無理なく痩せられる!ダイエットの伝道師が提唱する「臓器別ダイエット」っていったい何?

2017年1月1日
テレビで紹介され話題沸騰中、池谷敏郎先生の提唱する最新メソッド「臓器別ダイエット」。その方法&効果とは!?

「効果的なやせ技」を、脳、心臓、 胆のう、胃、腸の臓器別に覚えましょう

■5つの臓器のしくみを考えた方法だから無理なくやせる!

 医学に基づいたダイエット法の提案で人気の医師・池谷敏郎先生が考案した最新メソッドが「臓器別ダイエット」。
「臓器別ダイエットは、脳、心臓、胆のう、胃、腸の5つの臓器別に、それぞれの機能を考えたアプローチで行うダイエット方法です」

  では、その具体的な方法とは? まず脳へのアプローチから。
「脳には満腹感を感じる満腹中枢があり、ここが刺激されないと満腹感を得られず食べすぎてしまいます。このしくみを考えて行うのが食前ガム。咀嚼(そしゃく)をすると15〜20分後にヒスタミンというホルモンが分泌され満腹中枢が刺激されるので、食事の15分前にガムを噛むと過食を防げるのです。もうひとつの方法がお皿を小さくすること。食べ物を小さなお皿に盛ると量が多く見えます。この脳の錯覚を利用すれば、少量で脳が満足し、過食を防げるのです」

  心臓へのアプローチもごく簡単。「運動で心拍数を上げると消費エネルギーが上がるのでやせやすくなります。 運動が苦手なら胸がときめくことをするだけでも心拍数は上がるので、生活の中にときめくことを取り入れて」

  また、胆のうへのアプローチは、ある食品をとることがカギ。「最近、胆のうから分泌される胆汁に脂肪燃焼を促す働きがあることが判明。 胆汁は体をめぐったあとに肝臓に戻り、 再利用されるので体内での量は一定ですが、古い胆汁が排出され新しい胆汁がつくられると脂肪燃焼効果が高まります。そのために必要なのは古い胆汁を便とともにスムーズに出すこと。そこでとるといいのが排便を促す水溶性食物繊維で、これが豊富なのがらっきょうです。一日3粒ほどとると効果的」

  また、胃へのアプローチは睡眠。「胃は食欲をコントロールする臓器。 胃からグレリンというホルモンが分泌されると脳の摂食中枢が刺激され、食欲が出ます。このグレリンは睡眠時間が短いほど増え、7〜8時間睡眠だと最も減ります。睡眠時間を7〜8時間にして過剰な食欲を抑えましょう」

  そして腸へのアプローチは運動。 「おなかがぽっこり出てしまうのは、腸をつり上げる筋肉がゆるんでいることが大きな原因。この改善に効果的なのが背骨と脚をつなぎあわせている腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えることです。腸腰筋を鍛えるとおなかがへこみ、くびれもできます。おすすめの方法は椅子に座って膝を上げたり、背中を丸めたりする“ゾンビ座り”体操です(下参照)。夕食の2時間後に行うのが特に効果的です」

  この5つの臓器へのアプローチを毎日の生活に取り入れるだけでOK。「このように体のしくみを知れば無理なくやせられます。ぜひお試しを!」

●脳  

[脳をだます] 脳はだまされやすい臓器。よく噛んだり視覚的効果も利用して、いかに満腹感を覚えさせるかがポイント。

食前にガムを噛む

ものをよく噛むと、ヒスタミンという物質が分泌され、それが脳の満腹中枢を刺激することで満腹感を覚える。このしくみを利用して、食事の15分ほど前にガムを噛んで、満腹中枢を刺激。すると食事を少し食べただけで早めに満腹感を得られるので食べすぎが抑えられる。ガムにかぎらず、スルメなど噛み応えのあるものならなんでもOK。

お皿を小さいものにチェンジ!

同じ量の食べ物でも、大きいお皿にのせると量が少なく見えてしまい、満足感が得られずもっと食べたくなってしまう。逆にお皿を小さくすれば量が多く見えるので少ない量でも満足感を覚え、食べすぎ予防に。おかずの皿だけでなく、ごはんの茶碗を小さくするのもおすすめ。


●胃

[食欲をコントロール] 胃は食欲をつかさどる臓器。胃から分泌される、食欲を増進させるホルモンの増加を抑えるために十分な睡眠を。

7〜8時間眠る

睡眠不足のとき食べ過ぎてしまったいう経験のある人は多いのでは? これは睡眠時間が短いほど、食欲を増進させるグレリンというホルモンが増えてしまうから。グレリンは睡眠を7〜8時間とると最も減るといわれているので、この睡眠時間を確保すれば、ムダな食欲が抑えられ、太りにくくなる。夜更かしグセは改善を。


●腸

[腸腰筋を鍛える] ぽっこりおなかは腸をつり上げる筋肉のゆるみが原因。ゾンビ座り体操で腸腰筋を鍛えてペタンコ腹に。

ゾンビ座りで腸腰筋を鍛える

腸腰筋を鍛える効果が高いのが "ゾンビ座り"体操。イスに浅く座り、足を肩幅程度に開き、 おなかをへこませて5秒かけて片側の膝を上げて、5秒かけて戻す。これを左右各3回。
おなかをへこませて腕をゾンビのように前に伸ばし、おへそをのぞき込むように5秒かけてゆっくり背中を丸める。次に5秒かけて元に戻す。これを3回。


●心臓

[代謝を上げる] 心拍数が増えると消費エネルギーが増えてやせやすくなるからドキドキときめいて!

ときめきで心拍数をUP!

手軽に心拍数を上げられる方法は胸がときめくことをすること。パートナーとたまにはデートしてみるのもいいし、今さらパートナーにときめかないという人は、好きな韓流スターのDVDを見たり、かっこいいと思うアーティストのライブに行ったりするのも効果的。


●胆のう

[古い胆汁を排出] 古い胆汁を便とともにスムーズに排出させて、新しい胆汁を生成させると脂肪燃焼が促進!

水溶性食物繊維が豊富ならっきょうをもっと!

便を軟らかくして胆汁を便とともに排出する働きが高い水溶性食物繊維が、食品の中で断トツに多いのがらっきょう。水溶性食物繊維は水に溶け出しやすいので酢などに漬けず生で食べるのがおすすめ。一日3粒を目安にとって。らっきょう3粒、りんご100g、レモン汁とハチミツ各大さじ1、水100㎖で作るらっきょうスムージーも◎。


●教えていただいたのは
『池谷医院』院長 池谷敏郎先生
医学博士。東京医科大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医。血管の名医としてメディアでも活躍。著書は『ダイエットの新習慣』(朝日出版社)など。

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