たくさん着て洗うのがおすすめ“タブリクのリネンローブ”【MADE IN JAPANの隠れた名品】

2018年9月5日
新しいのにどこか古びた空気をまとい、和と洋をまたぐ独特な世界観で作り出す『タブリク』。生地は愛知・一宮のリネンやコットンを使用し、染めは福岡の染工場で一枚一枚丁寧に行われて作られるロングローブは、まさに“名品”です。

Tabrik(タブリク)のリネンのローブ

(右)襟にベロアを使った、墨染めリネンのロングローブ¥44,000・(左)バックルとテープはフランスのアンティーク、墨染めリネンコットンのロングローブ¥55,000/アリス デイジー ローズ(タブリク)
製品を洗いにかけ墨染めしたローブは、京都生まれ福岡育ちの秘蔵っ子
 京都の亀岡にアトリエを構える手島紋さんは、リネンやコットン、シルクを中心に、風合いのあるオリジナル素材で服づくりをしている。「リネンのローブは10年前からつくり続けている大好きなはおりものです。同じものも、そこから製品染めの段階を経ることで、風景が変わる。2年前に藍染めを経験してそれを実感しました。今年はローブやブラウス、スカートを墨染め、泥染め、泥藍染めしたんです。洗って風合いを出し、染めることで、服の見え方の幅が広がり、素材感に深みが出ました」と、手島さん。
 生地はずっと愛知・一宮の工場でつくってもらっているリネンやコットン。染めは福岡の染工場の仕事だ。「古来のやり方で染めているので、一枚一枚少しずつ色合いが違います。天然染料らしい揺らぎのあるくすんだ色は、たくさん着て洗うことでますますいい色になりますよ」と話すのは、染めを手がけた『宝島染工』の大籠千春さん。
 製品にさらなる手をかけることで、生地は特別な色と質感を獲得し、ひとつの作品になるかのようだ。

How to buy

タブリク

デザイナー、手島紋さん自身が、京都のアトリエでほとんどの工程をひとりで手がけるブランド。2000年の設立以来、オリジナルの生地に、日本やフランスのボタンやビーズ、テープなどのパーツを手作業であしらって、新品なのにどこか懐かしい雰囲気が漂う服や小物を製作している。取り扱い店についてのお問い合わせは、アリスデイジー ローズ ☎03・6804・2200へ。

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