アラフィーの“気にかかる”ことNo.1 なぜか心を占める「母」のこと

たくさん愛され心配もかけた母には、ぜひ幸せな老後を送ってほしい。そう願いつつ、一方で母から解放されたいというモヤモヤした気持ちも。eclat9月号では、これからの母との向き合い方を考えていきます。

Q 幸せかどうかが気にかかる身近な人は誰ですか?

A 1位 母 2位 両親 3位 子供

(チームJマダムと読者100人アンケートによる結果)

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「いつまでも元気でいてくれる気がするけれど」
ショッピングにグルメに観劇に。気が置けない母との外出は楽しいけれど、ふと気づくとささいな段差につまずいていたり、小走りについてこられなかったり。あれ、そんなトシ!?と思う瞬間。

ほかの人のように割り切れない それが娘と母との関係

「身近な人の中で、幸せに暮らしているかどうかが一番気になるのは誰?」。エクラ読者の1位は、「両親」「子供」を抑え、ズバリ「母」。
 最近は「毒母」などの言葉も流行(はや)っているが、エクラ世代の女性たちの、「母が気にかかる」というのは、毒母に困るというのではなく、“母にはいつも幸せでいてほしい”というプラス思考がほとんど。「母とは姉妹のように仲よし。これからもお出かけに誘いたい」(Kさん)、「母には感謝しかない。もし介護になったら実家に帰るつもり」(Fさん)など……。
 多くの人が少なからず母への感謝を口にし、いつまでも健康で幸せに暮らしてほしいと願っていた。
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「なんでも教えてくれた母もやっぱり、無理なんだな」
スマホで写真が撮れない、地図アプリの使い方がわからないと、すぐに私を呼び出す母。何度説明しても理解できないなら、なんでスマホ買ったの?とちょっとイラッ。昔は勉強でも料理でも、なんでも教えてくれたのに……。
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「やっぱり毎日笑顔でいてほしいのは、私の母」
"母のうれしそうな顔を見ると私もうれしい。母には幸せな老後を送ってほしいと思う。私もできるだけ協力するから"。それはエクラ世代の共通する願い。
 一方で、子供のころの母娘関係を問うと、「母からの期待が大きすぎて息が詰まった」(Fさん)や「すべて否定されて育った」(Tさん)など、心の奥に何やらモヤモヤも。そして、「今は離れて暮らしていい関係だけれど、いざ介護が始まり密接な関係に戻ったらどうなるか」(Wさん)と、これからの母娘関係に漠然とした不安を覚えるという声もやはり聞かれた。
 なぜ母のことになると、割り切れない思いがつきまとうのか? その理由がわかれば気持ちの整理もつき、母との向き合い方が見えてきそう。eclat9月号では、母娘関係に詳しい専門家が私たちの“母娘関係”を紐解くアドバイスをご紹介。

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