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“一人暮らしの親”に向き合うための「心構え」とは?3人の専門家が回答!
親が一人暮らしになったら、真っ先にすべきことは何? どんなところに気をつければいい? その道のプロが、心構えをレクチャーするとともに、読者アンケートで寄せられた疑問や悩みに回答!
“一人暮らしの親”を支えるために。まずは押さえたいケアの基本Q&A

特定社会保険労務士 池田直子さん

介護作家・ブロガー 工藤広伸さん

心理学博士 小野寺敦子さん
Q.連絡方法の正解がわかりません。
A.手軽な方法で、マメに……がおすすめ。
「大事なのは、親のいつもの状態を知ること。そうすれば、ちょっとした変化に気づけ、早めに対処できます。ポイントは、“手軽に、マメに”。一日数分の電話でもOK」(池田さん)。「ビデオ通話は、ぜひ活用を。親の表情や様子などが確認でき、“親のリアル”を把握できて安心です」(工藤さん)
Q.日常生活をちゃんと送れているか心配。
A.公的&民間サービスを調べておくと安心。
「子供の基準で測らず、親が何を望み、欲しているか、一度確認し、必要があれば、自治体や民間のサービスを検討しては? 介護保険サービス以外にも、訪問による生活支援サービスや配食サービスなど、いろいろ用意されています。いずれ介護が始まることも視野に入れ、情報収集だけでもしておくと安心です」(池田さん)
Q.ケガ、火事、空き巣……。一番の気がかりは親の安全です。
A.見守りはハイテク×アナログで。
「見守りグッズやサービスは、親の状況や、使い勝手のよさで選ぶのがおすすめ。また、バリアフリー化を先走って行うのは要注意。結局ムダになる場合もありますし、住宅改修(介護リフォーム)は介護保険サービスの対象なので、必要になったときに行うのが賢明です」(工藤さん)。「ご近所やかかりつけ医など、すぐ動けそうな人との連携も大切」(池田さん)
Q.高齢者をねらった詐欺事件、うちは大丈夫?
A.便利グッズで物理的にブロックを。
「詐欺撃退に役立つ機能つきの電話機や、子供が遠隔で操作できるインターホンといった便利グッズなどを活用し、物理的にブロックするのが安心です」(工藤さん)。「さりげない会話の中で、親が詐欺にかからないように注意&かかっていないかのチェックをすることも忘れずに」(池田さん)
Q.外出が減り、認知症にならないか不安。
A.子供がリサーチして情報提供するのも手。
「親は、情報をもっていないから出かけないだけかもしれません。親が興味をもちそうなイベントや教室などを、子供がリサーチし、教えてあげてはいかがでしょう」(小野寺さん)。「地域包括支援センターは、介護にかぎらず、高齢者に関する悩み全般に対応してくれます。情報入手にも役立つと思います」(工藤さん)
Q.お金をいくら持っているのか知りたいけれど……。
A.さりげない会話から聞き出してみて。
「親子でもお金の話はしづらいものですが、実は月々赤字だったなどとなれば一大事。資産はともかく、年金など月々の収入と、およその生活費くらいは押さえておきましょう。ふだんの会話からさりげなく聞き出せればスムーズ。ただし、親のいうことを鵜のみにせず、質問を変えるなどして、多角的に検証してください」(池田さん)
Q.きょうだいとの気持ちのズレにモヤモヤ。
A.最低限の情報共有と役割分担を。
「状況も立場も違うので、きょうだい全員が親に対して同じ気持ちでケアをするのはむずかしいもの。そう心得たうえで、得意分野に応じて役割分担しては? 『それならできる』と協力してくれるかもしれません」(工藤さん)。「親の健康状態やお金のこと、介護の希望など、最低限の情報は共有しておくのがベター」(池田さん)
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