〈松井さん〉コート/マディソンブルー ニット・パンツ/バイネイヴ ポシェット・トロリー/ルイ・ヴィトン 靴/メゾン マルジェラ
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50代デイリーも旅行もリッチな気分!人気ブランドの「相棒バッグ8選」
ディナー用のドレスやヒール靴にメイク道具……必要なものをさっと入れて、軽やかに旅に出られたら……。そんな気分にフィットするブランドバッグを厳選。どんな旅先でも自信を与えてくれて、楽しいシーンに彩りを添えてくれるはず。
大学の同級生で、仕事でもプライベートでも大の仲よしであるおふたり。お互いの子供もだいぶ大きくなり、女同士の旅をまた楽しみたいと思っているところだそう。そんなおふたりが旅の往復に選んだのは、デザインのタイプがまったく異なるセットアップ。
スタイリスト・エディター 大草直子さん
エディター 松井陽子さん
個性がきわだちながら、どこか調和する装い
女友だちとアートをたずねる旅
「美術館に立ち寄ったり、ホテルにチェックインしたりするときの装いなので、きちんと感がありつつ気張りすぎないナイロンのブルゾンとスカートのセットアップを選びました。旅スタイルを考えるとき、私は常に行き先の景色になじむ、ということを大切にしています。景色は人がつくるので、自然とその一部になれるような装いを心がけますね」(大草さん)。
対する松井さんが重視するのは、旅での快適さ。
「旅を純粋に楽しみたいから、ストレスフリーな着心地のものがいい! ニットのセットアップは合わせに悩まないから、旅支度がぐっと簡単に。だらしなく見えないので、シルエットは最旬バランスのものを選ぶのがこだわりです」(松井さん)。
「黒のシアーなニットとジャカードスカートはどちらも透け感があってしわになりにくい、というのがポイント。私は旅先での非日常感もしっかり楽しみたいので、パールやベロアのバッグを合わせてドラマティックに仕上げます」。
ニット/プラダ スカート/ファビアナ・フィリッピ ネックレス/ガリャルダガランテ バッグ/ルレ・アッシュ 靴/エムエムシックス・メゾンマルジェラ
「ディナーの席では上半身の印象が大切。温かい雰囲気のカジュアルなレストランなら、華やかなパールボタンがポイントになったニットのオールインワンをチョイス。一枚で様になりつつ、リラクシーな気分で食事を楽しめます」。
オールインワン/マディソンブルー ピアス/母からの贈り物 バングル/エルメス バッグ/マイシンクス 靴/トッズ
スマートな旅支度のために仕分けやすいポーチは不可欠
〈大草さん〉「プライベート・スプーンズ・クラブのポーチは3サイズセット。戻ってからの片づけが簡単にすむように、洗濯するもの、クロゼットにしまうもの、と家の中の行き先別に仕分けて帰ります」。
〈松井さん〉「ベトナムみやげの刺繡入りポーチと、お風呂への往復などにそのまま持てるフェイラーのハンドルつきを愛用。荷物多め派なので整理はしっかりと」。
ステイ先を自分らしく快適な空間にするためのマストアイテム
〈大草さん〉「アロマオイルやお香など、1泊でも香りは必ず複数持っていきます。部屋の気になる匂いを消したり、気をリセットしたり」。
〈松井さん〉「家でも使っている富士屋ホテルオリジナルの香り(右から2番目)をいつも持参。スプレーすると、泊まる部屋が瞬時に自分の空間になりホッとします。旅先では心にゆとりが出るので、のんびり赤のネイルを塗ることも」。
旅の日数にかかわらず数種類ずつ持っていくのが共通点
〈大草さん〉「サングラスは形によってエレガント、モードなど女性像を変えられるので必ず複数持参。とにかく寒がりなのでエルメスの大判スカーフは必須」。
〈松井さん〉「顔の印象を簡単に変えられるサングラスはマスト。ノーメイクを隠すことも(笑)。エルメスのスカーフがあればシンプルなTシャツが様変わりするので、スタイリング小物として欠かせません」。
温泉とサウナを満喫し、おいしいものを食べるデトックス&リラックス旅。身支度はコンパクトに、が東原さん流。「基本、旅館にはなんでもそろっているので荷物は必要最小限。きれいめなニットセットアップを軸に、旅といってもふだんと変わらないテンションで。リラックスできるけれどカジュアルすぎないスタイルを心がけます」。
エディター 東原妙子さん
最小限の荷物で、身軽に出かける
1泊2日、温泉とサウナの旅
「1泊だけなので、ラクでしわも気にならないニット素材のセットアップを着回し。旅館の格に合わせ、足もとはスニーカーではなくショートブーツできれいめに」。
カーディガン・ニットスカート/アンクレイヴ ホワイト ポシェット/アンテプリマ バッグ/エルメス ストール/ジョシュア エリス 靴/ルタロン×東原妙子
「インナーで印象に変化をつけられるから、カーディガンは着回しに重宝。ニット素材のパンツを合わせたリラックススタイルで、サウナに立ち寄ります」。
カーディガン・ポシェット・バッグ・靴は1日目と同じボーダーニット/アンクレイヴ ホワイト パンツ/スローン×東原妙子×エクラプレミアム
ふだんどおりの化粧品でのんびりスキンケア
「化粧ポーチは1泊ならジップロック派。旅先で肌が揺らぐのはいやなので、ふだん使っている化粧品のミニサイズを持参。いつもは面倒な美顔器も旅先ではがんばります(笑)」
サウナグッズはシンプルなものを
「ミニマルなデザインとコンパクトにたためるところが気に入っているサウナハットは楽天、サウナに入っているときに脈拍を測ることができる便利な腕時計はAmazonで購入」
近場の1泊はふだん使いのバッグで
「結局使いやすいのは、ザクザク物が入るシンプルな大きめトート。途中荷物が増えるのでたためるエコバッグは必須」。トートバッグ/ア ヴァケーション エコバッグ/アンクレイヴ
湯沢やニセコ、白馬などへ1シーズンに5〜6回はスキーに行くというスタイリスト 斉藤くみさんさん。「優雅にリゾートホテルに泊まることもあれば、スキー合宿という感じで一日中滑りまくることも。私はとにかくギア好き。スキーは装備が大変なので、それ以外のものはできるだけ負荷がかからず、快適に過ごせるよう機能アイテムにはこだわります」。
スタイリスト 斉藤くみさん
最新のギアを駆使し、楽しく快適に
スキーがメインのアクティブ旅
「ホテル宿泊のときは全身アウトドアブランドではなく、“アクティブな雰囲気のデイリーアイテム”を組み合わせてほんのりきれいめに仕上げます」。
シャツアウター/ドリス ヴァン ノッテン スウェット/ブラミンク パンツ/クライマーズ クライマックス キャップ/パン ガイア サングラス/ボッテガ・ヴェネタ バッグ/パタゴニア 靴/ビルケンシュトック
「友人家族と現地集合解散でロッジ泊。そんな旅にはラクちんなニットセットアップと、抜群に暖かく軽いダウンで。アウトドアアイテムはどうしてもダークカラーが増えがちなので、インナーには積極的にきれい色を取り入れます」。
ダウン/パタゴニア カーディガン・パンツ/バイネイヴ靴/ブランドストーン スキー板/ヴェクターグライド
軽くて暖かい機能アイテムを味方に
「グレーのパタゴニア3点はスキーのインナーとしても、部屋着としても使えて便利! ダウンソックスは暖かくて手放せません」。
バラクラバ・トップス・パンツ/パタゴニア ダウンソックス/ザ・ノース・フェイス
便利ギアはシンプルデザインで
「マッサージ用のエクサガンハイパーは翌日に筋肉痛を残さないための大人の必需品(笑)。サプリメント『Gaah』を飲むと翌朝がぐっとラクに。バング&オルフセンのスピーカーやイエティのマグも必ず持参」
“小さくて暖かいもの”はかわいい色を
「style2のセットアップにおそろいのストールを巻けばおしゃれ度アップ。靴下は肌ざわりにこだわります」。
靴下(グリーン)/コンビニエンス ウェア・(グレー、ベージュ)/ブルーフォレ ストール/バイネイヴ
先日久々に仕事でパリを訪れたという伊藤さん。「旅先で、あれを持ってくればよかったと思うのがいやなので、基本的に荷物は多めのタイプ。とはいえもちろん限界があるので、万能な黒ドレスを軸にジュエリーや小物を多めに持っていくのが定番。スケジュールや気候、そのときの気分にフィットするおしゃれを楽しむようにしています」。
スタイリスト 伊藤美佐季さん
ジュエリーと小物で華やぎと遊び心を
パリに6泊8日のロケ出張
「合わせるジュエリーと小物しだいで、どんなシーンにも対応できる黒ドレスは旅のマストアイテム。ノースリーブならはおりも合わせやすい」。
ワンピース/メゾン マルジェラ
「大ぶりのパールネックレスを主役に薄いクラッチとミュールを合わせれば、気張りすぎないドレスアップスタイルが完成」。
ネックレス・リング/ソフィー ブハイ ピアス/ホアキン・ベラオ ジャケット/ザ フランキーショップ バッグ/セリーヌ 靴/フェンディ
「ジュエリーのターコイズブルーとグリーンのシャツでモダンなカジュアルに。靴とバッグは黒で統一感を」。
ピアス/サイモン アルカンタラ ネックレス/パリで購入 バングル/ハルポ シャツ/ザ フランキーショップ バッグ/ボッテガ・ヴェネタ 靴/エルメス
シックで辛口な黒ジュエリー
「カフェや美術館めぐりなど、出張の合間のプライベート時間に使うことが多い黒ジュエリー。質感ミックスがカギ」。バングル・リング/ボッテガ・ヴェネタ ピアス/セリーヌ
深みのある赤は大人の効かせ色
「旅先で自分のスタイルに飽きたときはジュエリーで色をプラスして気分を上げます。日本にいるときより少しだけ盛りぎみに」。バングル/セリーヌ ピアス/ボッテガ・ヴェネタ
通年で使う寒さ対策アイテム
「とにかく寒いのがいやなので、スカーフは必ず持ち歩きます。半袖ダウンはとても便利。コートの下に仕込むことも」。
ダウン/ヘルノ スカーフ(右)/ブラミンク・(左)/エルメス
ロエベのアマソナは私的・旅名品
「四角くて自立し、ファスナーが大きく開く。旅に使いやすい条件がそろったアマソナは3サイズ愛用。中央のボルドーは機内持ち込み用としても便利」。
バッグ/すべてロエベ
出張やプライベートで定期的に国内&海外旅行に出かけていた古牧さん。「今はまだ以前どおりというわけにはいかないけれど、久しぶりに南の島に行きたい気分。現地では思いきりおしゃれを楽しみたいので、ポップで軽やかなスタイリングを。自分がセレクトした好きなものだけだから、ミックスしても自然とうまくなじみます」。
スタイリスト 古牧ゆかりさん
旅はFUN! おしゃれも楽しまなくちゃ
石垣島に2泊3日の旅
「荷物はミニマル派。しわが気にならない素材のカラフル&ポップな柄で個性を表現」。
ガウン/ヌキテパ Tシャツ/プランシー パンツ・靴/イザベルマラン 帽子/パトゥ サングラス/セレクトショップで購入 バッグ/モロッコで購入
「シンプルな水着を楽しいTシャツとカラフルなサンダルでかわいくアレンジ。海にはこのまま入ります」。
Tシャツ/MARYIA(セレクトショップで購入) 水着/COS サングラス/セレクトショップで購入 靴/テバ
今のような寒い季節に南の島に向かうときも、アウターは同じ基準でチョイス。「40代後半くらいから柄ものばかり着るように。ファッションを楽しむ気持ちを表現したいですね」。
ガウンコート/ヌキテパ
ストールは常に2~3枚常備
「飛行機移動のときにはストールが欠かせません。寒いときに肩にはおったり、カゴの上に置いてかわいい目隠しにすることも」。ストール(右)/マリハ・(左)/インドで購入
バッグの中身もやはり楽しく!
「南の島にはHPフランスで買ったラフィアのトートバッグで行くことが多いです。ドゥロワーのパッキングポーチやノベルティのエコバッグで、バッグの中もカラフルに」
“浮かれた”デザインのバッグ
青いカゴバッグは古牧さん自身のブランド「cargo」のもの。「色や形が楽しいバッグがあれば、シンプルな服もたちまちハッピーな装いにシフト!」。グリーンバッグ/ヌキテパ
少数精鋭のお気に入りコスメ
「スキンケアにもなるサンスクリーンは、オーガニックフェスのポップアップで購入。家でも旅先でもお風呂にはしっかり入りたいので、バスソルトも必ず数種類持っていきます」
大人の旅をラグジュアリーに彩るトラベルグッズをピックアップ。ハイブランドならではの品格や贅をつくしたつくり、一流の遊び心を連れて、特別な旅へ出かけたい。
まるでアートのような美しい配色とパターン
大判のブランケットは車で移動する旅のときに。空間の雰囲気を一気に変える上品な華やかさが魅力。カシミヤがミックスされているのでしっとりとした肌ざわりで暖かい。
ブランケット「パッチワーク・サドル」(180×140)¥216,700/エルメスジャポン(エルメス)
遊び心あるアイテムこそブランドの格に頼るのが正解
ブラックのキャンバス地に、同じくブラックでさりげなくブランドロゴが。シックなので合わせる服を選ばず長く愛用できる。ユニセックスだからパートナーとシェアしても。
キャップ「PATCH CAP」¥52,800/ロエベ ジャパン クライアントサービス(ロエベ)
薄くて軽くて暖かい七分袖のショートダウン
極薄手で軽量の“ナイロンウルトラライト”を使用。柔らかいグースダウンとシルキーなナイロン素材による繊細な肌ざわりは、まさにやみつきになる着心地。小さくたためるので旅先での持ち歩きも苦にならない。ダウンブルゾン¥126,500/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ)
旅スタイルの主役にふさわしいケープ
しっとりとした肌ざわりのカシミヤシルク素材をたっぷりと使った、体を包み込むケープ。両サイドにはマルチカラーのストライプを配し、さらにネックラインとフロントは赤のパイピングがアクセント。
ケープ¥282,700/ロロ・ピアーナ ジャパン(ロロ・ピアーナ)
普遍的な魅力を放つ名品ポーチは使い勝手も抜群
〈右〉スタメンコスメを入れるのにちょうどいいサイズ。ポーチ「ポシェット・コスメティック」(12×19×6)¥70,400・〈左〉形がしっかりした便利なバニティタイプ。「ニース・ミニ」(13.5×20×12)¥143,000/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン)
旅先でも好きなブランドの香りに包まれて
美しいたたずまいの香りのアイテムが、旅をいっそう豊かなものにしてくれる。
〈右から〉キャンドル リッド¥25,300・キャンドル¥12,100・トラベルスプレー(リフィル2本セット)¥28,160(すべて予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)
リッチな旅を彷彿とさせるトラベルグッズ
セレブリティ御用達の老舗ブランドならではの、洗練された旅小物。豊富なアイテムバリエが光る。
〈上から〉ヴァニティケース「Muse」(16×20×14)¥220,000・ハンガー「Livree」(2本セット)¥41,800・水筒「Yonne PM」¥105,600/ゴヤール ジャパン(ゴヤール)
上質なレザーの美しさが光るミニポシェット
旅先でちょっとそこまで、というときに貴重品用の斜めがけバッグが便利。
〈右〉ポシェット「ジロ フォンケース」(18×10×5)¥88,000・〈左〉「タングル スモール」(19×14×5)¥137,500/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー)
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