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きちんと知って、想像することが大切!今こそ改めて考えたい、自分なりの防災対策

考えれば考えるほど防災対策は人それぞれ。しかし、災害発生後になるべく早く日常を取り戻すという目標は皆同じ。対策を考える指針を、防災指導の専門家・三平洵さんに教わった。

【“自助”を基本に72時間+α(プラスアルファ)を生きぬく!】

"自助"を基本に72時間+αを生きぬく
被災地への生活支援が本格化するのが72時間後。精神的ストレスの大きい避難生活で、ふだんの体調をいかに維持するかが大切となる。

ケガなく、健康体で日常を取り戻す心構えを

毎年防災の日が近づくと、「対策できてないかも……」とちょっと反省。そして、徐々にそれを忘れる。そんな繰り返しにさよならしたい人は多いはず。「防災を考えるうえで大事なのは、災害が起きたあとに“もとの生活に戻る”ということ。それを想像するのが日本人は苦手なのかもしれません」と話すのは、防災指導の専門家・三平洵さん。

「自然災害で死ぬも生きるも運命だ、というような『諦観』。自然には逆らえないという『順応』。起きたら起きたでなんとかなるだろうという『楽観』。被災したら行政が助けてくれるはずだという『依存』。けっこう思い当たるところがあるのではないでしょうか」

確かに。それにやることが多そうで、何から始めていいのかわからない。
「まず、防災は自分で自分を助ける、“自助”に始まることを認識しましょう。では、なぜ自助が必要か? それは、災害発生後の体調悪化や“災害関連死”を防ぐため。それによって医療機関の負担を減らすことにもなります」

先の熊本地震でも、避難生活中の死者数は、地震による直接の死亡者数の4倍近くにおよんだ。脱水症状やエコノミー症候群などが遠因となって、重篤な疾患につながるのだそう。
「仮に都心で直下型地震が起きたとしても、大多数の人は生き残ります。ただ、地震発生後の72時間は行政や医療機関は捜索や人命救助などで手いっぱい。ライフラインが復旧しない状況では平時のような手厚い対応は望めません。ですから避難生活において、一人ひとりが自身の健康を維持管理することが大切なのです。ふだんから夏バテしたり、風邪にかかりやすい人は要注意です」
教えてくれたのは…
一般社団法人地域防災支援協会代表理事 三平 洵さん

一般社団法人地域防災支援協会代表理事 三平 洵さん

イオタ代表取締役。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士修了。東京都総務局総合防災部主催の講習会で講師を務めるほか、企業・地域行政向けの防災指導、ソリューション事業を行う。『シニアのための防災手帖』を監修。

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