ワンピース感覚で装える色無地。お気に入りの帯とひとひねり効いた小物を合わせて展覧会に
松本孝美さん(モデル)
ぱっと明るい緑の装いがひときわ目をひく松本さん。「帯が好きなんです。今日の帯は細かい桐の葉柄ですが、手のこんだヨーロッパのボタニカル柄の刺繡に通じる美しさを感じます。きものは、言うなれば緑のワンピース。大好きな帯を引き立たせてくれ、顔映りもいい、そんな美しい色無地に惹かれます」。きものの楽しみを実感したのは40代になってから。以来、展覧会や観劇などの日に着るのだそう。「体や顔のラインの様子が変わり、洋服がなんとなく似合わなくなって。きものがいろいろ解決してくれました」。ポンポンつきの2トーンストールは松野コウタさんのブランドで。ナンタケットバスケットとの合わせも小粋。