そのため精神的ストレスをはじめ、紫外線・大気汚染・花粉・乾燥、不規則な生活など、内外からストレスを受けると、脳の指令によって“コルチゾール”と呼ばれるストレスホルモンが分泌されます。これにより、炎症を引き起こすサイトカインの活性が高まり、バリア機能の低下や肌のゆらぎを招いてしまう。結果として、炎症性老化(インフラマエイジング)につながる悪循環に陥りがちです。
炎症はすべての老化の引き金となるうえ、40代・50代以降はホルモンバランスの乱れや加齢の影響によってストレス感受性も高まるため、肌のゆらぎやすい大人にこそ、ストレスに働きかけるケアが美肌のカギを握るのです。