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50歳を過ぎたら「角質美容」!冴えない肌も“ひと皮剥けた”美肌に変身
「奮発して手に入れたコスメを使っているのに、“効き”が悪い気がする」「念入りにお手入れをしていても、なんだか肌が冴えない」……。それは、たまった角質が肌のきれいになる力をじゃましている可能性大! 大人肌にこそ必要な角質美容で“ツラの皮”を今すぐオフ!
「白」の服を纏うなら、生命力を感じられる血色ニュアンスメイクを【大人美が目覚めるとき vol.12】

松本千登世(Chitose Matsumoto)
IIROTのベージュのジャンプスーツを購入。削ぎ落としたミニマムな形もメンズライクな張りのある素材も気分にフィット。ひと粒ダイヤのピアスだけで潔く着こなしてみたい。
「白の服」を堂々と着る大人は、ずっと印象が老けない

ファンデーションのカラーチャートが全体的に一段階上がっている!? ある化粧品会社のかたに、そんな話を聞き、驚きました。若い世代は、親のすすめや時代のムードもあって、物心ついたころから日焼け止めを欠かさず、早い段階で美白ケアを始めているから。一方、大人世代も、美容の進化に助けられながら、時間をかけ、地道にUVケアや美白ケアを積み重ねてきたから。加えて、ポジティブにとらえるなら、コロナ禍を経て、家にいる時間が増えたことも、理由のひとつなのかもしれません。その結果、私たちの肌が明るくなって、求められるファンデーションの色が実際に変化してきたというのです。日々、鏡の中の自分を見ては、冴えない、映えないとため息をついてきたけれど、この話を聞いて、もしかしたら、私の肌も明るくなっているのかもしれないと、ほんの少しだけ解き放たれて、気持ちが軽くなりました。
知らず知らずのうちに、白の服が遠ざかっていくように感じていたのは、きっと私だけではないと思います。白というピュアでクリーンな色が、肌の暗さや凹凸(おうとつ)の影とコントラストをなし、悪目立ちさせるような気がして。肌だけでなく、白目も歯も、顔の中の白が失われることで、服の白に負けてしまうような気がして。でも、でも……、今こそ、明るくなった肌にもっと自信をもって、シャツを中心に引き続きトレンドの白に挑戦したい。時間をかけて自らつくり上げてきたこの肌で、白を堂々と楽しみたいと思うのです。
そこで大人が選びたいのは、白の眩(まばゆ)さと肌の輝きをつなぐ、"血色ワントーン"メイク。色やきらめきだけが主張しすぎることなく、それでいて、目元から頰にかけて内側からあふれるような血色を宿す絶妙カラーを選びたいと思います。ふと目を伏せた瞬間に漂う、生命感。ふと笑みを浮かべた瞬間に漂う、透明感。それ以外は肌も唇も、できるだけミニマムに仕上げれば、全体のトーンがそろい、存在ごと軽やかになって、気負いのない白がかなうはずだから。
以前、年上の女性にこういわれたことがあります。「白の服を着続けて、自分に似合わせる工夫をすることが大事なのよ。すると、着るたび、肌も心も、自分の中の『白』が磨かれるから」。白の服を堂々と着る人が老けない理由が、ようやくわかった気がします。
生命感と透明感を宿す絶妙なカラーオンカラー

白の服を纏うと決めたら、色がもつ絶対的なパワーと自分の生命力を溶け合わせるように、奥の奥からあふれるような血色ニュアンスを演出したい。例えば、まぶたの赤を繊細なグラデーションで楽しんでみる、目もとと頰を赤のバリエーションでつないでみる、陰影と血色をミルフィーユのように重ねることで奥行きを表現してみる……。透け感があるカラーは重ねてもにごらず、洗練された“血色ワントーン”メイクがかなう。
ITEM LIST
〈右から時計回りに〉チークやハイライトのように頰やこめかみに使ったり、目もとに温かみのあるグラデーションをつくったりと自由自在。絶妙なレッドシェードは、大人向き。レ キャトル オンブル ユー エ ジュ 958 ¥12,100/シャネル 溶け込むような独特の色づきと透け感で頰を染めて、素肌の美しさをより強調。あえて2色、3色と重ねて、洗練された仕上がりを楽しみたい。RMK ピュア コンプレクション ブラッシュ(右から)10、04、02 各¥3,630/RMK Di vision 骨格をきわだたせる赤みを潜ませた影色と透け感と立体感を演出するツヤをたたえた、 2色セットのチークカラー。ルナソル カラーリンググレイズ EX08 ¥6,820/カネボウ化粧品
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