眉メイクで増毛演出!50代にぜひやってもらいたい「眉の描き方」実演!【ウェブエクラ編集長オサニャイの「これ、いただくわ」#44】

50代の眉毛、以前に比べてさびしくなって悩んでる人も多いはず。細くて薄い眉はイヤだけれど、がんばって描いて「貼りついたみたいな眉」も、カッコ悪い。理想は、うぶ毛も含めてふさっとした、自然な太さのある眉。若々しさがあって、顔を立体的に見せてくれる眉が欲しい!毛そのものが少なく、密度も薄いオサニャイの眉ですが、まつ毛に続いて「増毛効果メイク」で、ナチュラルな眉を描く実演します!パウダーで描く眉は、「自然見え」&「増毛効果」、大きいよ!
ウェブエクラ前編集長 オサニャイ

ウェブエクラ前編集長 オサニャイ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」ブランド統括。北海道出身。蟹座、B型。愛するもの/ワイン、日本酒、エスニック料理全般、肉、鮨、北海道産の食材、映画、海外ドラマ、本、マンガ、旅行、フィギュア観戦、美容。ネコチャン。
私物のアイブロウパウダー
眉、何で描いてますか?アイブロウペンシル派が多いんじゃないかと思います。手軽につかえて、「描きたいところを狙って描ける」メリットは大きいですよね。もともとの眉がしっかりって、ちょっと形を描き足す、なんてときにはとても便利だと思います。
でも50代の薄く細い眉の場合、アイブロウペンシルだけで眉メイクするのは、ちょっと仕上がりに不安。ペンシルだけだと、濃淡がつけにくく、ちゃんとぼかすところをぼかさないと、眉が不自然に見えてしまうことも。
オサニャイのおすすめは、2色以上のアイブロウパウダーを使うこと。
写真、いきなり使いかけのコスメでごめんなさい。私物のアイブロウパウダーです。愛用していることがリアルに伝わるかと。
とくに一番下のアイブロウパウダーは、金皿の底が見えるほど使用。真ん中から減っているのは、2色をミックスして使っているからです。
しかし!これらはかなり古く、もはやディスコンになったり、リニューアルされているので、もうこの世には同じものは売っていません。なので新しいもので実演させていただくわ!
カネボウ アイブロウデュオ
今回使用するものです。レフィルタイプのアイブロウパウダー2色のセットを、別売りのケース、別売りのチップ&ブラシと、セットしました。
カネボウ アイブロウデュオ カスタムコンパクトR ブラシ&チップセット
コンパクトにセットする前はこんな感じでした。
カネボウ アイブロウデュオ
オサニャイは髪も黒っぽいので、今回は濃淡のはっきりした中央の「ED2」で描きます。ダークカラーを①、ライトカラーを②としておきますね。
では、初めての、眉メイク実演、がんばらせていただくわ!
素の眉
まずは私の素の眉。いや、嘘です、途中まで素の眉ですが、じつは10年くらい前に入れた「アートメイク」がまだ少し残っています。眉尻のあたりは、毛はないのですが、アートメイクで補われています。ズルしててごめんなさい!でも眉頭や眉中は、ほぼ、素の状態。長いところはカットしていますが、全体に本数が少ないので、まばらです。
(軽くアイシャドウとマスカラはしてあります。また、お見苦しくないよう、肌は写真アプリでソフトフォーカスにしてあります。)
眉メイク ブラシ
最初に使うのは、斜めカットのブラシ。広くも描けるし、先を使えば細くも描けます。
眉メイクプロセス
まず①と②、両方の色をブラシでとって、混ぜます!はい!いきなり、ここがひとつめのポイントです!
あとで眉尻はダークカラー、眉頭はライトカラーで描くので、眉の中間部分「眉中」は、2色を混ぜて使うことで色のなじみがよく、とても自然に仕上がるんです!2色を混ぜて、眉の中央、一番毛が重なっていて密度があり、濃くみえているところからスタートしましょう。ここからスタートすれば、アイブロウパウダーがうっかり、たくさんついちゃっても大丈夫。そこを起点に、毛流れに沿ってブラシを動かしながら、眉尻の近くまで描きます。
眉メイクプロセス
次に②のライトカラーで、眉頭を描きます。とはいえ、起点はさきほどと同じところから。毛流れに逆らって、眉中から眉頭のほうへ小刻みい描いていくといいですよ。眉頭の毛が、逆立って、いい感じに立ち上がるので、眉が「若々しく、元気な感じ」になります。
少し顎を上げて、額から眉間への骨格を確かめながら描くと、整った形に描きやすいです。
眉メイクプロセス
そして、①のダークカラーで、眉山下くらいから眉尻を描きます。ブラシの持ち方を工夫して、面ではなく、線で描くように、細く細く。足りなければまた細く細く。一度に描くのではなく、少しずつ描くと失敗しません。
眉メイクプロセス
一度、形と眉尻の長さをチェックしましょう。少し斜めを見て、小鼻のヨコ、目尻、眉尻が一直線になっていればOK。自然な感じに仕上がると思います。大人の顔に短い眉は似合わないし、長すぎると、それもまた老けて見えるので。
眉メイクプロセス
眉頭と眉尻の高さもチェック。同じくらいの高さにしておくのが、ナチュラルですね。眉山も、自然に流れるような角度が理想です。眉山の下側(まぶた側)の毛が足りなければ、少しダークカラーで描き足しましょう。
眉メイクブラシ
ここでブラシを替えます。平べったいけれど、やや、ソフトに描けるものにしました。それは「うぶ毛」を描くからです!
眉メイクプロセス
さあ、眉毛も「増毛」メイク!
眉毛に、より自然な幅を出し、ふわっとやさしい感じに仕上げるなら、「うぶ毛演出」をやってみて!べたっと貼りついたような眉にならないために、描いた眉のアウトラインを、②のライトカラーでなぞります。ただし、あまり広く塗らないこと。眉のアウトラインぎりぎりを、すーっと描きます。「本眉毛」のまわりにうすい「うぶ毛」があるような感じに見えるので、眉が一気にナチュラルに、立体的になります!
眉メイクプロセス
そして、裏技を投入!
眉頭は指で、鼻筋のヨコの影に繋がるように、スッとぼかします。これによって、眉と、鼻筋の影が、自然な感じにつながるので、骨格が際立つんです。そして、鼻が高くみえる!だまされたと思って、やってみて!力を入れすぎると、眉頭のメイクが消えちゃうので、ごく軽く!
眉メイク 仕上がり
パウダーで描いているので、ペンシルを使うのに比べると色が強く出ないため、描いたところとそうでないところに、多少色の差はありますが(iPhoneの自撮りだし)、それでも、貼りついたような感じになったり、わざとらしい感じにはならないでしょ?
なんとなく、「もともと毛が生えてますけど?」みたいな、ふわ~とした眉に見えませんか?言い過ぎ?
眉メイク仕上がり
ヒキでみてみると、こんな感じです。鼻筋の影と眉頭が自然につながっていくので、ここの骨格がきれいに見えると思います。言い過ぎ?
今回は眉が主役なので、眉が目立って見えていますが、アイメイクをもうちょっと盛ったり、チーク(写真はつけていない)や口紅(写真はグロスだけ)をつけると、よりバランスがよくなると思います。

パウダーで描く「増毛演出眉」、いかがでしたか?慣れるまで難しく感じるかもしれませんが、逆に、慣れてさえしまえば、ササッと描くだけで、自然な感じに仕上がるようになります。
50代には絶対、おすすめですよ!


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