「ありがとう」を伝えることも大切「どう考えていますか?親のこと」ケース6【50代のお悩み】

2018年5月24日
年老いた親、ひとりになった親etc...人の数だけ事情があり、親のケアの仕方も人それぞれ。みんなはどうしているのか、読者の声をご紹介。ケース6では、両親に「ありがとう」を伝える大切さを学んだある女性のお話。
case1
親の状況 実父母が同じ市内に居住
主にケアしている人 自分、実父と同居の実母
S.Cさん(美容セラピスト/48歳)
家族構成 夫と娘の3人暮らし+犬
親とは同居? 別居? 実父(75歳)・実母(72歳)別居、義父(79歳)・義母(77歳)別居

お礼をいうばかりの両親にたまには「ありがとう」を伝えることも大切ですね

父の大腸がんが判明したのが1年前。ステージ4でした。父の介護は主に母が担いましたが、私も病院への付き添いや送り迎えをするため、時間の融通がきくような仕事スタイルに変えました。
 最初は受診のたびに同席して、私が主治医に質問し、あとからネット検索するなどして両親に説明するようにしていました。そうすることで、不安が少しでも解消できると思っていたのですが、実際は違ったようです。病気に関してはどんな些細(ささい)なことであっても、医療関係者の口から発されたものでなくては両親の耳に届かない、それがわかるまで長い時間がかかりました。そこで、介護保険を申請し、専門家から両親に伝えてもらおうと思いました。申請後自宅で認定審査をしてもらい、1カ月半程度で出た結果は「要介護1」。今は訪問看護、通所リハビリ、介護用品のレンタルを利用しています。
 専門家が話すことによって両親の耳にも情報が入るようになりましたが、その際に父の性格や思いを伝える家族の存在も大事だと思います。ケアマネさんには「介護リハビリと大きく送迎車に書いていない施設をすすめていただけますか」「リハビリではなくシニアフィットネスといい換えていただけると」と伝えて、両親をうまく誘導してもらっています。
 先日、久々に父が家族みんなにごちそうしてくれる機会があり、「お父さんのおかげ、おいしかった」といったら、父はとてもうれしそうでした。そういえば、両親は最近お礼をいうばかりでいわれることがなかったのだなと気づきました。サポートするばかりでなく、今後は時には親に甘えて「ありがとう」と伝える機会もつくりたいと思っています。

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