大人に必要なのは自分を飽きさせないジュエリー。伊藤美佐季が提案する攻めのジュエリー選びとは?

「大人に必要なのは違和感あるジュエリー選び」と語るジュエリーディレクターの伊藤美佐季さん。エクラ世代を新境地へと導く、その珠玉のセオリーを紐解く。シャネルの王道「カメリア コレクション」も、つけ方しだいで攻めの耳もとに!
カメリア コレクショ ン
単体では可憐さがきわだつ、カメリアの花モチーフも、つけ方しだいで強い印象に。上の2つは、両耳用のイヤリングで、あえてイヤカフのように耳のアウトラインに並べて。同モチーフのピアスとの3つの重ねづけで攻めの耳もとに!
すべて「カメリア コレクション」(PG ×D)〈上から〉イヤリング(両耳)¥731,500・ピアス(片耳)¥423,500(※11/1時点の価格)/シャネル ニット¥104,500・ニットスカーフ¥19,800/ブラミンク

50歳前後になると、「普通に美しいジュエリーのつけ方」は、ほとんどの人が経験済み。もし、あなたが現状にもの足りなさを感じているなら、それは、「おさまりのいいジュエリーコーディネート」に安住しすぎているからかも。

10年前に美しいと感じたつけ方が、今のあなたにとっての正解ではないのかもしれません。残念ながらこの年代になると、新たな刺激や初めての経験は、待っていても向こうからはきてくれません。だからこそ、自分の手で重い扉を開けていくことが大切。

その際、若いころよりマットになった肌やゆるみがちなシルエットも、前向きに肯定することが大切。そのうえで思いきった発想の転換を図ることで、未体験のワクワクや新たな風景が見えてくるのです。

予定調和に安住せず自らくずしていく、そんな気持ちでジュエリーをコーディネートしてみてください。きっと今までの美の基準が180度変わり、新境地に到達できるはずです。(伊藤美佐季)

  • 自分らしさと品格「50歳からの運命の腕時計」ときめく16ブランド

    自分らしさと品格「50歳からの運命の腕時計」ときめく16ブランド

    いつか、自分らしさを託せる運命の"相棒"に出会いたい。そんな"いつか"への憧れを頭の片隅で思い描き夢見ていた人は多いはず。50代のその腕には、今だからこそ似合う時計がある。特別なものへと一歩踏み出すときに背中を押してくれる齋藤薫さんの言葉とともに、新たなラグジュアリーの扉を開いて。

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