<10年後に向けて投資をする>“コツコツ”資金を殖やす長期・積立・分散投資

定年まであと10年前後のアラフィー世代が、将来に向けてできる対策は? 社会保険労務士の井戸美枝さん曰く、「投資」もお金を殖やすための手段の一つとのこと。有益な使い方や気をつけたいリスクをご紹介します。
教えてくれたのは…
ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士 井戸美枝さん

ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士 井戸美枝さん

わかりやすい解説でメディアで活躍。著書に『100歳までお金に苦労しない定年夫婦になる!』(集英社)、『5年後ではもう遅い! 45歳からのお金を作るコツ』(ビジネス社)など。

元本が大きく殖えるかも!?【投資をする】

長期・積立・分散投資で“コツコツ”資産を殖やして

投資をして資金を殖やす
「国民年金基金や小規模企業共済、確定拠出年金で、年金対策をしっかりして、なお月々のお金に余裕があるなら、投資を始めてみては?」

ただし、投資は利益が出ることもあれば、元本割れの可能性も。このリスク回避に有効なのが、「長期間運用する」「まとまったお金を一度に投資せず、コツコツと積み立てて投資する」「投資先をひとつに絞らず分散させる」という3つの原則。

「投資商品は値動きがあり、いつ値上がりして、いつ値下がりするかは、プロでも予測がむずかしいもの。大金を一度に費やすと、値段が高いときに買ってしまう危険性があります。けれど、毎月同じ額だけ購入する『積立』なら、高いときは口数を少なく、安いときは口数を多く買えることになり、長期でみれば取得価格が平均化します。

投資先を分散させるのも、値動きが異なる運用商品を組み合わせれば、ひとつ値下がりしても、ほかが値上がりするなどトータルでバランスがとれるから。定年まであまり時間がないエクラ世代は、資産を大きく減らすことは避けたいので、リスクはなるべく抑えないと。私のイチ押しは、投資の3原則を体現し、なおかつ運用中に出た利益が非課税になる『つみたてNISA』です」

読者アンケートでは、「退職金でまとまったお金が入ったら投資に挑戦したい」という声もあったけれど?

「金融機関では、退職金を受け取った人向けに高利回りの預金などをうたっているものの、投資信託や外貨預金、保険などとセットになっているケースも多数。投資信託の手数料が高いなどリスクもあるので、慎重に。退職金はいったん預貯金にし、使い道をじっくり検討するのが賢明です」

エクラ世代への助言

60歳まで寝かせるお金があるならNISAを活用しないと損

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