進化した技術で、白髪を“生かした”「ハイライトカラー」が人気【50代向けヘアカラー最前線】

白髪カラーは色が選べない、頭皮ダメージは避けられないなど、「あきらめていること」が多い人もいるのでは? そこで、今人気の白髪をぼかして“生かす”「ハイライトカラー」をご紹介。

白髪を“生かす”「ハイライトカラー」に移行する人、急増中!

白髪部分になじむようにすじ状のカラーを仕込み、白髪をハイライトのようにぼかすカラーに注目が集まっている。伸びてきた根元白髪が目立ちにくくなるため、カラー頻度を減らせるだけでなく、トレンドのハイライトでおしゃれな印象にも。暗く染めずに“生かす”ことで、カラー頻度は平均3カ月に1回に。無理なく白髪と付き合っていけると評判。

こんな人におすすめ!
•伸びてきた根元白髪をカムフラージュしたい
•カラーリングの頻度を減らしたい

白髪をハイライトに活用するからカラーデザインを長く楽しめる

白髪をハイライトに活用するからカラーデザインを長く楽しめる

「サロン頻度が減り、白髪も気にならなくなり、自分にはベストな施術。今後も、白髪に合わせてハイライトの量を増やしたり、自分なりのデザインを楽しみたいなと思います!」(大西千雅子さん)

ヘア担当/百瀬 優さん(トップスタイリスト)

BEFORE

BEFORE
BEFORE AFTER

BEFOREは前回のカラーの3カ月後の状態。根元約3㎝は白髪が目立ちはじめている。白髪ぼかしハイライトでリタッチ後のAFTER。白髪とハイライトの位置がわからないほど、なじんで自然。

担当は…

カキモトアームズ 青山店 ヘアカラーマネージャー 岩上晴美さん

カキモトアームズ 青山店 ヘアカラーマネージャー 岩上晴美さん

ヘアカラーのスペシャリスト。白髪ぼかしハイライトの第一人者で大人気。インスタでも最新カラー情報を発信「@harumiing」。

SHOP DATA

東京都港区南青山5の6の12
☎03・5464・0011
https://kakimoto-arms.com/
ハイライト+ワンメイクカラー¥16,060~(ショート、岩上さんの場合。レングス、担当者によって変動)

伸びた白髪部分を中心に、デザインにも見えるよう配慮しながら、毛束を細かくすじ状にとる。染めない部分はしっかりブロッキング。

《1》伸びた白髪部分を中心に、デザインにも見えるよう配慮しながら、毛束を細かくすじ状にとる。染めない部分はしっかりブロッキング。

地肌につかないようすじ状の毛束にブリーチ剤を塗布。 白髪とそれ以外の髪へ同時にハイライトを入れて、自然なすじ状カラーにしていく。

《2》地肌につかないようすじ状の毛束にブリーチ剤を塗布。白髪とそれ以外の髪へ同時にハイライトを入れて、自然なすじ状カラーにしていく。

顔まわり、表面を中心に、平均70カ所にハイライトを。 その後、全体にベージュカラーを重ね、地毛とハイライトをさらになじませる。

《3》顔まわり、表面を中心に、平均70カ所にハイライトを。その後、全体にベージュカラーを重ね、地毛とハイライトをさらになじませる。

【ハイライトにまつわるQ&A】

Q.白髪が伸びてきたらどうやってなじませるの?

A.同じ位置に入れられます
「カキモトアームズでは同じ位置にハイライトを入れられるので、ラインがずれて浮くことはありません。まったく同じ位置に入れたいのか、ぼかせていればよいのか、担当美容師さんとよく相談するのがおすすめ」(岩上さん)

Q.ハイライトを入れるときに気をつけることは?

A.ヘナ、縮毛矯正経験者は要相談を
「施術履歴によってはむずかしかったり、髪ダメージ予防のためにハイライトをおすすめできないことも。また、最初の2カ月くらいは白髪率が高く見える見た目に驚くかもしれませんが、皆さん慣れるようです」(岩上さん)

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