妻が理解してあげることが大事⁉がんこオヤジ化した夫との向き合い方

夫のがんこオヤジ化同様に、妻にも変化が⁉ 自分の意見を曲げない夫との向き合い方について脳科学の専門家がアドバイス! 妻の方も考え方を変えてみると上手くいくことも。
人工知能研究者 黒川伊保子さん

人工知能研究者 黒川伊保子さん

㈱感性リサーチ代表取締役。人工知能研究をする中で、男女の脳の違いに着目。脳科学を人間関係にわかりやすく落とし込んだ解説や著作が人気。代表作に『妻のトリセツ』(講談社)がある。

妻だって“がんこオヤジ化”?少しの歩み寄りも大事

妻が夫の変化を憂いているのと同様に、実は夫のほうでも妻にそう感じる部分はあるはず、と黒川さん。

「脳が完成していくのは男女に等しく起こることなので、妻側にも自分の意見を曲げない、気が短くなった、などの傾向は少なからずあるのでは。そうした妻から自分を守ろうと夫がより頑なになる、という負のスパイラルが起きている可能性も。『もしかして私もがんこオヤジ化していないか』と少しだけ振り返りつつ、夫への口調を優しくするなど意識すると、夫婦間の雰囲気がやわらぐかもしれませんね」

夫のがんこオヤジ化

【こう考えてみよう】

●夫の脳はパフォーマンスが上がっている!

必要・不必要をすばやく判断できるのは、脳がハイ・パフォーマンスになっているということ。そう考えると、がんこさも受け流しやすい!?

●家ではがんこでも、仕事では頼もしいはず

家庭では、柔軟さや優しさの欠如に感じる判断の早さ。でも仕事では、迅速な判断を求められるシーンも。職場では頼れる上司ってことも!

●「危険」に反応しやすい男性脳の特性に沿って説得を

例えば、直してほしい習慣について「(それをすることによる)ケガや病気のリスクから家族を守ってほしい」という言い方をすると、聞く耳をもつ場合も。

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