25年来の親友と 星野リゾート界アンジンへ1泊2日の旅〜Part1

前職で苦楽を共にした大切な親友と、特急踊り子号に乗り伊東へ。星野リゾート界アンジンで過ごす1泊2日の旅を満喫してきました。

快晴の東京駅を出発

東京駅全景
会社員時代から、はや四半世紀のお付き合いとなった親友が
京都から東京に遊びに来てくれました。

2020年の東京五輪を一緒に観戦しようと、チケットも入手していたのに
コロナで延期となってしまったため、この度リベンジツアーを開催!
やっと、やっと実現しました。

JR踊り子号で伊東へ

  • 踊り子前で撮影

  • JR伊東駅

コロナ禍だったこともあり、親友Nちゃんとの旅は久しぶり。
混雑を避け、平日に伊東温泉に向かいました。
少し早めのプチ夏休みです♬

おしゃべりに夢中になっていたら、あっという間にJR伊東駅に到着。
チェックインには少し早いので
伊東市指定文化財である「東海館」に立ち寄り、館内をじっくり見学。
この時の様子は、後ほど詳しくお話ししますね。

星野リゾート界 アンジンに到着

星野リゾート界アンジンのフロント
東海館から7〜8分歩くとホテルに到着。
東海館で三浦按針と伊東市の関係性について
じっくり学ぶことができ
なんだか得した気分です。

というのも、
ここは三浦按針(英名はウィリアム・アダムズ)ゆかりのホテル。
大航海時代の船旅がテーマのお宿なのです。

三浦按針は伊東の地に命からがら漂着した英国人航海士で、
後に徳川家康の通訳兼外交顧問として活躍。
外国人でありながら、サムライにまでなった人物です。

館内には海や船旅にまつわるアートが数多く飾られています。
船の古材を使ったアートが目を引くフロントはとてもモダンで、
船旅の始まりを演出します。
星野リゾート界アンジンの売店
フロント横にはギフトショップが。
夜には、ここで三浦按針の数奇な運命をたどる
ショートムービーが上映されます。
旅に出たら、120%楽しみたい私たちはもちろん参加!
(というか、偶然この時間にこの場にいたのですが…)
東海館とはまた違った視点で、按針のことをより深く知ることができました。
船のオブジェと本棚
家康から日本初の洋式帆船の建造を命じられたアダムスは
「海に注ぐ河口がある」
「用材を切り出せる天城山系が近い」
「有能な船大工が揃っている」などの観点から
伊豆の伊東が適所と見極め、日本初の洋式帆船造りをスタートしたそうです。

館内にはアダムスが設計した船の30分の1の船の模型が飾られています。
オーディオと本
館内は船旅をしているような雰囲気です。
書籍や音楽も旅を感じさせるラインナップ
自分でブレンドして作れる紅茶の船旅
三浦按針が旅した航路を
茶葉とハーブでたどる
「紅茶の船旅」。
自分で好きな茶葉を選んで、ブレンドできます。
ライブラリー
子どもも大人も楽しめる
旅の本がたくさんあります。
ティーラウンジで本を読む女性
Nちゃんはガリバー旅行記を読んでいます〜。
  • ホテルの廊下

  • ホテルの部屋前

いよいよお部屋へ。
この瞬間がワクワクして、楽しいですよね。
  • ホテルの入り口から見える古木のアート

  • ベッドルーム

↑↑↑客室にも、古木をオシャレに使った
アートがそこかしこに。
そして、目の前は海〜〜〜。
ウェルカムドリンクの紅茶
ウェルカムドリンクの紅茶で一息。
ルームキーも船をイメージさせる灯台がモチーフなど
細やかな心配りが嬉しいですね。
サンブエナデッキ
温泉では最低3回はお風呂に入る私!
少し休んで、最上階の大浴場へ。
大海原が一望できる大浴場は、
平日だからか貸切状態。
なんと贅沢な時間でしょう。

按針ゆかりの船から名付けられた
「サンブエナデッキ」から眺める海も最高でした〜。
湯上がり場
湯上がり処ではビールが飲み放題。
他にも、リンゴ酢(ローズヒップ入り)や
ご当地の茶である冷たい「ぐり茶」が無料でいただけます。
夕食会場
お風呂を堪能した後はお待ちかねの夕食です。
星野リゾート界のお料理はとても美味しいので
ワクワクが止まりません!

そして、お食事処もやっぱりオシャレ。

趣向を凝らした夕食に感動!

  • 梅酒と前菜

  • ドリンクで乾杯

アワビ
アフタヌーンティー風の飾り付け
英国出身のアダムスにちなみ
アフタヌーンティーをイメージした盛り付けだそうです。
海を見ながらの夕食
海を目の前に、美味しい食事に笑顔の私たち
ベストなタイミングで写真を撮ってくださる
スタッフさんの温かいホスピタリティーも
星野リゾートならではです。
野菜の天ぷら
ブイヤベース
↑↑↑このブイヤベースが本当に美味しかったです。
最近食が細くなっていたのですが
この日は最後の最後まで、完食でした。
  • 土鍋ご飯

  • ご飯と赤だし

ぐり茶のブリュレとお茶
デザートのぐり茶のブリュレ。
別腹、ですよね。

朝食も充実の美味しさ

  • 朝粥

  • 朝ごはんメニュー

栄養を考えられた朝食
船旅で不足しがちな栄養素を補給する
ヘルシーで栄養価の高い献立だそうです。
夜あんなに食べたのに、またペロリと食べられてしまいます。
ホテル玄関前で女性二人
館内のサービス、イベントは全て体験して
翌日は伊豆・伊東の新名所「小室山リッジウォークMISORA」へ。
海と空の雄大な自然を360度楽しんだ
この旅1番の感動のお話はPART2にて。

按針の足跡に触れることができる東海館

川沿いに立つ東海館全景
川沿いに立ち並ぶ建物の中でも一際存在感を放つ「東海館」は
昭和3年に旅館として創業。
名だたる文豪や政治家も常宿として利用していました。

平成9年には旅館としての営業を終了。
現在は観光施設として一般公開され、休日は日帰り入浴も可能です。
1階には喫茶室があり、昭和レトロな雰囲気がお好きな方には
たまらない空間です。
東海館玄関
昭和の趣が漂う東海館の玄関をくぐると
まるで時が止まったような感覚に。
千と千尋の神隠しさながらの世界感を味わえます。

客室も公開されており、文豪たちが愛したお部屋も
見ることができます。
館内はとても広くて、見学案内はあるものの
ダンジョン(迷宮)に迷い込んだような
ワクワク感がありました。
120畳の大広間
毎夜、宴会が繰り広げられた大広間は120畳!
舞台で芸妓さんが唄い、踊った当時の様子が
目に浮かぶようでした。
実はこの部屋には芸妓さんのお人形もあって
ちょっとびっくりしますよ!
東海館座敷

2階の展示室も必見

  • 重岡健治氏の作品

  • 重岡健治氏の展示作品

  • 重岡健治氏の家族の彫刻

  • 重岡健治氏の十字架の作品

2階には伊豆高原にアトリエを構える
彫刻家・重岡健治さんの展示室もあります。

ホテルの目の前の按針メモリアルパークには
重岡さんの作品である三浦按針の胸像と
洋式帆船サン・ブェナ・ヴェンツーラ号の像があり
先に見ておくと、楽しいかもしれません。
  • 望楼にて

  • 望楼

最上階には伊東の町並みを一望できる望楼もあります。
階段は少々きついですが、
ぜひお見逃しなく。

テルマエ・ロマエ4巻に東海館が登場?

漫画『テルマエ・ロマエ」の第4巻に
東海館がモデルとなった「東林館」が登場しています。

家に帰って早速読み返しました(笑)。
作者のヤマザキマリさんは、
漫画を描くにあたり
東海館で芸者体験をされ、日帰り温泉にも入浴されたそうです。

大変長くなりました(汗)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
PART2も頑張ってレポートしますので
またお読みいただければ嬉しいです。
テルマエロマエ4巻
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CHIKAO

東京都在住。ライター兼ディレクター。夫と社会人の息子の3人家族です。旅、食、インテリア、コーヒー、映画、神社巡りに興味津々!自分の楽しみや新しい挑戦、日々の気づきなどを楽しく発信していきたいです。

Instagram:chikachika_i

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