その疲れ、“鉄分不足”のせいかも? 鉄分に関する6つの思い込みをチェック

だるい、疲れやすい…は、年のせいだけでなく鉄分不足が原因かも。なんとエクラ世代の半数以上が鉄分不足の可能性あり。知らない間に不足する鉄分を上手にとるために、間違った思い込みを正して!

1.「ひじきが大好物だから、鉄分足りてるよね」

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正解は…×

ひじきも鉄分が多い食品とされているけれど、実はこれにも落とし穴が……。
「ひじきは確かに鉄分の含有量が多い食品です。でも実は食物繊維が多いため、鉄分の吸収が行われる十二指腸では消化されず、ごく少量の鉄分が溶出する可能性はあるものの、基本的には吸収される量はゼロに近いといえます。鉄分補給の観点からは、残念ながら有用な食べ物とはいえません」。

2.「肉や乳製品をしっかりとってるから大丈夫」

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正解は…×

低糖質ダイエットの流行で肉や乳製品中心の高タンパクな食事をとっている人もいると思うけれど、これが鉄分不足になる可能性が。
「レバー以外の肉には鉄分が少なく、固形分当たりで見ると小松菜などの葉もの野菜の1/20程度しか含まれません。動物性のヘム鉄は鉄欠乏時には体への吸収率も低めです。また牛乳やチーズなどの乳製品には鉄分がほとんど含まれないので、肉や乳製品中心の食事では鉄分不足に」。

3.「運動を習慣にしていれば貧血予防にもいいよね」

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正解は…×

運動は、貧血予防にもいいと思うかもしれないが、実はそうともいえない。
「激しい筋トレなどをして筋肉量が増えると鉄必要量が増え、鉄分不足で貧血になる可能性が。また、中・長距離走や剣道や、エクラ世代にもやっている人が多いバレエやエアロビクス、バレーボールなど足裏に繰り返し衝撃を受けるスポーツは、足裏の血液中の赤血球を踏みつぶし、溶血性貧血という貧血を招くこともあるので注意」。

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