<あと10年で年金を作る方法>「国民年金基金」で年金アップ&節税効果!?

定年まであと10年前後のアラフィー世代。将来のお金のことで不安や焦りを抱えている人も少なくないのでは? 今回は、老後のリスクが高い自営業者やフリーランスの人たちだけが加入できる公的な年金制度「国民年金基金」について、ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士の井戸美枝さんに教えていただきました。
教えてくれたのは…
ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士 井戸美枝さん

ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士 井戸美枝さん

わかりやすい解説でメディアで活躍。著書に『100歳までお金に苦労しない定年夫婦になる!』(集英社)、『5年後ではもう遅い! 45歳からのお金を作るコツ』(ビジネス社)など。

第1号被保険者にとっての“お宝年金”【国民年金基金】

老後資金

49歳10カ月で1口目・2口目ともに終身・保障期間なしに加入した場合、掛金が月3万570円。65歳以降、年18万3228円の年金を終身受け取れ、課税所得600万円の場合、所得税と住民税が年11万1592円(概算)軽減される。国民年金基金連合会のHPにて試算可能。

年金アップに加え、節税効果もあってW(ダブル)でお得

国民年金基金
老後受け取れるのが国民年金のみと、リスクが高い自営業者やフリーランス。

「ただし、この人たちだけが加入できる公的な年金制度があります。それが、国民年金基金。第1号被保険者にとっての“2階部分”ですね」

加入資格があるのは、20歳以上60歳未満の国民年金の第1号被保険者、および60歳以上65歳未満で任意で国民年金に加入している人など。加入は口数制で、1口目は終身が指定されているが、2口目以降は、終身もしくは5年・10年・15年と期間が決まった確定年金から選べ、受給開始も60歳からや65歳からなど、複数のタイプが。これらを、一定の範囲内で組み合わせて加入する。一口当たりの掛金は、加入するタイプと加入時の年齢によって異なる。

「掛金の上限は毎月6万8000円、年間では81万6000円(iDeCoと組み合わせる場合、両方合わせて上限81万6000円)です。この掛金は全額所得控除されますから、支払っている間は、所得税や住民税が軽減されるんですよ」

軽減されたぶんを老後資金に回せば、年金と金融資産がWで殖えることに!

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