「2022年は5月11日に幸運の星である木星が牡羊座に入り、魚座の間を行き来する動きが見られました。牡羊座は12星座の始まりにあり、一方の魚座は終わりに位置します。木星の逆行は停滞や揺らぎのサイン。やる気になっていたのに突然周囲からストップがかかったり、『自分は今のままでいいのか』と心に迷いが生じたり、不安定で揺るぎやすい状況が生まれていたのです」
10月28日に木星が再び魚座に移動し、12月20日からくる本格的な木星牡羊座期(’23年5月17日まで)に向けて準備を整えるときに。さらに10月30日に火星の逆行が起こることで、いっきに新時代へGO!とはいかず、今しばらく混乱の日々が続くよう。
「注意したいのは山羊座のハウスで起こる水星の逆行で、12月29日に始まって年明けの1月18日まで続きます。水星は情報やコミュニケーションの象徴で、例えば新型コロナに関する誤った情報に振り回されたり、リスクの高い投資話が持ち込まれたり。また、年末年始の親族の集まりで、親の介護や相続問題などをきっかけに、言葉の行き違いから争いに発展することも。この時期は情報の取捨選択や、言葉の選び方に慎重さが必要です。親しい仲だからわかってくれるはずとは思わず、わかりやすい言葉で伝えることを心がけて」