50代の美プロが考える、今真っ先に投資すべきコスメとは?【エイジングケアコスメ】

アラフィーの肌悩みに“効くもの”は、同じ悩みを抱える同年代の知恵を借りるのが一番! 50代のエクラ美容スタッフで結成した“エクラ50S(フィフティーズ)”が、”投資”すべき、エイジングケアコスメについて考え、ご紹介します。

新・美容チーム“エクラ50S”とは?

ビューティ担当歴が長い、エクラ編集部の50代スタッフと同世代の美容のプロで結成。アラフィーの実感を踏まえて、リアルな美容情報をお届けするチーム。

エクラ編集長 K藤

エクラ編集長 K藤

肌質/インナードライ肌。目まわりが過敏
悩み/たるみ、くすみまぶた、茶ぐま
“エクラ50S”のリーダー。「アラフィーになったら、パーンと小高い頰はどこへやら。平原のようにのっぺりして、下半顔にたるみ&ゆるみがたまるように」と嘆きつつもケアに励む!
エクラ副編集長 S谷

エクラ副編集長 S谷

肌質/部分的にテカるコンビネーション肌
悩み/輪郭のゆるみ、ほうれい線の目立ち
昔は“むき卵”といわれたテカリ肌だったが、アラフィーになって急激にエイジングを実感。複雑なケアよりは効果が高いものでシンプルにケア。テクスチャーや香りにも一家言あり。
エクラ美容エディター ハラチノ

エクラ美容エディター ハラチノ

肌質/ドライ肌
悩み/目の下のくま、ゴルゴライン、頰のこけ、くすみ
将来の理想を“かわいいおばあちゃん”として、多少のエイジングサインはよしと悠々構えてくるも、50の壁を越え、一気にきたさまざまな“肌劣化”に、驚愕。本気の巻き返しに挑み中。
美容エディター 入江信子

美容エディター 入江信子

肌質/ドライ。花粉の時期はかなり揺らぐ
悩み/しわ、たるみ、シミ、くすみ
美容系の仕事にかかわって25年以上のベテラン。18歳から日焼けしたことがないのが自慢だったのに、それでも押し寄せる老化に愕然。“油分の伝道師”と名乗るほどのクリーム好き。
美容エディター 藤井優美

美容エディター 藤井優美

肌質/ノーマル
悩み/ゴルゴライン、マリオネットライン、まぶたや輪郭のゆるみ
幅広い分野で活躍中のエディター。童顔で若く見られてきたが、最近は年相応に悩みが増えてきた。元エステティシャンの経歴を生かし、コスメは手技を加えて効かせるよう心がけている。
美容エディター 寺田奈巳

美容エディター 寺田奈巳

肌質/水分保持力が低い乾燥肌
悩み/たるみ、しわ、ハリのなさ
美容雑誌などで多くの企画を担当。エイジングに直面し、“肌悩みの百貨店”に。仕事で得た知識を動員してスキンケアを選びぬき、また、カッサや美顔器も活用して、老化と戦う日々。

肌年齢を上げる元凶、たるみは見逃さずにケア

エクラ編集長 K藤

K藤 肌のエイジング、気になりますよね。

S谷 昔、年上のヘアメイクさんに「40歳でガタッと、45歳でガタガタと、50歳でガタガタガタと老化がくる」といわれたけど、そのとおり。リアルに実感しています。

寺田 特にたるみ、気になりませんか。ほうれい線がマリオネットラインとつながりそうな勢いだし、目頭から頰にかけての“ゴルゴライン”も強烈で、ゆるみまくり!

ハラチノ これもたるみの一種だと思うんですが、私は骨格のせいか、ゆるむというよりどんどんこけている感じ。地下鉄の窓に映った顔が、みすぼらしくて悲しい…。

入江 たるみって、肌がゆるんで、輪郭がもっさりする人と、ふっくら感がなくなってしぼむ人とがいますよね。残念だけど、どちらも年齢が上に見えちゃう。とはいえ、今は各ブランドとも何をターゲットにするかを見定めて製品開発しているので、自分のたるみのタイプに合ったものさえ選べば希望がもてます!

ハラチノ そのとおり! 私はしおれた肌をふっくらさせる、パンプアップタイプのケアを目がけて投資してます。

藤井 私は、肌自体は比較的パンとしているけど、ゴルゴラインやマリオネットラインなど、顔中心部の影が気になるから、その影をとることに注力。肌細胞を活性化するケアが手放せなくなっています。

寺田 たるみケアは途中でやめると結果が出ずに終わっちゃうから、つけた瞬間、ピンと張るものでやる気を保つのもコツ。

マスク生活で目もとの肌の重要度がますますアップ

エクラ副編集長 S谷

S谷 たるみ以外でいえば、若いころはアイケアを使う意味がわからなかったんです。 でも、今はわかりすぎるほどわかる!

K藤 私も50代になったら、上まぶたがくぼんでかぶさってくるという新たな悩みが生まれたのでアイケアに再投資しています。

藤井 最近はマスクのせいで、人の視線が目もとにいくようになって、自分でもしわが深いなあとか、気になるように。

ハラチノ ただ、今のアイケアって本当に効くものが多い! 目もとの悩みって人それぞれだけど、悩みに応じたアプローチで、ピンポイントに“攻め”てくれるから、50代なら本気で使わなきゃソンだと思う。

入江 目まわりの筋肉を引き締めて、たるみに対抗するものまでありますからね。

S谷 ブランドによって得意分野がありますが、アイケアに関しては、悩みが深い欧米人の目もとを研究してきた、欧米ブランドの理論は興味深いものが多いです。

寺田 あと、基本的にアラフィーのアイケアは、目まわりにピタッと止まって、保湿力も高いクリームタイプを優先的に選択。

藤井 アイゾーンの範囲を広くとらえて、眉の上からこめかみ=ゴーグルゾーンまで塗ると、ケア効果を感じやすいですね。

キメやツヤが整っていれば悩みだってカムフラージュ!

エクラ美容エディター ハラチノ
美容エディター 入江信子

寺田 それから、私、キメやツヤを整える表面のケアって意外とキモだと思ってるんです。キメが整い、ツヤが出ると、若々しく元気そうに見えるし、しわなどの悩みもカムフラージュされて幸せになる。

ハラチノ わかる〜。肌がこけた貧相感もツヤが出ると、目立たなくなるの。

藤井 キメ・ツヤ問題は主に肌表面の角層が関係しているので、すぐに結果が出る、投資しがいのあるケアといえますね。

K藤 なめらかになった肌に触れると気分も高まるし、「よくやった」とケアを続けた自分をほめられる。それにツヤがあると、清潔感が出て、健康的に見えます。

入江 キメ・ツヤをケアするには、ターンオーバーを整えるとか、生きのいい細胞を育てるとか、いろんな方法が。いずれにしても保湿は大前提ですね。

スキンケアの投資はたるみ、目もと、キメ・ツヤをねらう

美容エディター 藤井優美

入江 結論的には、アラフィーが効果的にエイジングケアしたいと思ったら、“たるみ” “目もと”“キメ・ツヤ”コスメに投資する。その3つを極めると、肌全体のクオリティは確実に上がるから!

藤井 エイジングで悩んで落ち込んでいる人も多いかもしれないけど、肌に手をかければかけるだけ結果が出るのも50代。

寺田 そう。そしてこの先も、自分なりの“合格ポイント”がクリアできるようお手入れを続けることが大事。

S谷 年齢で肌は変わるから、ずっと同じケアで満足している人でも、新しい製品にトライしてみることは必要ですよね。

K藤 私、この年代はスキンケアの浮気はアリだと(笑)。運命の相手は何人いたっていいんです。だから新しいスキンケアを試し続ける。肌が見違えるものに出会ったら、お値段に関係なく、「ダーリン、あなただったの!」っていう気持ちになります(笑)。

S谷 今後もアラフィー同士、情報交換をして、運命の一品に出会えるよう、いいものに対してチェックしていきましょう!

美容エディター 寺田奈巳

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