数値で見る「不動産の現状」とは【どうする?親の“負”動産】

「ひとり親が住むには広すぎる家を処分したいけれど売れない」「相続した実家が買い手も借り手もつかず、空き家状態に」「親が所有するリゾートマンション、長らく使っていないのに固定資産税や管理費を年間何十万円も払い続けている」。エクラ世代を悩ませる親の家、それはもう“資産価値ある不動産”ではなく、お荷物にしかならない負の資産=“負動産”! まずは日本の不動産の現状を数値データでご紹介。

“所有者不明の土地”は、九州の面積以上!

(国土交通省「平成28年度地籍調査」を活用した推計より)

世帯総数は3年後をピークに、2040年までに343万世帯減少⁉

(国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(2018年全国推計)」より)

空き家は過去最高の約7軒に1軒。2033年には、約4軒に1軒に⁉

(総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」/野村総合研究所「総住宅数・空き家数・空き家率の実績と予測」より)

総住宅数は5年間で179万戸増加

(5年間は’13年〜’18年をさす。総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」より)

エクラ世代を悩ませる親の家
エクラ10月号では、親からの負の遺産ともなりかねない不動産問題について特集。“負”動産にしないために今からやっておきたいこと、“負”動産になる危険性が高い物件などを読みやすく紹介しています。
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