いまさら聞けない「定年後の備え」どうする?に困らない5つの心構え

2017年3月1日
「定年」の2文字が頭をよぎるエクラ世代。そこで気になるのが、老後のお金。「老後破産」といった言葉も聞くけれど、私たちは大丈夫!? 幸せな未来を迎えるために、今からしておきたいことをお金のプロが指南!

「平均」に惑わされず、自分に引きつけたプラン作成を

 高度成長期に生まれ、青春時代にバブルを謳歌したエクラ世代。
「親世代も比較的ゆとりがあるため、貧しいという経験をあまりしてきていないのでは? かくいう私も同世代。この世代は定年後のお金に対する危機感が乏しいと実感しています」
 やっぱり! 総務省の「平成27年家計調査報告」では、高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)無職世帯の1カ月あたりの消費支出平均は約24万円、単身者(60歳以上)は約14万円だとか。けれど、年金受給時期が引き上げられ、受給額も減るというウワサもあるし、とてもまかないきれないはず。かといって貯蓄は、「最低3000万円」といわれる老後資金には遠くおよばないし……。
「そんなふうに世間一般でいわれていることを鵜のみにすることこそが問題なんです。大切なのは、“自分はどうか”を考えること。年金にしてもエクラ世代はぎりぎり逃げきれる可能性が高いですし、老後の生活費も持ち家かどうか、どんなライフスタイルを送っているかによって変わります。必要な老後資金だって、人によって違うんですよ」
 まずは自分の現状の認識を。そうすれば、今とるべき対策が見えてくる!

●定年後の生活をよりよくする5つの心構え

現役時代より収入が減る"定年後の暮らし"、なんとな~く迎えてしまうのは危険。今からしっかり心構えをしておき、自分に合った対策を見つけて。

1 平均ではなく、自分に照らし合わせる

「老後生活費は平均24万円」など、平均値を意識しても意味がない。「自分の場合はどうか」という意識をもつべし。

2 定年後の生活を想像し、変化への対応を

子供の独立、家や保険の問題など、定年前後に変化が重なることも。老後の暮らし方について夫婦間での共有も重要。

3 50代で蓄財し、老後も少しは働く

教育資金が終わる50代は貯蓄のチャンス。この時期にしっかりため、定年後もなるべく働いて収入を得るように。

4 高齢期特有の支出を想定しておく

家をバリアフリー化するためのリフォーム代や介護のための費用など、高齢期ならではの支出があることも想定を。

5 投資するなら、退職後でなく50代から。「大きく儲けよう」という思いは封印を

投資をするなら、今から始め、自分のやり方を見つけること。「大きく儲けたい」と思うと失敗しがちなので要注意。

●教えてくれたのは…
ファイナンシャルプランナー
畠中雅子さん

執筆から講演、相談業務まで幅広く活躍。高齢者施設への住み替え資金アドバイスを行う「高齢期のお金を考える会」なども主宰。『図解 知らないとソンをする! 定年後のお金』『どっちがお得? 定年後のお金』など著書も多数。

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