認知症の現状&アラフィー世代のリアルな声【親が“認知症”になってしまったら①】

親が認知症になってしまう。アラフィー世代ならだれにとっても、それは、決して他人事ではない。まずは、認知症の現状と、認知症に対してのアラフィー世代のリアルな声をお届け。「その時」のための、ぜひ参考にして。

認知症の高齢者(65歳以上)は、

2025年には

約5人に1人

相当する、約700万人に達する

(「内閣府平成29年版高齢社会白書」より)

【65歳以上の認知症患者の推定者】

65歳以上の認知症患者の推定者

認知症が原因とみられる

行方不明者数が、6年連続で

1万人を超える

(警視庁「平成30年における行方不明者の状況」より)

【行方不明者数の推移】

行方不明者数の推移
親が認知症になってしまったら

●物を置いた場所がわからなくなり、冷蔵庫には同じ食品が大量に入ったまま(買ったことを忘れている?)。危険な兆候は多々あるのに、「大丈夫!」と言い張る母。このまま放置していたら、症状が進行しそうで心配です。(54歳・自営業)

独立前の子供がいて、仕事もあるので、郷里でひとり暮らしの母が認知症になったら、施設に入れる予定だけど……。母の年金と貯金だけで賄えるのか不安。(46歳・会社員)

父は糖尿病と右目視力喪失、母はうつ傾向があり、今も病院への付き添いなど、私がしています。このうえ、どちらかが認知症になってしまったら、ひとりで看(み)るのは、体力的にも精神的にもムリ。その時がきたらどうしよう!(51歳・主婦)

2/1(土)発売のエクラ3月号では「親が“認知症”になってしまったら」を大特集。読者のお悩みQ&Aやお役立ち情報、専門家のアドバイスなど、今読んでおきたい情報満載です。書店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
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