春、はじまりに寄せて

アラフィーを迎えて思うこと、ごあいさつと自己紹介を少し

はじめましての洋梨のタルト

洋梨のタルト
「パリで習ったお菓子教えます」
このコピーに惹かれて教室に通い始めたのは、社会人2年目の春でした。
大好きだったおもちゃ「ママ・クッキー」(ホットケーキが焼ける「ママ・レンジ」の姉妹品)に始まり、それまで自己流だったお菓子作り。もちろん失敗も数知れず。

パリのお菓子なんて素敵!行ってみよう!会社と家を往復するだけの毎日に風穴を開けたくて、月に一度、神戸まで通いました。繊細なフランス菓子に魅せられて、その後も学び続け、教える仕事に就いたこともあります。
素敵な先生方、素敵な仲間とのめぐりあいは、私の人生の宝物になりました。

アラフォーという言葉が生まれて、40代の毎日は、まだ若い!何でもできる!と煽られがちでした。努力はもちろん大事、でもやっぱり若い頃とは違うし、ちょっと休憩もしたいなと思いながら日々過ごしていました。
そんな中で訪れたコロナ禍。いろんなことにストップが働いて、せっかちな私もリセットできる時間が持てました。窮屈な生活は続いていますが、思えば悪いことばかりではないなと。

だからこれからの50代、少しゆるやかなペースでいきたいと思っています。
心も体も無理はしない、でも楽しむ気持ちは忘れずに。これからまた夢中になれることが見つかるかもしれませんものね。

洋梨、あんず、りんご、栗…何度も焼いたタルトは私の名刺代わりです。
新しい出会いを楽しみにしています。
yako

yako

大阪府在住。夫と娘の3人家族。おしゃれ、台所仕事、本 etc好きなものを自分の言葉で綴ります。

Instagram:yako_sugar

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