50代が行くべきショップはここ！ファッション感度が上がる「おしゃれプロおすすめのお店」

スタイリスト村山佳世子さんが通っているという、代々木上原の「Pale Jute ペールジュート」。まるでパリの小さなセレクトショップにいるような気分が味わえると、おしゃれ感度の高い人たちが夢中に。

オーナー・松野さんがフランスの蚤の市などで集めたという、ヴィンテージの雑貨類がセンスよく飾られた空間はまるでパリのショップのよう

取材の日もお買い物モード全開だった村山さん。「この感じが欲しかった！」という「フォルテ フォルテ」のチェックのセットアップを試着＆お買い上げ

「トレンドを追うのではなく、5年後10年後も着られるものをこだわって選んでいます」とオーナー・松野さん。「メゾン マルジェラ」「フォルテ フォルテ」「SINME」など、着ると気分が上がる上質なアイテムを厳選

歩いてすぐの3号店「アンスティル」のウインドーには、オリジナルブランド「ペールジュート」の洋服が飾られて。さらにご近所には、もう一店舗「メゾンブリック」がある

村山さんも大好きなブランド「ペレック」のラックには、大人が着たくなるベロアパンツやツイードワンピースなど、上質素材の洋服が並ぶ。

Data
東京都渋谷区上原1の35の6
☎03・6804・9798
12：00～19：00（木～日曜）
定休日 月～水曜
http://www.palejute.com/

国内外のブランドとヴィンテージアイテムを扱うセレクトショップの「OCAILLE オカイユ」に、長年ときめきを感じているライター向井真樹さん。“品とキレと抜け”をもつ服や小物、素材や着心地のよいものをセレクトは、いくつになっても訪れたい場所のひとつとのこと。

「アミ マサミツ」の繊細なリングやピアスと、ヴィンテージウォッチがかわいく並ぶショーケース。

植物柄ニットは、現代美術家・渡辺英司氏の作品をモチーフにしたオカイユのオリジナル。ヨーロッパで買い付けたヴィンテージのクレージュのニットやかごバッグなど、新旧のアイテムが混在する店内は宝探しをしている気分になれる

「お客さまのスタイルに寄り添いながら、新鮮なバランスを見つけてもらえるような、“品とキレと抜け”をもつ服や小物、素材や着心地のよいものをセレクトしています」とオーナーの恩田さん。取り扱いブランドは「テン ハンドクラフテッド　モダン」「ヴェロニク ルロワ」「マーク ケンリー ドミノ タン」など、物づくりにこだわる国内外のブランドをラインナップしている

人気商品のスペシャルオーダーの傘は向井さんも愛用。クリアブラウンの持ち手に、きれい色が映えて。軽いのも人気の理由

「恩田さんの世界観が憧れ」というライター・向井さん（右）とオーナー・恩田登喜枝さん（左）。この日の恩田さんは、オリジナルの植物柄のニットに、「テン ハンドクラフテッド　モダン」のベロアパンツのコーディネート

今年20周年を迎えた『オカイユ』は、オーナー・恩田登喜枝さんのセンスで選ばれた国内外の今のブランドとヴィンテージアイテムを扱うセレクトショップ。そんなオカイユに長年ときめき続けているというのがライター・向井真樹さん。「エクラでご一緒していた大好きなスタイリストさんたちが、オカイユの素敵な服や雑貨を借りてこられていたのが、こちらを知ったきっかけ。新しいものとヴィンテージアイテムとのバランスが絶妙で、おしゃれな洋服の隣に、イッタラの’50年代のガラスの器やフランスの蚤の市で見つけたというかごがさりげなく置かれていたり。その世界観が本当に素敵で。オーナーの恩田さんご自身のヴィンテージをさりげなく取り入れた着こなしにも憧れは募るばかり。コージーな“恩田さんワールド”は、本当は秘密にしておきたい、私にとっていくつになっても訪れたい場所のひとつです」。

Data
東京都港区南青山5の3の10 フロムファーストビル202
☎03・6427・2079
13：00～18：00
定休日 火・土曜
ocailletokyo.com

代官山の地で、’90年代から続く老舗ショップ「SMITHS ARTIQUE スミス アーティーク」。「ハイブランドを勉強させてもらったお店です」とエクラモデルのゆうきさん。状態がよい素敵なヴィンテージが揃ううえ、レジ横のジュエリーも必見！

壁には今すぐ着たくなるハイブランドのアウターがずらり。日本人に合う小さめサイズがそろっているのも特徴

「イギリス製バーバリーをはじめ、ヴィンテージのトレンチコートは状態もよく、サイズ展開も豊富です」とゆうきさんもいち押しのコートのエリア

ロンドンテイストのキュートな試着室でショートブーツをお試し中。バッグやシューズもまるで新品のように状態がよいものが充実

イギリスを中心に主にヨーロッパから買い付けたヴィンテージを扱う『スミスアーティーク』は、入れ替わりの激しい代官山の地で、’90年代から続く老舗ショップ。ハイブランドの洋服や小物が所狭しと並ぶ店内は、まるで大人の宝箱のよう。「上京してから10年以上通っていますが、私にとってはハイブランドを勉強させてもらった場所ともいえる存在です。素材の上質さやパターンの美しさなど、触れたり身につけて実感できるのが楽しいんです」と語るのはモデルのゆうきさん。この日も、こちらで購入したセリーヌのヴィンテージバッグをコーディネートに取り入れて。「状態がよく、今着ても素敵なヴィンテージが常にそろっているので信頼しています。コスチュームジュエリーも必見です！」。

Data
東京都渋谷区代官山町9の7
☎03・3476・0609
12：00～20：00
無休
Instagram@smithsartique

ライターの坪田あさみさんが「インテリアやディスプレイも好み」と語るのは、目黒にある「Witty Vintage ウィッティヴィンテージ」。審美眼を感じるセレクトでおしゃれな大人女性が欲しいものが見つかる！

坪田さん絶賛のスタイリッシュな店内インテリア。ミリタリーパーカにランバンのロングジレを合わせるなど、大人の女性がまねしたくなるヴィンテージミックスを提案している

’70年代のサンローランのケープコートには、色落ちしたリーバイスのデニムとコーディネートするのがおすすめだそう。

ジュエリーブランドのヴィンテージバングルやアメリカなどから買い付けたシルバーバングルなど、着こなしのポイントになるアクセサリーも必見

“大人が着られるウィットに富んだ商品構成”をコンセプトに、アメカジからメゾンブランドのヴィンテージまで、豊富にそろえる『ウィッティヴィンテージ』。「セレクトされているのもおしゃれ感のあるブランドで、バイイングに審美眼を感じます。ヴィンテージデニムを合わせたりと、着こなし提案も今っぽい」という、ライターの坪田あさみさん。「アクセサリーもカジュアルに合わせやすいものが多く、先日購入した太めのバングルもシンプルなニットに合わせてヘビロテ中。インテリアやディスプレイの仕方もツボすぎて、私にとってはインテリアショップのような存在なんです。服や小物の収納や置き方など、参考になります」。

Data
東京都目黒区五本木2の13の1 アーバンフェニックス1F
☎03・6876・8198
13：00～18：00
不定休
https://wittyvtg.thebase.in/

白金台の街にある「BIOTOP ビオトープ」は、ライターの発田美穂さんの行きつけのセレクトショップ。厳選されたトップメゾンや注目ブランドのアイテムが並んでいるところが信頼のおけるポイントだそう。

ファッション、雑貨、ボタニカル、フードをトータルで提案する複合型セレクトショップ。写真の2階フロアには、「ジル サンダー」「ザ ロウ」「メゾン マルジェラ」「オーラリー」「ハイク」など、世界中から集められたトップメゾンや注目ブランドが集結。

右のトルソーのジャケットは「クリスタセヤ」、左のコートは「トーテム」。そのほか「ジル サンダー」のニットや「メゾン マルジェラ」のミニバッグをさりげなくミックスして

「フミカ ウチダ」のシンプルなカットソー＆パンツ、「ジル サンダー」のニット小物、「ザ ロウ」のスニーカーなどスポーティアイテムも充実。

1階はコスメや雑貨、ボタニカルなど、ギフトにもおすすめの商品がそろう。写真は韓国発の自然派コスメ「ノンフィクション」のフレグランスやボディソープ

ライター・発田美穂さんが10年変わらず好きだという『ビオトープ』。「ライフスタイル全般を提案するショップは今でこそ増えましたが、ここはその走りで、オープン当初はあまりの素敵さに驚きました。白金台の街の雰囲気や併設のカフェにいるおしゃれなお客さんも含めて、外国にいるような気分に浸れます」。洋服も雑貨もたくさん並ぶのではなく、厳選されているところも信頼がおけるのだそう。「行くたびにディスプレイやセレクトが変わっているのもときめくポイント。個人的にはハイクが充実しているのと、ジル サンダーやフミカ ウチダが一緒に見られるのもうれしい。知らなかったブランドに出会える機会が多く、訪れるのが楽しみなお店です」

Data
東京都港区白金台4の6の44
☎03・3444・2421
11：00～20：00
不定休
https://www.biotop.jp/

スタイリストの小川ゆう子さんが重宝している、南青山にある「H BEAUTY&YOUTH エイチ ビューティ＆ユース」。レディスとメンズサイズの両方のアイテムがそろうので試着して比べられるのが嬉しい。

3フロアからなる約1300㎡の広大な店内。“都会的なハイエンドカジュアル”をテーマに、メンズ、レディスが一堂に会する商品構成が楽しい。入口そばには、大人カジュアルを更新してくれそうな旬のアウターが並ぶ

小川さんが「毎シーズン欲しいものが見つかる」というブランド「アンスクリア」。手袋つきニットやスノウ柄の変形ニットなど、ひねりの効いた個性的なアイテムが魅力。

「ザ ロウ」「マルニ」などが充実のシューズコーナーも、小川さんが必ずチェックする場所だそう

洋服は「ロエフ」「ロク」やオリジナルブランドを中心に、セレクトアイテムも充実。アクセサリーやスニーカーも圧巻の品ぞろえ。立派な松の盆栽がランドマークとなった2階フロア。

「パンツのシルエットがいい」と小川さん推薦の「ロエフ」コーナー

カジュアルでオーバーサイズ、メンズライクな服が私にとってのときめき服、というスタイリストの小川ゆう子さんが足しげく通うのは、メンズとレディスの旬の服やジェンダーレスなアイテムが充実している「エイチ ビューティ＆ユース」。「レディスとメンズサイズの両方がそろうアイテムも多いので、試着して比べたりもします。ロエフやアンスクリアを中心に、国内ブランドや旬なスニーカー、ハイブランドの靴や古着まで、豊富な商品を一気に見てまわれるところが魅力です。オリジナルブランドも先取り感があって、新しいものが欲しいときに重宝。お店のスタッフも話しやすく、いつも新鮮な発見がある場所です」。

Data
東京都港区南青山3の14の17
☎03・6438・5230
12：00～20：00（平日）、11：00～20：00（土・日曜）
https://store.united-arrows.co.jp/brand/hby/