代々受け継がれたこと、守り続けた手法が今へ、次の世代へ。eclat9月号では、思い出とともにバッグに入れて持ち帰りたい、目をかけ手をつくした端正な品々をご紹介。
1.光原社『紋刺子の小風呂敷』
布を補強し保温効果を高めるといわれる、東北の伝統技法の刺子。それを機械織りで再現する日本で唯一の織物職人、福島県の大峡健市氏による「紋刺子」。手になじむしなやかさなので包んでも結んでも。袋状にして浴衣に合わせても粋。朱・紺ともに46×48㎝。各¥1,700。
岩手県盛岡市材木町2の18 ☎019・622・2894
10:00~18:00 ㊡毎月15日(15日が土日祝の場合は翌日)
2.光原社『くるみクッキー』
盛岡銘菓として名高い品。ほろりとくずれる軟らかなクッキーにサンドされているのは、ハチミツ入りのキャラメルペーストに加えたバター風味たっぷりのクルミ。しっとりしたクルミの食感と香ばしさ、自然な甘味はコーヒーにぴったり。10個入り¥1,450。取り寄せも可。
岩手県盛岡市材木町2の18 ☎019・622・2894
10:00~18:00 ㊡毎月15日(15日が土日祝の場合は翌日)
3.ござ九・森九商店『箱型竹製物入れ』
岩手・一戸に暮らすおばあさんが作る竹かご。かぶせ蓋のついた入れ物で、小さいものから「名刺入れ」「弁当カゴ」「小文庫」と呼ばれている。天然素材の手作りなので、同型でも色の濃淡や手の収まり具合など風合いが異なるのが魅力。大¥6,480、中¥4,230、小¥3,240。
岩手県盛岡市紺屋町1の31 ☎019・622・7129
8:30~17:30 ㊡日曜
4.関口屋菓子舗『焼酎糖』
アルコールを飛ばした焼酎が中に入った大人の砂糖菓子。上品な甘味とふわっと広がる焼酎の風味。明治末期から変わらぬ製法で、作り始めから店頭に並ぶまで最短でも3日はかかるそう。メロン、ペパーミント、ざくろなど8種の味。コーヒーや紅茶などに入れても。160g筒入り¥918(税込)
岩手県盛岡市神明町2の3 ☎019・622・4509
8:30~18:00 ㊡日曜
5.白沢せんべい店『南部せんべい』
パリッと心地よい音をたてる軽やかな食感、ごまやピーナツの香ばしさとともに地粉の風味と軽い塩味が楽しめる。手作りにこだわり、素材を吟味した雑味のない素朴な味があとをひく。せんべいの表裏にさりげなく模様や文字が焼かれているのが奥ゆかしく美しい。各¥50。取り寄せも可。
岩手県盛岡市紺屋町2の16 ☎019・622・7224
9:00~17:40 ㊡1月1日
撮影/古谷 勝 取材・文/池上千恵