いつも元気いっぱいで、お会いするたびに心地よい刺激を与えてくれる大草さん。じつはスタッフUも大ファンです! お打合せをするたびに、いつも出し惜しみなくご自分の“もちネタ”を披露してくださる。(お笑いではなくて、おしゃれのネタです! あ、でもエネルギーいっぱいのお打合せの中では、もちろん笑いも起きています!) 今持てるご自分の情報をみんなのために役立てようと、どんどん差し出してくれる・・そんなイメージがあります。そのせいか、エクラでも読者に「大草さんに聞きたいことをどうぞ」とアンケートを取ると、いつもたくさんの返答が寄せられます。皆さん、「大草さんに聞きたい!」「頼りたい!」という心理になることがよくあるのですね。
エクラでよく大草さんの特集を担当してくださるライターのYさん(実は大草さんの大学時代のご友人でもあります)の名言に、「なんちゃん(大草さんのこと)はいつも〝民(たみ)のため″に奔走してくれている」と。民(たみ)というと大げさかもしれませんが、出来る限り多くの方に、迷える方のために。役立つ情報を幅広く”抜群の言葉で“届けてくれる力は、本当にすごいのです。
そんな大草さんの最新刊は、これまでのおしゃれアイデアがメインの本とは立ち位置がまた別のもの! 今回は「初の生き方本」というキャッチフレーズが。画期的です。
人生について「女性たちの可能性の扉をもっと開けたら」という事が命題になっています。とはいえ中身は堅いものでは決してなく、もしかしたら初めて公の場では語られているかもしれない、大草さんご自身のこれまでの人生のお話を軸に展開されます。小学生のころのエピソードから、ごく最近のご家族のお話まで。お仕事とどんなふうに付き合ってきたか。どんな情熱に動かされて人生を歩んでいらっしゃったのか。
ひいては、私たちがどんな風に考えたら(考え方の訓練をしたら)もっとラクに楽しく生きられるか。それらが間接的にそして直接的に、読むそばからどんどん胸に響いてきます。こんな本を待ってました! というファンも多いのではないでしょうか。
ぜひ、一読いただければと思います。
お会いしてお話を聞くたび、思わず「メモ!メモ!」と筆を動かす私。いつも、そのまま特集のタイトルや見出しに使えそうなハッとする言葉を残していってくださる大草さん。この本の中にもさらに、しっかり胸に刻まれる言葉がたくさん、ありました。
好きなものを大事にする勇気。変わることを恐れない勇気。自分もラクになれる、もっと生き生きと人生を送れる。そのための”掛け声“をこの本を読んで、しっかり胸に入れちゃいましょう!
『飽きる勇気』好きな2割にフォーカスする生き方 講談社・刊 ¥1,300(税抜)