<“前髪”で印象チェンジ2>自然な“Wバング”でふんわり髪に!

「前髪のぺったり感」を解消する“Wバング”の作り方をPearLのCHIEさんがレクチャー。内側に短い前髪を仕込むだけで、自然な押し上げ効果を発揮して、ふんわりした印象に!
担当したのは…
PearL(パール) CHIEさん

PearL(パール) CHIEさん

「前髪のつくり方ひとつで印象をガラリと変えられる」
ちえ●同性ならではの鋭い視点と確実な理論で、女性の美しさを引き出すカット技術に定評が! 前髪の似合わせも得意で、以前のヘアBOOKでも前髪をカットするヘアチェン技を披露。

【PearL】
東京都渋谷区恵比寿西1の32の3 トラッドゴード代官山C
☎03・6455・3038
http://www.pearl-salon.com/
㊡水曜、第1・3火曜

仕込んでいることさえわからない!自然なW(ダブル)バングでふんわり髪に

自然なWバングのふんわり前髪
前髪の内外に段差をつくり、短い前髪が長い前髪を自然に押し上げる効果を利用したボリュームアップなW(ダブル)バング。内側が短いぶん、ブローで前髪に自然なカールをつくりやすく、横から見たときも立体的に見えるのがポイント。仕込んでいることがわからない、一見すると“おろし前髪”。段差のおかげでトレンドの“透け感”まで楽しめる、いいことずくめのフォルム!【担当/CHIEさん モデル/石田尚美さん(46歳・主婦)】
ニット¥17,000/トラデュイール ピアス¥84,000/トーカティブ 表参道(トーカティブ) ネックレス¥37,000/プリマクレール・アタッシュプレス(アナプノエ)

ボリュームUPポイント

WバングのボリュームUPポイント
内側に短い毛があることで、表面の長め前髪がくるっと巻き込みやすくなり自然なカールが。

Side

自然なWバングの前髪のサイド

Back

自然なWバングの前髪のバック

【Before】

CHIE’s Advice

内側に短い前髪をつくると、自然な押し上げ効果が!

カット前のBeforeスタイル

うねりが出てきたのと、重さのある長め前髪なので、ボリュームを出しにくくなってきたと実感。気になる生えぎわもカバーしたい。

【サロンでカット】

1.立体感のカギ! 前髪の内側だけを短くカット

立体感のカギになる前髪の内側だけを短くカット
カットする前に、前髪を上下2段にブロッキングする。内側の前髪は黒目と黒目の間の狭い範囲だけを分けとり、眉上ぎりぎりの長さにハサミでカット。斜めに刃を入れ、毛先がぱっつんにならないように。内側で隠れてしまう部分とはいえ、幅広い分量を短くすると前髪全体が少なく見えてしまうので要注意。

2.外側の仕上がりは内側より+5mmがベスト

外側の仕上がりは内側より+5㎜になるようにカット
ブロッキングをはずしたらコームで前髪をとかし、1.でカットした内側と表面の前髪をMIXする。内側の短い前髪よりも約1cmほど長くなるように、表面の前髪をカット。長さを整えたら、ぱっつん前髪になりすぎないよう、ハサミを斜めに入れて毛先をぼかす。最終的に内外で5mmほどの段差ができるように。

【自宅でスタイリング】

1.生えグセ厳禁。ぬらしてからブローを!

生えグセ修正のため、ぬらしてからブローをする手間を惜しまない
上下段の前髪がきちんと重なってこそ、ボリュームアップ効果をねらえるW(ダブル)バング。毎朝のスタイリングでは、必ず前髪の生えぎわや根元部分をぬらしてからブローを始めて。乾いた状態でブローしても、一度ついてしまった髪のクセはとれないので、この手間を惜しまないのが、セルフスタイリング成功のコツ!

2.ロールブラシで立体感をしっかり出して

ロールブラシで立体感をしっかり出す
前髪をぬらしたら、上下段の前髪をすべてMIXしてロールブラシで引っぱりながらブローする。髪にテンションをかけることで、生えグセがのびやすくなり、毛束が重なるタイプのW(ダブル)バングの効果を最大限に引き出しやすくなる。また、根元がふんわりと立ち上がり、前髪がぺったりと見えるのも予防してくれる。

《NG》

スタイリング時に生えグセを直すブローをしないとぺったり前髪になってしまう
せっかくW(ダブル)バングにカットしても、朝のスタイリング時に生えグセを直すブローをしないと、ぺったり前髪は回避できないので注意して!

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