年末の大掃除の参考に! これで完璧、7つのステップで行う基本の片づけ実践編 

2017年12月15日
「理想の暮らし」もきちんとイメージできている、片付けは「一軒丸ごと」、一気に行うなど、「片づけの意識改革」はできているけど実際どんな手順で片付ければいいのか悩む人も多い。これから年末の大掃除に向けて、片づけスキルを磨きながら進めていける基本の片づけ実践術を伝授。

step1.片づけの始まりは、部屋の役割の整理から!

意識改革として「理想の暮らし」もきちんとイメージしながら、片づけのプランを練っていく。現在の部屋の使用状況、散らかり具合やものの量、収納スペースなどを、間取りを見ながら分析。部屋の役割、使い方を見直していく。「考える時間と作業の時間はきっちり分けるのが基本。家族の私物で散らかりやすく、役割があいまいになりやすいのが、リビングなどのパブリックスペース。私物は自室での管理を徹底しましょう。エクラ世代であれば空いた子供部屋を使うこともありえますし、それがむずかしければ、リビングの決められた一画をあてがうなど、明確に区切りを設けることが大切です」。

step2.スペース開拓のねらい目は、場所をとりがちな寝具類

収納スペース不足の大きな原因のひとつが、多すぎる寝具。思い当たる人は早い段階で検討を。「とかく寝具はスペースをとりがちです。例えば、布団を2シーズン分持っているとしたら、毛布などで温度調整して1シーズンに集約することで、かなりスペースが生まれます」。また、ベッド就寝の場合、そこは寝る以外に使えないスペースになるため、布団に替えれば、日中の有効空間が広がることも。「エクラ世代ならば、布団や座布団は婚礼道具として立派なものを持ってきてそのまま、というご家庭も少なくないはず。お客さま用はレンタルでOK 。使わないもの、代用できるものは減らしていく発想をもちましょう」。

step3.リビングは実は最難関。攻略は、バックヤード→キッチン→リビングの順が正解!

バックヤードとは、クロゼットや押し入れなどの収納スペース。そこから始める理由は、「忘れていたものがドッと出てきて、ものを処分する感覚をつかめるから。同時に、個人部屋の収納スペースに空きをつくることで、パブリックスペースの私物をそこに入れることも可能になります」。次のキッチンは水まわりを含む、機能性重視の場所。「動線や使い勝手を考慮した、効率のいい収納を習得できます。そのうえで、最難関となるリビングなどのパブリックスペースに着手してください。物理的にも、慣れからいっても、いきなりリビングから始めるのは無謀です」。

step4.同じアイテムは全員集合!全容を確認してから、いざ選別

いよいよ、実作業開始。とにかくものを減らすことが片づけの始まり。すべてを出しきるのは、同じ種類のものを家じゅうから集めて、その物量を確かめることが目的だそう。「例えば、自分はいったいバッグをいくつ持っているのか、意外に把握できていないものです。その数と量を把握すると、驚くほどの数になるはず。お嬢さんの部屋にもバッグが……とか、旦那さんのクロゼットにも洋服が、という女性がいらっしゃいますが、同じ種類のものはすべて集約させて、選別してください」。

step5.好きと思えるものを残し、迷うものは処分!(7割収納)

大事なものを片っ端から処分するのよね……とおそれる必要はない。「服であれば、存在を忘れていたもの、活躍の機会のなかったもの、傷んでいるものなどをどんどん処分してください」。「高かったから捨てるのは……」という場合は、宅配で買い取りしてくれる業者さんに送るのも手。「選別する際には、自分に厳しく問いかけましょう。今後、着ることがあるか、どんな場面で着るのか……。『これ、いるかな?』と迷ったり、人に聞きたくなるものは即処分。大人のエクラ世代は、確実に好きなもの、上質で状態のいいものだけを残していきましょう」。

step6.ものの住所を決めたら、どしどし仮置き開始!

選別が終わったものは、紙袋や空箱などに切りやすいマスキングテープで収納予定場所を書いて、まとめて移動して仮置きに。本などは、実際に収納スペースに入れてみたところで、「さらに減らす必要あり」「ここには置ききれない」といったことが出てくるのは至極当然。「厳密に選別していて、大事なものばかりだからどうしても減らせない場合は、どこかで帳尻合わせをすればOK です。入らないものは即処分とはかぎりません。私の場合、器好きなので、キッチンの収納はほとんど食器にまわし、食材のストックは少なめにするなど、工夫しています」。

step7.片づけベタさんの盲点。収納グッズは最後に買うべし!

ひと目で小物を見渡せる引き出しや、壁などにかけてスペースを増やせるかご状の収納グッズなど、世の中にはかゆいところに手が届く系のアイテムがいっぱい。「ありがちなのは、便利そうだからといって、片づけ前に収納グッズを買ってきてしまうこと。どんなスペースに置くのかはっきりしていないうちから購入してしまうと、結果的に、使わなくて処分してしまうこともあります。取り入れるだけの理由と置くスペースがはっきりしてから、購入しましょう。それは、リビングの物入れに向きそうな、おしゃれな編みかごなども同様です」。

お話をうかがったのは…

片づけアドバイザー
石阪京子さん

女性ならではの視点で不動産業を営むうち、新居が片づかず悩む人が多いことに気づく。顧客や友人宅の片づけに取り組み、独自のメソッドを確立。『一生リバウンドしない! 奇跡の3日片づけ』『二度と散らからない! 夢をかなえる7割収納』が人気。

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