「淡い色から瓶覗、浅葱、縹などと呼び分けられる、その色名も趣があります。そして、染めたら終わりではなく、そのあと着る人が自分の青としてなじませていくことが、藍の懐の深さなんです」と、同じく藍染師の松井裕二さんも自らが育てた味わいのあるブルーのシャツを着こなす。染めのオーダーのほか、シャツや小物も制作。「胸を張れるかどうかと問いながら、一枚一枚手で染める」。その矜持が作品に現れる。
MADE IN JAPANの隠れた名品「LITMUSの藍染めニット」
ひと口に藍染めといっても、使用する染料や過程によって千差万別。『リトマス』が行う藍染めは“灰汁発酵建て”といい、藍の葉から作られた染料“すくも”を、天然素材のみで発酵させた藍液から生まれる。そこには何カ月という時間がかかり、よい藍を建てるためには、朝から晩まで発酵の様子を見なければならない。
古来の染色技法によって生み出される深い色。染め手から着る人へ藍の青は受け継がれる
「藍染めというのは、ほかの多くの草木染めとは違い、酸化と還元によって生まれる色なんです。茶褐色の藍液に生地を浸し、それを広げて空気に触れさせます。その生地を今度は水にくぐらせると、藍の青が現れる。その繰り返しによって、淡い色から濃い色へ変化していくんです」と話す藍染師の吉川和夫さんの青く染まった爪が、その丹念な手間を物語る。
「淡い色から瓶覗、浅葱、縹などと呼び分けられる、その色名も趣があります。そして、染めたら終わりではなく、そのあと着る人が自分の青としてなじませていくことが、藍の懐の深さなんです」と、同じく藍染師の松井裕二さんも自らが育てた味わいのあるブルーのシャツを着こなす。染めのオーダーのほか、シャツや小物も制作。「胸を張れるかどうかと問いながら、一枚一枚手で染める」。その矜持が作品に現れる。
「淡い色から瓶覗、浅葱、縹などと呼び分けられる、その色名も趣があります。そして、染めたら終わりではなく、そのあと着る人が自分の青としてなじませていくことが、藍の懐の深さなんです」と、同じく藍染師の松井裕二さんも自らが育てた味わいのあるブルーのシャツを着こなす。染めのオーダーのほか、シャツや小物も制作。「胸を張れるかどうかと問いながら、一枚一枚手で染める」。その矜持が作品に現れる。
How to buy
服好き、古着好きの大学時代の同級生、松井さんと吉川さんが’00年に立ち上げた藍染め工房。骨董市で見つけた明治初期の野良着の藍の色が原点という。オーダーでの染めのほか、オリジナルのシャツやバッグなどの小物、毎年人気の月の満ち欠けカレンダー手ぬぐいも発売中。12/2〜25 茅ヶ崎のOKEBA GALLERY」で展示販売開催。
『リトマス』問い合わせ/☎0466・20・5292 www.litmus.jp
『リトマス』問い合わせ/☎0466・20・5292 www.litmus.jp
染めのオーダーはウールや綿、麻など天然繊維のものを。染めるものの重量と染め色の濃さで金額が変わる。タートルニット¥36,800〜・カーディガン¥68,800〜(参考価格)/リトマス
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