華組 大岩三智子ブログ

大岩三智子

大岩三智子

医師・医学博士

和歌山在住。主人と無邪気な息子二人と「おもろい」毎日を過ごしています。地方暮らし、ワーキングマザーの等身大のおしゃれに、「クスッ」と笑えるエッセンスを添えてお届けできればと思っています。一緒に、エクラが提案する素敵な50代を目指していきましょう!

Instagram:bikatu_dr.micchan

安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ

映画『国宝』で描かれた「二人道成寺」。 そのモデルとなった実在の道成寺。 我が家の楽しみ方をつづってみました♫
ウェブエクラの読者の皆様こんにちは!

映画『国宝』はご覧になりましたか?

吉沢亮さん演じる主人公が成長過程で「二人道成寺」という歌舞伎舞踊を披露する重要なシーン
実はその舞台は和歌山県日高川町にある実在の「道成寺」の伝説がモデルになっています。
安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_1
その伝説は

平安時代、熊野詣の途中に立ち寄った修行僧・安珍(あんちん)に、
宿の娘である清姫(きよひめ)が一目ぼれ。

安珍は修行中の身であるため、また「会いに来るよ」と再会を約束したものの
修行を無駄にしたくないと逃げ去る。

嘘に気づいた清姫は怒りと悲しみの情念を燃やし、日高川を渡って大蛇へと姿を変えながら安珍を追いかける!

これだけでもかなりハラハラするストーリーなのに、さらにクライマックスに向かいます(笑)

道成寺に逃げ込んだ安珍は、
「女が蛇になるかよ」と半信半疑で笑う僧侶たちを説得し、なんとか釣り鐘の中に隠れさせてもらう。

大蛇となった清姫は、その鐘に巻きつき、その怨念の炎で鐘ごと安珍を焼き殺してしまう。

現代風に言えば
「純愛からのストーカー殺人事件」

この道成寺の一番の楽しみは、このストーリーを絵巻物を使って住職の方が熱く語ってくださることなんです。

予約などは必要なく随時開催してくださいます。
安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_2
一年間に2000回も説法しているそう!手慣れた絵巻物さばきと語り口はとってもたのしい!!
安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_3
クライマックスシーン。「女って怖い」っていう主人。「安珍のおもわせぶりが悪い」という私。いろんな感じ方ができるお話です。
さあ、道成寺の楽しさはこれだけではありません。

安珍と釣り鐘を埋めたとされる「安珍塚」には
怨念がこもっているように、ねじれて育つ杉の大木が生えていたり
安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_4
何匹もの蛇が絡み合ったような杉の幹。伝説を知る前の子供たちも「これすごいな!」なんだか木から発せられる不思議なオーラを気付いたようでした。
事件のあと成仏したと思われていたのに

およそ400年後、お寺に新たに鐘が奉納された際に
どこからともなく白拍子(清姫の怨霊という説も)が現れ、舞を踊ると
再び鐘が落ち、
周辺住民は「清姫様の呪いだ!!」と大騒ぎに

それから二度と吊り上げられることのなかった鐘の跡。

さらには、戦国時代、紀伊国一帯にいた武装集団である雑賀衆が、豊臣秀吉方と対立し
戦の末にその鐘は戦利品として京都に持ち出されてしまい、現在は京都のお寺にあるそうです。

  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_5-1

    安珍と釣り鐘が埋められている塚

  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_5-2

    まさか二代目の釣り鐘も落ちるなんて。こわやこわや。

事件のあと成仏したと思われていたのに

およそ400年後、お寺に新たに鐘が奉納された際に
どこからともなく白子囃子が現れ、「踊らせてほしい」と舞を踊っていると
再び鐘が落ち、
周辺住民は「清姫様の呪いだ!!」と大騒ぎになったとされ、二度と吊り上げられることのなかった鐘の跡。

さらには、戦国時代、紀伊国一帯にいた武装集団である雑賀衆が、豊臣秀吉方と対立し
戦の末にその鐘は戦利品として京都に持ち出されてしまい、現在も京都のお寺にあるそうです。

  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_6-1

    歌舞伎の大道具など

  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_6-2

    能楽の「道成寺」

  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_6-3

    「道成寺」を題材にした演目の衣装や、お写真、奉納されたお宝がたくさん。

「嘘」か「誠」か。信じがたい部分もあるけれど、史実にも沿っている部分もあって

「都市伝説」みたいでワクワクしてしまいます!
そして道成寺訪問の二つめの楽しみは
参道にある「つりがね饅頭」を味わうこと

作りたてはほわほわに柔らかくて優しい甘さのカステラ生地に
黒こげになってしまった安珍を暗示しているような『黒「あん」』が入っています

これもなんともシュールですよね!!

安珍を思うと、、、な大人とは対照的に
子ども達はバクバク!!
  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_7-1

    目の前の機械で焼いています

  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_7-2

    花より団子🤍

  • 安珍・清姫伝説の舞台「道成寺」へおでかけ_1_7-3

    パッケージも素敵

こんな大人も子供も楽しめる「道成寺」は
和歌山市内から車で約40分。

少し足を伸ばすだけで、伝説、芸能、歴史、そして甘いお楽しみまで味わえる道成寺。

映画『国宝』を観たあとに訪れる方も増えたとか!?

お近くにおいでの際、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
Follow Us

What's New

Feature
Ranking
Follow Us