【老けないメイク落とし】美肌へと導く、メイク落としの「すすぎ」テクニック

誰もがあたりまえのこととして毎日しているメイク落とし。でもそこには、アラフィー世代だからこそ気をつけたい落とし穴も潜んでいた! そこで、美肌へとつながるメイク落としの正解を、わかばクリニック院長・工藤清加先生と美容ジャーナリスト・小田ユイコさんが伝授。今回は、メイク落としの「すすぎ」に関する疑問にアンサー。

教えてくれたのはこのふたり

わかばクリニック 院長 工藤清加先生

わかばクリニック 院長 工藤清加先生

開業以来、施術に訪れる患者さんに正しいメイク落とし法を啓蒙。大人の女性が陥りがちなメイク落としの間違いを熟知する。
美容ジャーナリスト 小田ユイコさん

美容ジャーナリスト 小田ユイコさん

美容記者歴30年。取材を通じてメイク落としの重要性を痛感。肌に負担をかけないテクニックと、コスメ選びの研究を続ける。

Q.すすぎの水は何度が適温?

A.人肌(約37℃)です

「ぬるいと感じる温度。心地いいと感じる温度はおよそ41℃なのですが、これでは肌を乾燥させてしまいます。温度が低すぎるのもNG。毛穴が締まり、汚れが残ってしまいます」(工藤先生)

モデル/樹神
カットソー¥19,000/プレインピープル青山(プレインピープル)

Q.お風呂の場合、シャワーで流してOK?

A.人肌の温度が守れない人にはおすすめしません

「シャワーを顔に直接かけて流すのは、まったく問題ありません。ただし温度は37℃に調節してから。体にかかるのが寒いと感じるなら、やはり洗面器にためて洗い流しを」(工藤先生)

Q.何回バシャバシャすればいい?

A.ため水で15回、仕上げに流水で5~10回

「ためたぬるま湯を両手ですくい15回。ため水のほうがザバッと浴びせかけられ、手早く洗い流せます。あごを引いたり顔を傾けたりして、額の生えぎわにも。仕上げに、流水を両手にとり、5~10回かけて」(小田さん)

Q.肌がどうなればすすぎは完了?

A.生えぎわ、小鼻、あごまわりがすっきりすればOK

「肌にヌルつきがなくなり、生えぎわや小鼻、あごまわりに白っぽさがなくなり、すっきりすれば完了。最後に鏡を見て、残っているところはないかチェックしましょう」(小田さん) 

Q.すすげばすすぐほど、いいんですよね?

A.いいえ、時間のむだです

「必要以上にすすぐのは時間のむだですし、肌がふやけてバリア機能が弱まり、肌の潤いを奪うもとです! 今のクレンジング剤はサッと洗い流せるよう工夫されていますから、ヌルつきがなくなればそれでOK」(工藤先生)

サッと洗い流せて、ヌルつきが残らないメイク落とし。

オルビスのオフクリーム
オフクリーム 100g ¥2,300/オルビス
エリクシールのエリクシール シュペリエル モイストイン クレンズ
エリクシール シュペリエル モイストイン クレンズ 140ml ¥1,800(編集部調べ)/エリクシール
ランコムのアプソリュ オイル イン ジェル クレンジング
アプソリュ オイル イン ジェル クレンジング 125ml ¥10,000/ランコム

What's New

  • 【50代のよどみを一掃するアプローチ】「ライン使い」で透明感を積み重ね

    光老化の元凶といわれる紫外線のピークは、春先から秋の終わりまで。“一年の約半分が紫外線ダメージと隣り合わせなんて、やっぱり美白ケアには時間がかかりそう”。そんな不安を抱えるエクラ世代には、毎日のベーシックケアで透明感を積み重ねるお手入れを。美白ケアに加えて保湿もエイジングケアも完全装備のラインならストレスレス、透明感の挽回も夢じゃない。

    スキンケア

    2024年4月17日

  • 【50代のよどみを一掃するアプローチ】ゆらぎ肌ケアもかなうブライトニング3選

    季節の変わり目やさまざまな肌ストレスによって、ゆらぎやすく、敏感傾向にある大人世代が増加。ゆらぎとは炎症の火種を抱えた状態。放っておけば慢性炎症へ、赤みやシミ、色ムラの大きなリスクになることも。今季は、優しいのに攻めのブライトニングが充実。敏感肌でもひるむことなく透明感ケアは可能だ。

    スキンケア

    2024年4月15日

  • 【50代のよどみを一掃するアプローチ】「全方位ケア」の美容液&クリームで一掃

    50代の肌に、透明感という勲章をもたらす最新鋭をセレクト。シミや色ムラ、乾燥やエイジングも気になる50代の肌を満足させるのがマルチタスク型の新顔たち。シワや肌荒れにいい有効成分ナイアシンアミドや、才能の異なる美白有効成分をカクテル配合するなど、抜け目ないアプローチはブライトニングの常識を超えるレベル。美白有効成分に迷ったら、頼りたい新カテゴリー。

    スキンケア

    2024年4月13日

  • 【最新ブライトニング美容液4選】肌表面から、肌奥から。50代のよどみを一掃するアプローチ

    いよいよ、よどみの根本原因を遺伝子レベルで研究する時代に。「シミができやすいのは生まれつき」「生活習慣であきらめていたシミ体質」さえ、ついに克服できそうな新知見搭載アイテムから、瞬時に、あるいは奥深くのよどみまで一掃する新処方のアイテムまで。ブライトニングケアの新常識、4選。

    スキンケア

    2024年4月11日

  • 【BEST of よどみ一掃スキンケア】安倍佐和子が推薦!この夏ベストなスキンケア3選

    エクラ世代にとって、くすみ以上に重くのしかかる「よどみ」。手ごわいよどみには、深層原因に照準を合わせた最新鋭を。真皮落ちメラニンをすくい上げ、肌細胞の光を活性、酵素ケアのアップデートで、いざ、透明感ケアの構造改革を。

    スキンケア

    2024年4月9日

Feature
Ranking
Follow Us