昨年末のブログで図書館通いを綴りまして、
今回は私の青春、集英社コバルト文庫。
最初に買ったのは小学校6年の時でした。
「コバルト四天王」といわれた作家さん4人のうち、
もちろん氷室冴子さん、田中雅美さんのも読みました。
でも特に好きだったのは久美沙織さんと正本ノンさん。
久美作品では「丘の家のミッキー」シリーズ、通称「おかみき」が大ヒット。
ミッション系お嬢様校生活を楽しむ主人公が転校を余儀なくされ、
そこから始まる恋あり、ヨットあり、ついでに香道も出てくるお話。
素敵なお姉さまのいる女子校は、共学校の私たちには憧れでした。
真面目な文章と、はっちゃけた文章のギャップが楽しい。
今も心に残る前者も多々あれど、後者が断然おもしろい!