リアル50代の白髪染めって?すぐに気になる白髪対策、どうしてる?

白髪や薄毛、抜け毛、髪のうねりなど、年齢と共に増える髪のお悩み。お悩みの中でもリアル50代を本気で悩ませる「白髪」。美容室で染めるのがいい?自宅でセルフカラーなら気にならない?みんなどんな対策をしているの?

 

「50代の白髪ケア&本音」をリサーチ

40代前半だと個人差が大きい白髪のお悩みも、アラフィー世代になると、白髪に本気で悩んでいるという声が続々と届くように。そこでエクラ読者の皆さんが抱えている白髪の悩みをアンケート調査。329人の回答から見えてきた本音を分析します。

アラフィー世代の白髪の現状をリサーチ

白髪が目立つようになったのはいつから?

白髪が目立つようになったのはいつからかのアンケート結果

40代後半から50代のちょうどエクラ世代で、白髪がグッと目立つようになった人が多い傾向。ただ40代前半から目立ち始めたという人も多いので、髪悩みの上位を白髪が占めるようになるのは40代以降といえる。


「40歳になったばかりのころは、いけないと思いつつ白髪を抜いてたこともあったけど……。47歳を過ぎていよいよ染めないと追いつかない」(48歳・公務員)

「40代までは白髪の量が少なく、このまま増えないのでは?と思っていたけれど、50歳を過ぎて白髪が増えてきた。そんなに甘くはなかった……」(53歳・自営業)

白髪が目立つのはどの部分?

白髪が目立つのはどの部分?のアンケート結果

こめかみや前髪などフロント部分の白髪は、目立ちやすく自分でも気になるのでちょっとしたストレス。また頭頂部の白髪は“人から見られている”不安を抱える部分。どちらにせよ、エクラ世代は目立つ部分から白髪が増えていくそう。

「こめかみともみあげの白髪が多いので、前髪で隠しきれないのが辛い!」(50歳・会社員)

「頭頂部の白髪は自分では気付きにくく、夫に『白髪増えたね』と言われてショックだった」(48歳・主婦)

白髪の量はどのくらいですか?

白髪の量はどのくらいですか?のアンケート結果

個人差はあるものの、白髪の量は多過ぎず、でも少なからずというのがエクラ世代の平均値。カラーリングやカラートリートメントなど、何かしらの「白髪カバー」をしないと隠せなくなってきている。

みんなが取り入れている白髪対策は?

白髪は何で染めていますか?(複数回答)

白髪は何で染めていますか?
複数回答

圧倒的にヘアサロンで白髪染めをしている人が多い。ライフスタイルや白髪の量に合わせて、セルフカラーやカラートリートメントで対応している人も。白髪対策の幅は広がりつつある。

「自分で染めた時、ムラになって失敗したので、やはり美容師さんに染めてもらう方が綺麗にカバーできると実感している」(49歳・会社員)

「サロンでカラーすると伸びてきた部分が目立つのがイヤなので、あえてセルフカラーでムラに染めています」(51歳・公務員)

美容室派の人は、どんな施術を受けていますか?(複数回答) 

1位 アルカリカラーの普通の白髪染め 172名

2位 その他(ダメージレスのヘアカラー) 37名

3位 ヘナカラー 29名

4位 白髪ぼかしハイライト 23名

5位 ヘアマニキュア 21名

サロンカラーの種類がどんどん増えている昨今。単色で白髪を染めるというほかに、「白髪ぼかし」という、カラー頻度を下げる施術の、知名度も体験者もどんどん増えている。今のサロンでの白髪カラーについて、美容師さんに取材をしてみるとこんな分析が。

「今のエクラ世代は20代からずっとカラーをしてきているのでとても意識が高い。そんなお客様でも色や仕上がりの質感が満足いくカラー剤が増えています」(40代・美容師)

「ずっと染め続ける場合、やはり髪や頭皮へのダメージ予防が大切。そのためにもメーカーさんは、ナチュラル系のやさしいカラー剤の開発を頑張っているようです」(50代・美容師)

「白髪ぼかしもそうですが、地肌にカラー剤をベッタリ塗らずに白髪を染める&ぼかすテクニックを、美容師自身が磨いていく必要もあると思っています」(40代・美容師)

どのくらいの頻度で白髪染めをしていますか? 

どのくらいの頻度で白髪染めをしていますか?のアンケート結果

根元の白髪が目立ってくるとすぐに染める人が多々。仕方がないとはいえ、この白髪染めループがエクラ世代を悩ませている……。

1day白髪隠しアイテムを使っている人は、どんなアイテムを使っていますか?(複数回答)

1位 白髪カバー用マスカラ 54名

2位 その他(眉用マスカラなど) 22名

3位 白髪隠し用パウダー 10名

4位 白髪隠し用スティック 9名

5位 白髪隠しスプレー 8名


1dayでの白髪カバーは、いかに気になる部分へピンポイントに塗布しやすいかが選ぶ基準。とかすだけで根元から色付けやすいマスカラはやっぱり便利という声が多数。

アラフィー世代の白髪に関するお悩みをリサーチ

白髪の一番の悩みはなんですか?

1位 染めてもすぐに白髪が生えてくる 150名

2位 白髪染めなどでお金がかかる 57名

3位 白髪染めの頭皮へのダメージが心配 44名

4位 カラー頻度が増えた 30名

5位 その他 30名 →理想の色にならない(13名)、白髪染めの時間がない(5名)

「白髪染めの“やめ時”が悩ましい。今、完全なグレイカラーにしている方は、どのくらい“まだら”な時期があったのかを教えてほしい」(50歳・パート)

「毎月の美容院代がキツいです。かと言ってそのままにしておくこともムリですし…」(49歳・会社員)

「ある日突然、ジアミンアレルギーにならないか心配」(51歳・パート)

「本音を言えば染めたくないが、老けて見えるからやるしかない」(52歳・主婦)

読者が愛用するセルフカラーアイテムは?

ホームカラー(染毛剤)はリライズが人気!

花王リライズ 白髪用髪色サーバー リ・ブラック
今回のアンケートで、愛用者がいちばん多かったのが「リライズ」。「髪への負担が少なくて、生え際など細かい部分も泡で塗りやすい」(50歳・会社員)など、髪へのダメージ軽減と手軽さが人気の秘密。リライズ 白髪用髪色サーバー 全2色 155g (オープン価格)/花王

1dayの白髪隠しはコームタイプに票が集まる

カラーストーリープライムポイントコンシーラー M アリミノ
お出かけ前など「今すぐ白髪を隠したい」という時に便利なのが、1day白髪カバーアイテム。マスカラ、ファンデーションタイプなどいろいろ種類があるけれど、特に人気だったのがコームタイプ。「髪をとかすようにささっと塗るだけで、自然にカバーできます」(49歳・看護師)。カラーストーリー プライム ポイントコンシーラー M 全1色 10㎖ ¥1,980/アリミノ

カラートリートメントは進化ポイントがあるものに人気集中

サイオス カラートリートメント
まだ白髪がそこまで多くない人や、ダメージをとにかく抑えたい人に人気だったのが、カラートリートメント。なかでも「サイオス」のものが人気。その理由は、独自の濃厚カラー処方で、たった1回でしっかり染まる即効性。「毎日のヘアケアに組み込めるので手軽。仕上がりもつややかで大満足!」(53歳・主婦)。サイオス カラートリートメント全4色 180g ¥877 (編集部調べ)/ヘンケル コンシューマーブランド
シエロ カラートリートメント リタッチ用 全2色 140g (オープン価格)/ホーユー
「次の美容室の予約まで、つなぎとして」、「根元白髪だけを染めたい」という人には、リタッチ用のカラートリートメントがおすすめ。ピンポイントで狙ったところに塗りやすいノズルもポイント。シエロ カラートリートメント リタッチ用 全2色 140g (オープン価格)/ホーユー

気になるグレイヘア。みんなはどう思う?

グレイヘアにしてみたいですか?

1位 70代になったらやってみたい 99名

2位 まだわからない 73名

3位 やりたくない 69名

4位 60代になったらやってみたい 55名

5位 すぐやってみたい 22名

→すでにグレイヘアを取り入れている(11名)

グレイヘアは気になるけれど、まだ手を出せないという人が多数。どうやって移行していくか、移行期の見た目は大丈夫かなど、不確定な要素が多く、現実的な方法だと思っている人はまだ少なめ。

話題の「カラー専門サロン」で白髪染め体験

白髪の根元リタッチが必須な人にとって、手軽&時短で施術できるカラー専門店は強い味方。でも、染め続けていると、髪のダメージも気になってくる……。そんな想いを抱える大人のためにカラー専門店が進化中。アラフィーにぴったりなサロン「sesimani(セシマニ)」で、白髪カラーリングを体験してきました!

60分以内で終了しエイジングケアもできる、カラーメニューを体験

「sesimani」は全国展開しているカラー専門店「CASA COLOR」から誕生した新ブランド。時短できれいに染められるノウハウを元に、髪のエイジングケアに特化したメニューで話題を集めている。 普段はセルフカラーでリタッチを繰り返しているというJマダムのAkikoさん。ムラに染まることや髪や頭皮へのダメージの蓄積も気になるとのことで、そんな現状を改善したく、今回初めてカラー専門サロンを訪れた。

【Before】

頭頂部や内側にまだらに白髪が生えていて、セルフカラーだとムラになりやすく、全体がきれいに染まりにくいのがお悩みだそう。
【話題のカラー専門サロンで白髪カラー体験】早くてキレイでリーズナブル!50代におすすめの白髪カラーリング
【話題のカラー専門サロンで白髪カラー体験】早くてキレイでリーズナブル!50代におすすめの白髪カラーリング
【話題のカラー専門サロンで白髪カラー体験】早くてキレイでリーズナブル!50代におすすめの白髪カラーリング

「sesimani」小町コースを体験

「sesimani」には様々なメニューがあるが、50代におすすめなのは、パサつきやくせ毛、うねり毛をケアしながら髪を染める「雅」コース(¥3,740〜)、ハリやコシを出す効果のある「艶」コース(¥3,740〜)、「雅」と「艶」の両方を取り入れた「小町」コース(¥4,840〜)の3つのメニュー。※料金は根元リタッチの場合

Akikoさんは白髪がだいぶ伸びていたので、「小町」コースの全体染めをセレクト(ミディアムの全体染めの場合、¥1,650の追加料金あり)。

①まずはカウンセリングで、色や仕上がりを相談

赤み系も青み系も揃う豊富な色味から、好みのカラーを担当美容師さんとカウンセリング。
赤み系も青み系も揃う豊富な色味から、好みのカラーを担当美容師さんとカウンセリング。
Akikoさんは黄みを抑えたいという希望を伝え、5〜6トーンの「ニュートラルブラウン」に決定。
Akikoさんは黄みを抑えたいという希望を伝え、5〜6トーンの「ニュートラルブラウン」に決定。

②水素入りのカラー剤を塗布

②水素入りのカラー剤を塗布
「雅」コースにも導入されている、水素を使用したsesimaniオリジナルのヘアカラー剤を使用し、根元から塗り始める。このカラー剤は髪や頭皮に悪さをする活性酸素を除去する働きがあるそう。そこから毛先まで全体にカラー。

③カラー後にタンパク質を与える

③カラー後にタンパク質を与える
タンパク質を補うミストをオン。これは「艶」コースでも使用しているツヤと潤いを与えるトリートメント。カラーリングによるダメージを予防し、ずっとカラーし続けられる髪をサポートする。60分以内に終わるよう、効率的に“染めながら”トリートメントの施術をするのが特徴。

④そのまま放置タイムへ

④そのまま放置タイムへ
15分ほど放置し、カラー剤を発色させるのは通常のカラーと同じ。ちなみにお茶も出してくれる。
15分ほど放置し、カラー剤を発色させるのは通常のカラーと同じ。ちなみにお茶も出してくれる。

⑤シャンプー&すすぎへ。オプションの炭酸クレンジングをプラス

⑤シャンプー&すすぎへ。オプションの炭酸クレンジングをプラス
カラー剤を流す。Akikoさんは炭酸クレンジング(¥ 1,100)をオプションで追加。ヘッドマッサージをしながら、マイクロバブルの泡の力で毛穴のつまりなどもオフ。
すすぎの後にもトリートメントを。オプションを追加しても、ここまでの施術は60分以内で終了。
すすぎの後にもトリートメントを。オプションを追加しても、ここまでの施術は60分以内で終了。

⑥好きなスタイリング剤を使ってセルフドライ

⑥好きなスタイリング剤を使ってセルフドライ
サロン仕様の高機能なアウトバストリートメント、高級ドライヤーやヘアアイロン、カールドライヤーなどを完備。自分の髪質やなりたいヘアスタイルに合わせて自由に使ってOK。セルフブロー&スタイリングをしたら終了。

【After】

ツヤのあるサラサラ&ふんわりな仕上がりに大満足!

ツヤのあるサラサラ&ふんわりな仕上がりに大満足!
ツヤのあるサラサラ&ふんわりな仕上がりに大満足!
セルフカラーをし続けていてバサバサな質感になっていたのが、
「セルフカラーをし続けていてバサバサな質感になっていたのが、カラー施術をしてもこんなに髪が柔らかくなめらかな手触りになるのだと驚きました! 指通りもよくツヤのある仕上がりは髪が若々しく見え、気持ちまで上向きになります」(Akikoさん)
施術で使用したタンパク質を補うトリートメントは、サロンで購入も可能。レディマプレミアム ローション 200ml¥4,180
施術で使用したタンパク質を補うトリートメントは、サロンで購入も可能。レディマプレミアム ローション 200ml¥4,180
「sesimani オオゼキ池尻店」

●SALON DATA

「sesimani オオゼキ池尻店」
「sesimani」は買い物の合間やついでに立ち寄りやすいショッピングモールなどに展開。 現在、関東近郊、大阪、愛知の8サロン(2023年3月初旬現在)だが、人気に応えて随時、拡大中。

東京都世田谷区池尻3-27-24 オオゼキ池尻店 2F
営業時間/10:00-19:00 最終受付18:00
TEL:03-6804-0955
https://sesimani.jp/

白髪悩みから自由になる「カラートリートメント」

繰り返さざるを得ないヘアカラーで髪も心も疲れていませんか? 頻繁にサロンに行かずとも、白髪を自分でコントロールできたらいいな…という人に使いこなしてほしいのがカラートリートメント、通称「カラトリ」。うまく使いこなせば、白髪悩みから自由になれるという「神」な「髪」アイテム! 知られざる使い方の裏ワザを、美容ジャーナリストで毛髪診断士・毛髪技能士でもある伊熊奈美さんが解説します。

まだ進化の最中にあるカラートリートメント

カラートリートメントって、いつから世の中にあるかご存じですか? 世に登場したのは1990年代後半。今からたったの20年ちょっと前です。

「肌が敏感な人でも使える、頭皮にやさしいヘアカラー」かつ「地肌に触れても色がつかないヘアマニキュア」としてサロン用に開発されたのがコトの始まり(ヘアマニキュアは地肌につくと染まってしまうため、美容師さんの高い技術が必要です)。ただ染めた色が2週間もたない…となると、サロンメニューとしてなかなか定着することができませんでした。

そこから「ホームユースならよいのでは?」ということになり、2000年代初頭から一般市場に登場。その後は多くのメーカーが発売するようになり、徐々に人気が出て現在に至っています。

歴史が浅いからこそ、市場ではまだまだ化粧品として進化の途中ですし、誰もが製品の処方や使い勝手にあまり通じてなくても当然なんです。ちなみに、美容師さんが調合して使うプロユースのカラートリートメントもあるんですよ。
ナチュラルリリーブ カラートリートメント(旧名:ガーデニアカラー) 全11色 180g ¥2,640
カラートリートメントを世に送り出したのは、ヘアテック・ジャパンという日本のプロフェッショナルヘアケアメーカー。クチナシ色素に着目した肌にやさしいタイプ。現在は最新処方でプロユースの美容室専売品として発売中。
ナチュラルリリーブ カラートリートメント(旧名:ガーデニアカラー) 全11色 180g ¥2,640(編集部調べ)

キューティクルを開かない“ゆる染め”

カラートリートメントは、普通のヘアカラーとは仕組みが違います。ざっくりいえば、髪のキューティクルを開くアルカリ性の薬剤を使って髪に染料を入れこむ(ヘアカラー)か、キューティクルをあまり開かずに染料を髪の外側に吸着させる(カラートリートメント)かの違い。キューティクルを開くヘアカラーがしっかり染まるのは想像がつきますよね。

カラトリは外側に吸着させるから、どうしても色落ちがしやすい、ゆる〜い染め方。でもそれは、普段サロンやホームカラーで染めている人にとっては逆にメリット。カラートリートメントは次にサロンに行くまでに根元の白髪が気になったときの「つなぎ」として使えるからです。

どんな染め方でも万能に使える、スーパーサブ

サロンで染めている人以外にも、ホームカラー、ヘナ、ヘアマニキュアなどどんな染め方の人でもつなぎに使えます。3〜10日程度定着するファンデーションのようなものだと思ってください。白髪を「染める」というより「ぼかす」ものなのですが、満足のいくぼかし方ができていれば、それだけで十分白髪悩みの呪縛から解放されるはずです。

白髪の量にもよりますが、定期的にカラートリートメントだけを使い、アルカリ性のカラー剤で染めずに黒髪を維持することもできます。

注意したいのは、サロンで染める3日くらい前になったら使うのをやめること。白髪の状態がわからなかったら、美容師さんも染めようがなくなってしまいます。また、ブリーチを使ったハイライト部分やダメージ部分には色が残りやすいのでご注意ください

使い方次第でカラトリはもっと効かせられる

「使ったけれど染まらなかった」「何日も使い続けるのが面倒」という声もよく聞かれます。実はしっかり色づけるにはコツがあります。製品の特徴や髪質、季節や温度など環境や条件によってもその具合は違いますが、いつものトリートメントと同じように使うより、少なからず色づきはよくなりますので、ぜひ試してみてくださいね。染まりに満足がいかなかったら、やはり数日繰り返してみて。

1回でも深く染める使い方をマスターする

用意するものは、ラップ、保温性のあるアルミのシャワーキャップ(なければ使い切りのビニールのシャワーキャップでも可)、肩にかける汚れてもいいタオル、カラー用のハケ、使い切り手袋と手首にとめる輪ゴム。手につくのが気になる人用。なくても可
使うタイミングはお風呂に入る直前。
使うタイミングはお風呂に入る直前。すぐにお風呂に入れる準備をしてから、洗面台で乾いた髪につけましょう。ショートヘアなら手袋をして直接根元にもみこむようになじませて。ボブ以上の長さなら、あらかじめラップか、汚れてもいいボウルにカラトリを多めに出しておき、カラー用のハケに取って使います。根元だけに塗るときでも大さじ6〜7杯くらいは使ってください。髪が乾いていると量をたくさん使いますが、ここはケチらずに使うこと。
ロングヘアの根元にゆったり使う量。塗る際にストレスなく、かつ1度でしっかり発色させたいので、多めに出します
ロングヘアの根元にゆったり使う量。塗る際にストレスなく、かつ1度でしっかり発色させたいので、多めに出します。ざっくりと縦に筋を入れて3つに分けました。右サイド、左サイド、フロントから後頭部にかけて使う用としての目安です。

まずはいつもの分け目に「盛る」というくらいのせましょう。盛ったらその分け目をハケのコームでコーミング。さらにまたその1〜2センチ脇に新しい分け目を作り、さらに盛り、を繰り返します。生え際は最後にもう一度たっぷり塗ってから、最後に、頭全体にラップをかけて密着させます。残ったカラートリートメントは毛先の方までざっくりつけて、最後に汗をかいても垂れてこないように、シャワーキャップをかぶせましょう(あたためる効果のあるアルミ製のトリートメントキャップならなお◎)。
ロングヘアなら後ろの髪はおだんごにしてまとめ、ヘアキャップの中へ
ロングヘアなら後ろの髪はおだんごにしてまとめ、ヘアキャップの中へ。この状態でバスルームにGO!

一度の使用で根元白髪を色づける3原則

【1】乾いた髪に使う

ビショビショに濡れた髪は水分で膨潤していてカラートリートメントが薄まってしまうので、髪を洗う前に使いましょう。注意したいのは、スタイリング剤をしっかりつけているとき。染料が定着しづらくなるので、素髪に近い日に試しましょう。

 

【2】温める

どんなカラー剤でもいえることですが、温めることによって色が定着します。湯船につかって体が温まると、染まりもよくなります。

 

【3】20〜30分置く

できれば、塗り終わりから20分は放置したいところ。アルカリカラー剤と違って、長めにおいても問題ありません。むしろ頭皮と髪のトリートメント効果が高いものも多いので、湯船に使って温まりながらのんびりすごしましょう。とはいえ長くおけばより染まる、というものではないので、長くても30〜40分程度できりあげて。

 

放置後はカラートリートメントをざっと流し、シャンプーをして終了です。これまでの行程で手に色がついてしまってもシャンプーである程度落とせます。あとはいつも通り乾かすだけです。

 

乾いた髪に使うこの方法は、トリセツに書かれていることも多い方法なんですよ。濡れた髪でも乾いた髪でもいいというのがカラートリートメントの懐の深いところ。ぜひ試してみてくださいね。

頭皮にやさしくしっかり染まる、50代向けカラートリートメント

頭皮にやさしくしっかり染まる、50代向けカラートリートメント
黒髪リバース成分配合で根本原因からの白髪ケアも。ポンプタイプなのも使いやすい。

(左から)クレイエンス クレイスパ カラートリートメント 235g(全3色)¥3,740/プレミアアンチエイジング

深みのある染まり具合で美髪印象が上がる。美容液成分93%で乾燥しやすい大人の頭皮をしっかり保湿。RJ ヘアカラートリートメント 210g(全3色)¥3,300/山田養蜂場

育毛効果の高いフコイダン成分で頭皮ケアしながら、濡れ髪でも短時間でしっかり染める。カラーバリエーションも豊富。LPLP essnce カラートリートメント 170g(全5色)¥3,630/スタージュ

放置時間、ダマスクばらと花精油の香りに包まれて幸せな気分に。頭皮の炎症を癒すツボクサやイタドリなどの植物成分も配合。HANA ORGANIC カラーコンディショナー 180g(全2色)¥3,300/えそらフォレスト
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    白髪や髪のボリューム不足、薄毛、パサつきなど50代の髪悩みを解消するヘアスタイルを提案。ショート、ボブ、ミディアム、ロング別ヘアスタイルから50代が知っておきたい最新ヘア事情まで、全体のおしゃれ感を底上げし、若々しく見えるヘアスタイルを参考に自分らしい理想のヘアを見つけて。

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