私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」

念願かなって太陽の塔へ。重要文化財に指定された素晴らしい芸術と展示に感動!
55年前に「人類の進歩と調和」をテーマに開催された大阪万博 EXPO'70。そのシンボルとして岡本太郎氏が手がけた「太陽の塔」は、今もなお圧倒的な存在感で立ち続けています。

存在は知っていながらも、内部が公開されているとは知らずにいた私。ところが昨年の春、主人と子供たちが太陽の塔を訪れ、「感動した!」と口を揃えて話してくれたのをきっかけに、私もぜひ一度、自分の目で見てみたいと強く思うようになりました。

今回、大阪・関西万博を訪れた翌日、伊丹空港へ向かう前の時間を使って、ようやくその願いが叶いました。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_1
偉大な芸術家の岡本太郎さんデザインの「太陽の塔」。

正面の顔は現在を表す「太陽の顔」、
背面が過去を表す「黒い太陽」、
そして、頂にあるのが未来を表す「黄金の顔」とのことです。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_2
高さはなんと70M!
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_3
背面の「黒い太陽」
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_4
「黄金の太陽」
万博開催当時、この太陽の塔は地下の展示から大屋根の空中展示をつなぐ役割を果たしていたそうです。

現在は緑の芝生の中にぽつんとたたずむこの塔が、万博開催当時は大屋根を突き破るように建てられていた様子は写真でしか見たことがないのですが、出来ることならタイムスリップして当時の万博を見たかったな~
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_5
まず独特のデザインと大きさに圧倒されますが、万博終了後、約50年近く閉ざされていた塔の中がリニューアルされた展示は圧巻!
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_6
入口には設計段階の太陽の塔のスケッチなどが展示されています。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_7
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_8
ラフなイメージ画
地下の展示には万博終了後から行方不明になっている第4の顔《地底の太陽》が復元されています。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_9
プロジェクションマッピングで様々な顔を見せてくれます。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_10
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_11
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_12
地下の展示から生命の樹をたどって塔の上まで螺旋階段を上っていきます。
ここからは、撮影できるのは専用の「スマホ用ケース」をレンタルした人だけになります。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_13
アメーバから人類に至るまでの生命の進化があらわされています。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_14
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_15
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_16
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_17
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_18
生命の樹の全体像
階段を上り切って到達するのは「太陽の空間」
左右の腕の高さになります。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_19
右腕内部にはかつては大屋根に繋がるエスカレーターがあったそう。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_20
腕の内部の照明の色は時間で変化していてなんとも幻想的な空間でした。
気付いたらビル11階?ほどの高さを上っていました。
下りは普通の階段を下りるのですが、建築のエピソードなどの展示があります。
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_21
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_22
アラフィー世代にとって「芸術は爆発だ!」という岡本太郎さんのCMは記憶に鮮明にありませんか?
私と同い年のEXPO70 「太陽の塔」_1_23
今から55年前に作られたこの巨大な彫刻に当時の日本のパワーを感じずにはいられません。

すでに永久保存が決まっていますが、この度この「太陽の塔」が重要文化財に認定されたとのことです。

大阪・関西万博を訪れた際にはぜひ、万博記念公園も訪れて太陽の塔と内部の展示を見ていただけたらと思います。
太陽の塔への入館は、前日までの事前予約制(先着順)です。
Follow Us
ゆー

ゆー

千葉県在住の会社員で主人と小学生の子供2人の4人家族です。慌ただしい日々の中でも、大好きな衣・食・住と旅を楽しんで心豊かに過ごし、発信したいと思います。

Instagram:yu_lesquatrechemins

Instagram:yu_coordination

What's New

Feature
Ranking
Follow Us