴を知っておきましょう。
●ストレートタイプ
いわゆる、厚みのあるメリハリボディ。筋肉がつきやすく、体の重心が中央からやや上にあり、スタイリングの際はバランスを上げ過ぎても、下げ過ぎてもスタイルが悪く見えやすい。オーバーサイズの服やハイウエスト、フリルたっぷりの装飾のあるデザインなどをは着太りしてみえがち。太ったときはお腹まわりに脂肪がつき、りんご型の体型になる。
●ウェーブタイプ
横から見たときに上半身が薄め。トレーニングしても筋肉がつきづらいと感じる人が多い。太った時は腰回りから肉がつき、洋梨型の体型になる。首は⻑く、バストやウエスト位置が低めで、上半身に比べ下半身にボリュームがあり、重心がやや下にあるタイプ。ハイウエストの服を着るとスタイルアップして見えるが、オーバーサイズのアイテムだと服に着られている印象に見えやすい。
●ナチュラルタイプ
フレーム感のあるしっかりした骨格を持つ。骨や関節が大きめで、肩やひざの関節が目立ちやすい。ウエスト位置は高めで、体の重心が中央より上にあるので、スタイリングの際はバランスを下げるとスタイルアップする。筋肉や脂肪などの肉感をあまり感じさないが、その分骨っぽさを強く感じる。体に沿うぴたっとしたサイズ感のものを着ると、肩幅が目立ったり頭が大きく見えることも。
【2026年夏】骨格に合うアイテムの選び方
骨格タイプ別 主役スカートの選び方
すっきりシルエットで新しい着こなしに挑戦して
スカートのトレンドが、チュールレースに代表されるふんわり系からボリュームを抑えたフレアやボックス、ストレートシルエットにシフトチェンジした今季。「トレンドが変わったシーズンは、新しいアイテムを取り入れるチャンスです。とくにスカートは全体のイメージを決める大事なアイテム。ふんわりからすっきりに変わったこの夏は、素材や柄、シルエットで主役を張るスカートに注目です。全体を占める面積が大きいけれど、顔から離れているスカートは少し大胆かなと思う色や柄、ディテールでも取り入れやすいので、新しいおしゃれに挑戦する気持ちで選んでみて」と松ヶ崎さん。シンプルTシャツに合わせただけでもこなれてみえる1枚を、骨格タイプ別に紹介。
骨格タイプ別 着映えトップスの選び方
顔に一番近いトップスは素材感とディテールで着映えを狙う
ワンツーコーディネートで完成する夏の着こなしこそ、トップス選びがおしゃれを大きく左右する。「エクラ世代は、華やかさと同時に品のよさも大切なおしゃれ要素。とくに顔に近いトップスには、肌映りや若々しさを引き出す“分かりやすい着映え感”を求めてしまいがちですが、大人は素材感とおしゃれなディテールで補いたいもの。例えば、夏の日差しに映えるラメ使いや涼やかなレース、チュールなど、表情豊かな素材やポイント的にあしらったディテールを取り入れた1枚に着目してください」と松ヶ崎さん。手持ちのボトムに合わせても手をかけたおしゃれ感が漂う着映えトップス。骨格タイプ別のセレクトなら、おしゃれに自信が持てる。
骨格タイプ別 品よく華やげるワンピースの選び方
涼感と体型カバーに品よく華やげるデザインをプラス
年々、暑さが加速する夏のおしゃれの救世主といえばワンピース。1枚着るだけでサマになるのに加え、エクラ 華組の松ヶ崎さんが注目したのが“品よく華やげる”デザイン力のあるワンピースだ。「私たち世代に必要なのは、ぱっと見の派手さやがんばりすぎの華やかさではなく、品の良さが漂いつつも華やぎのあるワンピースです。そこに涼しい着心地やさりげない体型カバー要素がプラスされて、袖を通すだけで気持ちが上がるものを選びました。今回はご近所への外出から友人とのランチ会など、幅広いシーンで着映える1枚を骨格タイプ別にセレクト。靴や小物の合わせ方でイメチェンもしやすいので、今から晩夏まで活躍させてください」と松ヶ崎さん。持っていると頼りになる、骨格タイプ別におすすめの3枚のワンピースをご紹介。