次に観るべき韓流ドラマはこれ!世界中で大ブームを巻き起こす『イカゲーム』【見ればキレイになる⁉韓流ドラマナビvol.17 前半】

エクラの美容記事でもおなじみのライター・山崎敦子がお届けする韓流ドラマナビ。17回目の今回は、イ・ジョンジェ、パク・ヘス、チョン・ホヨンなど、出演俳優たちも人気急上昇中で、話題沸騰の『イカゲーム』をご紹介!
ゲームに参加するソン・ギフン(イ・ジョンジェ)、イルナム、サンウ(パク・ヘス)
主人公のソン・ギフン役のイ・ジョンジェ(中央)、チョ・サンウ役のパク・ヘス(右)、オ・イルナム役のオ・ヨンス(左)

なんと、世界90ヵ国以上でNetflix総合1位を記録した人気ドラマ

 それにしても、すんごいことになっていますね、「イカゲーム」。この9月に配信が開始されて以来、Netflix総合1位に君臨し続けている日本での快進撃はもちろんですが、なんと世界90カ国以上で1位を記録。しかも本家アメリカでも1週間以上にわたって総合1位をキープしちゃうという(アジア系作品では初らしい!)……。

 主演のイ・ジョンジェをはじめ、パク・ヘスなど主軸キャスト4人は、あの米NBCの人気看板トークショー「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」にもゲストとして呼ばれるほど。もはや、世界的な大ブーム。この作品で女優デビューしたモデルのチョン・ホヨンは、約40万人だったインスタグラムフォロワー数が、一気に1,300万人超え(一躍韓国女優トップのフォロワー数に)。それも、この作品の配信開始からわずか2週間というから(現在は2,000万人超え)、いやはや、スゴイというか、凄まじいというか。
モデルでこの作品で女優デビューしたチョン・ホヨン
この作品で女優デビューした、モデルのチョン・ホヨン

ゲームに負けたら“死”の、“究極のサバゲー”

 タイトルの「イカゲーム」は、韓国の古くからある子供遊びのこと。丸と三角と四角で囲まれた境界線を挟んで行う陣地取りゲームのようなもので、その陣地の形がイカに似ていることからついた名前なのだそう。ドラマの内容を知らなければ、ゆるゆるとしたどこか懐かしげな物語が始まりそうなイメージですが、もちろんドラマはその印象の真逆です。ゲームに負けたら即・死という究極の残酷サバゲードラマ。
サバイバルゲームの一会場
 生死をかけたサバイバル系といえば、日本でも「バトル・ロワイアル」や「カイジ」という映画が大ヒットし、次から次へと続編がつくられるという人気っぷりを博しましたが、バタバタと無意味に人が死んでいったり、殺し、殺されたりするちょいグロな内容には賛否両論もあり、私自身も奇抜な発想や強烈さに圧倒されはしましたが、ノミの心臓しかもたないコンサバなアジュマ(おばちゃま)としては、あまり得意ではないというか、積極的に観たいとは思わないというか。
ゲームに参加する人たち。中央はサンウ役のパク・ヘス
 ところが、ところが、この「イカゲーム」です。バタバタ血しぶき上げて人が殺されていく数量(あえて数量と言わせていただきます)や破壊力から言えば、むしろ「バトル〜」や「カイジ」以上。なのに、なのにです。コンサバなアジュマが一気観しちゃうほど、のめり込んでしまうという自分でも仰天の展開。しかも、周囲を見渡してみると、私なぞよりももっと血しぶきご法度な女友だちが、こぞってハマっているという……。なぜ? なぜなんだ! どんなマジックを使ったのだぁ〜。
ソン・ギフン役のイ・ジョンジェ
ソン・ギフン役のイ・ジョンジェ

謎の男から渡された電話番号がゲームへの始まり

 ドラマの主人公はソン・ギフン(イ・ジョンジェ)という47歳のおっさんです。会社を辞め、手を出した事業はすべて失敗、多額の借金を抱えて離婚し、血のつながる娘とも年に1回しか会えないわびしい生活。悪いとは思いつつ、年老いた母親のスネをかじりながら、その母親からくすねたなけなしのお金も、一発当てたい一心で、ギャンブルにつぎ込んでしまうという、そう、サバイバル系デスゲームドラマによくありがちな社会のなかの、いわゆるスレギ(ごみ)的存在。

 そんなギフンは、ある日地下鉄で謎の男から電話番号を渡されます。それは、子どもの頃に遊んだ懐かしいゲームへの招待状。そして、そのゲームの勝利者は、巨額の賞金を手にすることができるという……。

 さて、気になるゲームの、その実態とは⁉(後半へ続く)
■Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中
山崎敦子

山崎敦子

旅行記事に人物インタビュー、ドラマ紹介、実用記事から、着物ライターとさまざまな分野を渡り歩き、今では美容の記事を書くことも多くなったさすらいのライター。襲いかかるエイジングと闘いながら、ウキウキすること、楽しいことを追い求め続ける日々を送る。

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