大曲の花火。地元の夏の風物詩。

すっかり有名になった、秋田県大仙市、大曲の花火競技大会。今年もBSで放送されました。
1910(明治43)年から100年以上続く、大曲の花火。競技会となってからは、今年は第95回。
8月26日に無事開催され、雄物川河川敷の花火公園に、県内外から28社が集まり、1万8千発の花火が打ち上げられました。
花火パンフレット
地元新聞社から毎年発行される、パンフレット兼プログラム
昼花火・芯入割物・自由玉、音楽に合わせてあげる創造花火の、4部門それぞれの頂点を目指して競われます。
デザイン、色彩、創造性、音楽に合っているかなどが、審査項目だそうで、内閣総理大臣賞も授与される、日本最高峰の権威ある大会なのです。
花火ポストカード
過去花火のポストカード
今年は4年ぶりに制限なしの通常開催。およそ9万席の観覧席は完売。
適度な風があり、煙が流れていくので花火の邪魔をせず、絶好のコンディションと言えたと思います。

会場での写真は、花火実行委員であるお友だちが撮ってくれました。
大会提供花火という、2000発が連続で打ち上げられる、観客の皆さんが楽しみにしているものです。
今年のテーマは「平和」
組曲「展覧会の絵」にのせて、美しい花火が上がりました。
花火カラフル
花火赤
目に飛び込んでくる極彩色。
リチウムやストロンチウム、銅などが、炎色反応でこんなに鮮やかな色を作り出し、マグネシウムの反応でより明るさが増します。
花火柳
花火白
まさに夜空に咲く花。
様々な色と形、打ち上げ会場いっぱいに広がる壮大な花火に感動です。
会場中至るところから「おぉ〜!」と、ひっきりなしに歓声が聞こえたことでしょう。

私は会場へは行けなかったので、介護中の91歳の母を車椅子に乗せ、自宅から100メートルほどの川原の土手で観覧。見晴らしよく、川面に花火が反射し、手前には電車が行き交い、花火と電車のコラボも楽しめて、いつもたくさんの人が見物に集まる穴場なのです。
そこでの写真もいくつか↓
割物花火
大会提供花火
制限のない夏。
やっといつも通りの夏が戻ってきました。
自宅前の道路は夜中の12時近くまで、帰りの車が並び混雑します。
そんな景色もまた、いつも通りで嬉しく思います。
来年も、何事もなくこの花火大会が開催されますように。
ねね子

ねね子

秋田県在住。パートナー経営の地域密着型飲食店をお手伝い。映画大好き。猫がいれば幸せ。読書、スキンケア、天然石、イヤーカフにイヤリング、その他好きなものをあれこれ発信したいです。

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