「ベルサイユのばら」展へ

誕生から50年を迎えた「ベルサイユのばら」の世界を堪能してきました。
「ベルサイユのばら」ポスター
eclatのInstagramでも紹介された、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催が始まった「ベルサイユのばら」展を観覧して来ました。
誕生50周年記念、正にeclat世代にとって懐かしい作品であります。
私は、アニメ→漫画→宝塚という順で「ベルばら」の世界に浸ったと記憶しています。
漫画も勿論全巻揃えました。
遠藤周作氏の小説「王妃マリーアントワネット」も読んだり、一時期はその時期のフランスに興味を持っていました。

「ベルばら」の魅力はなんと言っても、主人公オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(オスカル)が、架空の人物でありながら実在したかのように、女性でありながら男性として激動の時代に生きたという点であると思います。

サー・アーサー・コナンドイルが創り出したシャーロック・ホームズと、池田理代子氏が創り出したオスカルは、架空の人物でありながら読者が実在する人物であったと錯覚する二人だと思います。
「ベルサイユのばら」展へ_1_2
マリー・アントワネット
マリー・アントワネットとルイ16世
展示は、オスカル、マリー・アントワネット、ルイ16世、フェルゼン、アンドレ、ジェロームのパネルに始まり、撮影スポットもある箇所から、池田理代子氏の原画による作品紹介、宝塚公演での紹介へと続きます。
池田理代子氏紹介
登場人物紹介
観覧する人々
宝塚公演ポスター
宝塚公演衣装
久し振りに物語を振り返りながら、若かりし日に感じていた感動とは別の感動を感じました。
当時は、「ベルばら」で描かれている幾つかの愛の形を理解するには、私は未熟だったかもしれません。
今は、それぞれの人物のそれぞれの愛の形に共感できることが多いように思います。

この作品の素晴らしさは、きっと、その年代その年代で新しい発見を得られるところにあるのかもしれません。
それ故に50年も愛され続けているのですね。

11月20日まで開催されています。
「ベルばら」を読まれた、観られたことのある方は是非。
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仁見

仁見

東京都在住。一女一男の母。趣味は読書、ミュージカル鑑賞。最近は、デパコスからプチプラまで良さそうな美容商品を試すことを楽しんでいます。

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