岩手から秋田 ③🍁美術館レストラン百穂苑

ペルシャ絨毯やガレのランプなど見事な美術品に囲まれて、秋田の郷土料理を。解体新書の初版があるレストラン。
ランチは平福記念美術館のすぐ隣、百穂苑(ひゃくすいえん)で秋田の伝承・郷土料理を。

百穂苑は、秋田の阿仁という地域から、口伝400年というマタギの頭領の家を解体して移動し、そのままの姿に復元された建物なのです。
百穂苑玄関
マタギの頭領の家を移築した百穂苑。外観も中も重厚感たっぷり!
岩手から秋田 ③🍁美術館レストラン百穂苑_1_2
百穂苑の高い天井
高い天井と、その下には貴重な展示物が。
美術館レストランというだけあって、店内には豪華な美術品がたくさん!

百穂苑の女将さんは、イラン出身🇮🇷
1番に目をひく数々のペルシャ絨毯について、説明をしてくれたりします。

額縁に入ったペルシャ絨毯はまるで絵画のようで、その美しさにうっとり。
岩手から秋田 ③🍁美術館レストラン百穂苑_1_4
岩手から秋田 ③🍁美術館レストラン百穂苑_1_5
ファベルジェのイースターエッグが鏡前に並んでいて
「あれは本物かしら?だったらすごいよねぇ〜。」
とか
「エミール・ガレのランプもきっと本物だよね。すご~い!」
など、ため息つきながら見てきました。
百穂苑のタペストリーとガレのランプ
見事な織物とエミール・ガレのランプが調和して、異国情緒たっぷり。
日本家屋に、ペルシャ絨毯やフランスのガラス工芸美術品や、ロシアの豪華な装飾卵など、それぞれ異なる国のものなのに全てが調和して、ファンタスティックな空間。

これだけの美術品に囲まれて食事をすることって、なかなかないですよね。
貴重な体験✨️
百穂苑の鏡の前の装飾品
数々の装飾品の中にはファベルジェエッグらしきものが!
2階は資料館になっていて、杉田玄白が著し、角館出身の小田野直武が挿し絵を描いた、
「解体新書」
の初版が展示されているのです!
なぜここに?と思うのですが、百穂苑の旦那さんの先祖が、解体新書が書かれた当時、町医者をしていたからだとか。
2部あったうちの1部はたくさん読んでボロボロになってしまったらしいのですが、もう1部は大事に桐の箱に入れて保管していたのだそうです。

時間がなかったので残念ながら今回は見学できませんでしたが、近いうちにリベンジしに来るぞ!!
岩手から秋田 ③🍁美術館レストラン百穂苑_1_8
百穂苑の栗おこわ
百穂苑の名物、栗おこわ🌰
百穂苑の貝焼き(かやき)
セットにつく貝焼き、こちらでは『かやき』といいます。大きな土鍋料理も、かやきと言ったりします🍲
百穂苑の稲庭うどんセット
稲庭うどんのセット
ランチを終え、おみやげを物色しに武家屋敷通りへ。
どこを見ても観光客でいっぱい。

おみやげ屋さんも茶屋も混み合って、とても忙しそう。
活気があっていいことです🙌
武家屋敷通りの観光客さんたち
様々な国の観光客がたくさん!
武家屋敷通りの人力車
人力車も忙しそうでした🏃
岩手・平泉を観光して、翌日は秋田・角館へ。
充実した2日間の中、源氏と平氏の関係がチラリと頭に浮かび、
……平泉に角館……奥州藤原氏は源頼朝に滅ぼされたんだったか……角館の佐竹のお殿様はたしか源氏の流れだったような……など、すっかり忘れている日本史を再度お勉強したくなった、ねね子でした。
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ねね子

ねね子

秋田県在住。パートナー経営の地域密着型飲食店をお手伝い。映画大好き。猫がいれば幸せ。読書、スキンケア、天然石、イヤーカフにイヤリング、その他好きなものをあれこれ発信したいです。

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