岩手から秋田 ②🍁角館、武家屋敷通り近くの美術館

秋田角館・武家屋敷通りの向こうにあるレトロモダンな建物、平福記念美術館。秋田蘭画や大作を堪能。
岩手・毛越寺から地元秋田へ戻り、夜は東京&岩手のお仲間と私、4人で乾杯。
またまた写真を撮り忘れる💦💦

2件目の、お友だちのお店で乾杯だけ動画を撮っていたので、そこから切り取ってみました🥂
大曲ハリーで乾杯
2人はマルガリータ、ノンアルコールな私ともう1人はジュース&トニックウォーターで🥂
翌日は、角館・武家屋敷通りの向こうにある
平福記念美術館へ。

この日も前日と同じく快晴、気温も高くとても気持ちのいい日でした。
私はこんな感じの軽装。
夕方、少し風が出てきたら、ダウンベストを羽織れるように持ち歩きました。
角館観光の私のファッション
さて、平福記念美術館は、角館出身の近代日本画の巨匠
平福穂庵(ひらふくすいあん)、百穂(ひゃくすい)の父子に由来しています。

平福百穂、ご存知ですか?
父である穂庵から才能を受け継ぎ、穂庵の死後、13〜14歳の頃から本格的に絵を学びはじめ、のちに歌人としても活動した人。
百穂の代表作は「荒磯(ありそ)」「寒竹 歌集」など。
文庫本の老舗・岩波文庫のカバーを外した中の表紙に描かれた唐草模様と、裏にある壺のロゴも、百穂のデザインなんですよ。

武家屋敷通り外れのイチョウの木
鮮やかな黄色に色づいたイチョウの木
黄色く色づいた立派なイチョウの木の角を曲がると、木々に囲まれた美術館が見えてきます。

入口に足を踏み入れると、そこはまるで森の中。異空間が広がります。
平福記念美術館①
平福記念美術館②
広々とした庭園、青い空に三角の屋根が伸びて、回廊に囲まれたコンコースには日差しが躍り……あまりにも素敵で、わぁっ!と声が出ました。

存在は知っていても、近いからいつでも行けると思ってなかなか行かなかったところ。なぜ今まで来なかったのかと後悔しきり。
それほど美しい建物でした。
平福記念美術館③
平福記念美術館④
百穂は、小さい頃から秋田蘭画を見て育ったそうです。
秋田蘭画とは、西洋画の手法と純日本的な画材で極端な遠近法を用いた、和洋折衷絵画のことで、平賀源内から洋風画の手ほどきを受けた秋田藩士の小田野直武が一派を成したそうです。
直武は、「解体新書」の挿し絵を描いたことで知られていますね。
秋田蘭画の作品では
「東叡山不忍池」
が有名です。
気になる方は検索してみてくださいね🔍️
平福記念美術館のピアノ
受け付けを通ってすぐのロビーには、小さな可愛らしいイラストが壁に並び、桜皮細工(かばざいく、桜の皮を使用)を施したピアノが置かれています。
平福記念美術館の廊下
平福記念美術館の廊下の絵画
廊下に展示されている絵画
廊下にも、ズラリと絵画が並んでいます。

常設の特別展示室には、小田野直武、平福父子の作品が。

企画展室にも名だたる画家たちの作品が展示されています。
平福記念美術館の企画展
加山又造氏、千住博氏の絵画
向かって右は千住博氏の作品。左は加山又造氏の作品。
平福記念美術館の郷土作家たちの絵画
力強い動物の絵
平福穂庵・百穂をはじめとする「郷土作家が描くいきものたち」という企画展の展示もあります。

↑↑赤い背景がひときわ目をひく牛の絵は
「モチモチの木」などの挿し絵で知られる
滝平二郎氏の作品。
平福記念美術館の絵はがき
百穂の絵ハガキなど、販売があります。
映画のお仲間たち、色々迷ってたくさん買って帰りましたよ😊

今回の観光ブログ、次回が最後。
最終回は秋田の郷土料理のランチです🍴
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ねね子

ねね子

秋田県在住。パートナー経営の地域密着型飲食店をお手伝い。映画大好き。猫がいれば幸せ。読書、スキンケア、天然石、イヤーカフにイヤリング、その他好きなものをあれこれ発信したいです。

Instagram:kate.wate.movies

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